dogfight高松の長すぎるひとり言
2005年11月
エッセイ&コラム

初めての拒否何もあらヘン誰もおらへんこの1年一周忌去年の今日生きる喪が明けてKiitosさんの恋かい〜のさがしもの談山神社またバブルか?無頓着マンモグラフィー食材と書籍フライパン寒がり暑がり怒り無印ちょっと悔しくてどんな人?ニート考優しさ弁護士過剰時代大きなお世話モラル崩壊音の風景アケビ


初めての拒否
051101(火) dogfight
Aさんから突然、マイミクの申込みを頂きました。あリがたいことですが「拒否」しました。
 ・一度も、日記への書き込みもなく突然の申込みでした
 ・足あとはチェックしていますが記憶にありません
 ・明らかに営業目的と思われること
mixiは本来「業務用ブログ」ですから、営業用であることに不思議はありません。Aさんは、既に400人近いマイミクを持ち、私のように「個人的なお付き合い」を目的としていないことは明らかです。

申しわけありませんが、私は「心の広がり」をmixiの目的としており、Aさんのように「ビジネス」にしておりません。悪しからずご了解下さりますように…


何もあらヘン
051102(水) dogfight
先日より「ネタ切れ」に苦しんででおりますが、いよいよ「ホンマ!何もあらヘン」状態です。
テーマとしては、週末の「青山リゾートと伊賀上野のオフ会」があるのですが、結構盛りだくさんで、編集時間が取れていません。

そんなわけで今週の「身近な自然」をご紹介します。あまの街道の紅葉が美しくなってきました!
http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/
 ・あまの街道・・・紅葉が美しくなってきました(実のなる木)
  http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/amano2005/amano2005.htm
 ・新池の自然
  http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/sinike2005/sinike2005.htm
 ・狭山池周遊・・・水鳥が増えてきました
  http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/sayama2005/sayama2005.htm
こんなんで「お茶を濁し」ます


誰もおらヘン
051103(木) dogfight
酒・風呂・飯・・・と言えば、何時でも用意してくれました
後片付けは「誰かがしてくれる」と思っていました
でも、それをしてくれていたのは…全部お母さんでしたね

僕は、暴君ネロもビックリの我儘亭主だったね〜
そんな僕を、包み込むように愛してくれたお母さん。ありがとう

酔って帰ろうと、疲れて帰ろうと、今は誰も布団を敷いてはくれません
散々食い散らかして後始末。「後でいいや」といってもそのマンマです
誰もしてくれません

今はもういないお母さん
でも、僕はお母さんを愛しています。今もこれからも…
会いたいね
会いたいよ


この1年
051104(金) dogfight
年が改まれば、私は59歳になります。まあ、普通の人より波乱の多い人生だったと思いますが、それにしてもこの1年は激動でした。

「子孫に美田を残す」気などハナから無かったけれど、これほどあっさりと全て失くすとも思はなんだ!女房を失くし、まもなく家と現預金を失くし、借金も消えるだろう。更には、何時も女房のところへ逝きたいという気持ちがあり「生」に対する執着も消えつつある。

生きていることが「詰まらん」分けではない。---守るべきものが無い---ことが気力を奪っている。
 ♪探しものは何ですか・・・
こんな唄がありましたね。まさに今の私がそうだと頷いてしまう。次の1年は「何が探し物なのか?」を、是非見つけたいものだ…


一周忌
051105(土) dogfight
多くの人を送ってきました。
30代の始めに父を送り、それからは、友を送り、母や義母を送り、兄を送りました。絶体絶命のピンチを支えて下さった諸先輩(鈴木様・須川様・宮口先生…)も、多く送りました。今日私があるのはこの方達のお陰です。

昨年は妻を送り、今日は1周忌の法要です。
あまりの突然死で、精神的に打ちのめされました。きっと立直りに「1年かかるだろうナ〜」と思ったのですが、とてもそんなヤワなものではありませんでした。妻への思いは募るばかりで、益々私は、女房に惚れています。いつも心の中に家内は住んでおり、同行二人で生きていけるなら、「それでいいや」と思っています。
こんな私を「いつまでも女々しい」と言った人もいました。しかし人は人、俺は俺です。

夫婦のあるべき姿として
 ・互いに愛し合い
 ・互いに信じあう
 ・互いに敬いあう
 ・互いにいつくしみあう
いい言葉です。今の私なら、全力で守るだろう
家内はどうであっただろうか?私が、散々余所見をしていたにもかかわらず、突然旅立つその日まで、あらん限りの真心で接してくれました。
私の「余所見」に気付いていたのか?今となっては分かりませんが、何があろうとも「信じていてくれた」ことに間違いありません。
神様は、私から家内を奪う前に、1年余の時間と様々のものをくださいました
 ・上記の「4つの心」で2度目の新婚生活がおくれました
 ・金の掛からぬ趣味を覚えた
 ・健康の回復
きっと「天罰」で長生きを私に与えたかもしれません。私は、何時も「家内の傍へ逝きたい」と思っているのに…


去年の今日
051106(日) dogfight
去年の今日、何時ものように家内と朝食をとり、何時ものように「お母さん行ってきます」と…
思えばあれが最後でした。

近鉄奈良駅から「柳生の里」へ向けて歩き出しました。
歩きながら考えたことは、この「滝坂の道」の情景をどのように、家内に伝えようかということでした。急な上り坂、滑る玉石…そんな道を「俺れは歩けるようになった」とお母さんに自慢するつもりでした。

途中、円成寺で、野菜と草餅を買いました。
野菜は「かぶらと里芋」です。味噌田楽にして「お母さんと一緒に飲もう」と、重さも忘れ、提げて歩いたのに…僅か数時間後に命の火が消えるなんて!
奈良から14km地点で悲報が入りました。続報は「心停止に呼吸停止」哀しいものばかりです
・・・・・・・・なんでやネン
俺は、お母さんのもとに帰ったヤン
これからは「目一杯大切にしよう」としてたヤン
神さんは殺生ヤ
俺を帰しておいて、思い切り「女房に惚れた」時に、突然奪うなんて、酷いやないか!
あれから1年経ったのですね…
悲しさは、まるで癒えていません。私は益々女房に惚れている。
来年はどうか?「もっと惚れている」だろう


生きる
051107(月) dogfight
家内の祥月命日

この世に生を受ければ、何れ死ぬのだから、それまでは生きるしかない。
しかし、どうせ「生きる」なら必死になるべきだ。まして、20歳過ぎれば「生きることに責任持つ」しかあるまい。もし、生きたくないのなら「死」を選べばよい。
この歳(58歳)になり、それなりに「やりたいことはやって来た」という自負があり「自殺も悪くない」と思う自分がいる。「死」とは選択肢の一つに過ぎない。

長男と三男は、自分で高校と大学を選び、就職も自分の意志で決めた。ついぞ相談など受けたことがない。この時、ちょうど我が家の経済的絶頂期に当り、膨大な「教育費」に耐えられた。だから私は、子供への「遺産分け」は済んでいると思っている。ただ、次男はその権利を放棄をした。

死にたくないくせに「生きようとしない」それがニート・・・だろう
親の恩恵を拒否することも立派な生き方に違いない。だが、次男を見ていると、それとも違う。何もかも否定しながら、生活はどっぷりと寄生してきた。まさに、死にたくないくせに「生きようとしない」のだ。

家内が亡くなり、生活の基盤が崩れたとき、今日の危機が見えた。
回避する手段は難しくはない。ニートをやめればよい・・・それだけのことだ。しかし、彼は寄生する「親木」を二本とも枯らすことを選んだ。「いきたくても生きられない」環境に自ら追いやったことに気付いているのだろうか?それとも彼は「家族全員を道連れにして」死にたいのであろうか?
私には、どうしても理解できない息子がいる・・・
041106PM3:40職場で倒れる
 ・救急車到着も「心停止」状態
 ・蘇生手術で、一旦自発呼吸及び心臓が動き出す
041106PM10:00生命維持装置だけで生きる
 ・その後、壊疽が進む
041107AM2:25生命維持装置をはずす
 「さよなら」の一言も告げることなく逝く…高松佳子 享年62歳


喪が明けて
051108(火) dogfight
決まりがあるわけではありませんが、家内の死後、1年間「神社参り」を遠慮してきました。といっても厳密なものではなく、近畿探訪では「観光」と言い聞かせては、度々神域へ入っています。それでも、おおっぴらなお参りを遠慮してきたことに違いありません。自分なりに決めていた「喪があけた」ので、事務所の近くの神社へ「残った家族の無事息災」を願ってきました。

小さなことですが、こうして一つずつ規制を外していこうと思います。
家内の思い出を大切にすることは勿論ですが、決別すべきことが多いことも知っています。おもしろいものですね、お参りを済ませて「一歩違う世界に入った」心地がしました。
そうだよね…喪が明けたのだから


Kiitosさんの恋
051109(水) dogfight
ホームページで永らくお付き合いを頂いているKiitosさんが「恋に落ちた」そうです。日記を拝見していてもその楽しそうなこと!もう「手放し」ですhttp://blog.livedoor.jp/buenasuerte_69130/

Kiitosさんとは「オンライン」だけで、プライベートなことまるで存じ上げません。想像するに「私と年代が近く。おそらくずっと独身だった」と感じています。

私はどうやら「当分恋には巡り会えそうもない」のですが、同年代の「恋のときめき」がとても嬉しく思います。そうですね〜私にも---可能性がないわけじゃない---と思わせてくれるだけで楽しいではありませんか。
Kiitosさんは「結婚を前提」だろうか?
この歳になれば結婚に拘ることもないのやヤろか…

Kiitosさん。恋を大切に育んでくださいね!
そして、私にもおすそ分けがありますように・・・


かい〜の
051110(木) dogfight
50代になって「乾燥肌」に悩まされるようになりました。ただ、年によって症状にバラツキがあります。幸い、昨年は軽症でしたが今年はもう既に「傷だらけの男」となっています。なにせ、かい〜の

皮膚科で塗り薬を処方していただきました。
問題はこれからです。一番「かい〜の」の背中へ薬を塗るのはどうする?
女房がいた頃は何でもなかったのですが、一人もんになると「笑えない問題」です。で、ドクターにお尋ねしたら「涙ぐましい努力」があるそうです。
 ・孫手に包帯を巻き(クッションにする)、その上にラップを巻いて薬を塗る
  (ラップは使い捨て)
 ・衣類ブラシを棒で繋ぎ、以下、包帯とラップを併用
うむ〜「生活の知恵」とは恐ろしい!
「背中用のローラーはないのか」とお尋ねしたら「開発されたことがある」そうです。ただ、ローラーの使い捨てがどうやら高くつき「不人気で生産中止」になったそうです。

私の場合、手の届く範囲は自分で塗りますが、背中は「かおり」ににお願いすることになりそうです(セクハラではありません)。でも、ドクターによれば「背中の中心まで爪の跡」があるそうで、夢中で引っかいているようです!(必至だと手が届くみたい)
追記
まっすぐ歩けない…と感じるようになって数ヶ月。これは主治医の先生に相談しました。
ラインの上を歩いてみると「揺れ」が分ります。これも老化現象の一種だそうで、症状改善の薬があるそうです。「歳を取れば何でもあり」と、分っているのですが「服用する薬が増える一方」です。こうして「病と仲良く」生きていくのですね…
追記2
生きていれば、今日は家内の誕生日。でもやっぱり「お母さん、誕生日おめでとう」
私とは年齢差が縮まるばかりです(家内のほうが年上だったので)。


さがしもの
051111(金) dogfight
---蒼龍---山本一力/文春文庫
を、読みました。「大川わたり」に続いて2作目です。今回は短編集でしたが、丁寧で美しい文章がとっても素敵です。
 ・のぼりうなぎ
 ・節別れ(ふしわかれ)
 ・菜の花かんざし
 ・長い串
 ・蒼龍
どれも「江戸時代」に背景を借りたものです。「菜の花かんざし」以外は、心温まる市井の生活が描かれています。何時ものように「通勤の電車」で読むのですが、熱いものが込上げてきて、堪えるのが大変でした。それでも、磨かれたような言葉の中で「作者の主張」が胸に刺さります。私は、いま「見失っている一番大切なもの」を教えてもらったように感じました。

また、嬉しい作家と出会った心地です!
追記
いま私にとって、3作目に当る「いっぽん桜」を読んでいます。


談山神社
051112(土) dogfight
天気予報は「曇りのち晴れ」です。これから、談山神社(http://www.tanzan.or.jp/)へ行ってきます。
そうですね、40年ぶりになりますか…まだ結婚前に家内と行ったところです。燃えるようなモミジと「眠かったこと」を覚えています。

コースは複数あるのですが「川沿いの道」が記憶にあるので、多武峰⇒談山神社⇒冬野川⇒石舞台を選びます。間違いなく「思い出のコース」です。喪も明けたので、遠慮なく談山神社へお参りすることが出来ます。ホームページでは「本年は紅葉が遅れています」そうですが、女房と同行二人で行ってきます。全長5kmと少し物足りないのですが、今度は1カップを持っていき、モミジを見ながら女房といっぱいやろうと思います。
夕方から、以前やった仕事のアフターサービスで、某マンションの管理組合理事さんたちにレクチャーに行きます。だから「1日のんびり」とも行きません。ちょうど良いコースかな…

若い頃は「徹夜残業は当たり前」で、一睡もせずに仕事をして、欠伸をかみ殺しながら行ったことを覚えています。明日香の石舞台まで歩いたのですが、日頃の運動不足で、ゼーゼーハーハーいっていたような…でも今は大丈夫です。何せこの数年は鍛えていますから!感想は「近畿探訪」で報告します。
追記
お母さんは可愛かったですね…
あの頃の、NHKの朝ドラは「おはなはん」でした。お母さんは主役の樫山文枝にそっくりでしたね!


またバブルか?
051113(日) dogfight
マイミクをお願いしている方に「論客」が多いのですが、特に経済関係に強いのはエルトリュームさんhttp://mixi.jp/show_friend.pl?id=1065391と、思っています。その豊富なデータで繰り出す推論の強烈なこと!感心仕切りです。

とてもバックデータで裏付を持ちながらお話しは出来ませんが、建築などという「ヤボな職業」をやっていますと、案外経済の先行きを「肌で感じ」ます。
私のような小さな事務所にも「土地がないか!」と言う引き合いが急増しており、投資意欲の回復が分ります。それにつれて、大阪都心部の地価は「うなぎのぼり」です。余りマスコミは報じませんが、また、土地の「悪い癖」が出てきたようです。土地には
 ・資産として価値
 ・経済原価としての価値
この両面があります。私が生活基盤とする大阪では、この数ヶ月で一気に地価が上がり「経済原価としての価値」を越える場所が増えてきました。上手く説明できる自信がないのですが…
例えば、賃貸マンションや貸しビル経営をする場合、投資原価は「土地購入+建設費+資金調達金利や元本返済+公租公課+運営経費」になります。これと「賃料収入」との兼合いで事業が成り立ちます。

土地購入費が高騰すると、採算があわなくなります。つまり「経済原価」でなくなってしまいます。
そこで違う価値観が登場します。それが「資産価値」です。子孫に受継ぐ価値というわけです。バブル崩壊は、この資産価値の崩壊だったわけです。

でも経済基調の回復で、また「資産価値」が復活するのか?私は非常に懐疑的です。
日本の人口1億2千万人に対し、住宅数は6千万戸といわれます。実需は4千500万戸で、既に1000万戸以上が「空家」になっています。それでも新築マンションが供給され続けるのは
 ・マンションデベロッパーの自転車操業
 ・より便利なマンション供給で新規需要の喚起
 ・国民経済が「空き家の負担」を吸収していて社会問題になっていない
しかし、永遠にこんな状態が維持できるとは思えません。このことを考えると、経済原価を無視した「地価の一人歩き」は、無理があります。だからこそ「またバブルか?」と危機感を持っています。
もう懲りたはずなのに、それでもまた「踊る人」はいるのだろうな…うむ〜
追記
昨夜は、某マンション管理組合の理事会に出席してきました。南隣にマンションが建設されるそうで、その影響評価と対策に関する相談でした。ささやかですが、「有料のコンサル業務」です。
来週日曜日は別のマンションの理事会に出席します。こちらもコンサル業務です。
「自分の権利を護るため費用を出す」のは、当たり前なのですが、ようやくそんな時代が来たように思います。


無頓着
051114(月) dogfight
遅ればせながら「夏物衣料」をなおしました。
ところが、実に冬物がない!まあ、着の身着のままで家を出たので止むを得ないのですが…

私は衣類に関して、全く「無頓着」です。一応「デザインを売る」職業なんだから、もう少し気を使えよと言われます。それでも今までは、何とかなってきました。その訳は…

家内は私の服装に全く構いませんでした。だから、家内がいなくなっても余り不自由しない部分が衣類でした。私のカジュアルウェアを支えてくれたのは「娘達」で、自分で買ったこともありませんでした。今は、その娘たちもいなくなり「何を買ったら良いのやら」途方に暮れています。
 ・清潔で暖かい
 ・安くて丈夫
 ・洗濯や収納がしやすい
私は、これだけで買いそうです。どうも、ファッション性は二の次になりそう…
関係のない追記
家内との思い出の地「談山神社」へ行ってきました。近畿探訪「奈良」に掲載しました。是非ご覧ください!
談山神社と冬野川
http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/kinki-tanbo/nara/tanbo-nara.htm


マンモグラフィー
051115(火) dogfight
事務所では何時もラジオが流れています。聞くともなしに聞いています。
先日のこと、ラジオから「マンモグラフィー」という言葉が耳に入りました。ふと、以前に主治医の先生と癌検診について雑談した祭、乳癌検診の切り札として伺った記憶が蘇りました。

昔は、乳がんを見つけるの「旦那の仕事」と言われました。
そういえば、女房が生きている頃は「お母さんのオッパイ」を触りながら眠りました。家内が突然死した後、夜中に無意識に「お母さんのおっぱいを探して」目が覚めたものです。もし、女房が乳がんに掛かったら、発見者は私だったでしょうね。

マンモグラフィーは乳癌検診の切り札であることは知っていたのですが、どんな方法でするのか?サッパリ分りません。そこで、かおりに聞いてみました。かおりは、この検査を受けたことがあるそうです。それによると…
「ガラスのような板」でオッパイの上下を強く押し付けて「オッパイを扁平」にして撮影するそうです。ちなみに「かなり痛い!」と言うことでした。
その状況を想像しようとしたら「クレラさんのお好きなSMの世界」に入りそうで、卑猥な妄想を打ち消しました。
そこで疑問がわきました!
オッパイのある人はいいのですが「ナインはどないするのヤろ?」
家に帰って、サイトで調べてみました。
http://allabout.co.jp/family/seniorlife/closeup/CU20040629A/から
マンモグラフィー
X線写真は、こんなふうに写ります。(GE横川メディカルの機器の例)

・マンモとは乳腺という意味だそうです。乳房を上下、左右に2枚の板ではさみ、平らにして撮影
・平らにするのはX線が通りやすくなり、がん細胞を写しやすくするためと、放射線を受ける量が少なくてすむから
・検査時に痛いと感じるのは、乳房をできるだけ平にするため・押しつぶす時の痛みは個人差がある
・受診する側からすると、検査方法がなんとなく不自然な感じがして、いやがる人もいるようです
追記
男にも「乳癌」はあるのヤろか?


食材と書籍
051116(水) dogfight
ガリバー君生活も慣れてくるとそれなりに楽しいものです。何時の間にか「贅沢」な習慣が抜け、意識せずとも質素な生活になる。

「やもめ暮らし」も1年を過ぎれば、嫌でも「やり繰り上手」になります。事実上の一人暮らしで、一度食材を買い求めれば、どうしても3日分はある。調理法を工夫したところで「マンネリ化」は避けられないが、おかしなもので「女房の味」を会得してきた。たまに、私の料理を食べる末っ子も、案外「美味い」と思っているかもしれない。
質素な割りに内容は豊かである。女房が何時も3品以上造ってくれていたので、いまもその習慣が続いている。たまに写真を公開するが、肉・魚・野菜(生ではないが)をバランスよく食べている。

昼休み、食事がてら「ジュンク堂巡り」が日課となっている。
今年も「普段通り」読書が進んでおり、年間160冊ペースとなっている。ある日、ジュンク堂をめぐりながら「晩飯の食材より書籍費の方が高い」のではないかと思った。
人の暮らしとはおもしろいものだ!それぞれの価値観で生きている。何時か、ブルーシート生活に落ちる時があっても、私は「本と安酒」を手離さないのではなかろうか…


フライパン
051117(木) dogfight
自炊を始めて1年。
随分、達者にはなりましたが「男の手料理」などたかが知れています。道具も増えましたが、何と言っても主役はフライパンです。テフロン加工した厚手でちょっと大き目のフライパンです。野菜中心のメニューですが、生野菜が苦手なので「炒め物」あるいは「煮びたし」です。
食材にする野菜は、ジャガイモ・タマネギ・ナス・大根・人参・ピーマン・長芋・白菜・キャベツです。これを炒めるときは勿論、煮る場合でもまず炒めてからです。私の場合、フライパンで炒めて、そのまま「煮物」します。つまり、フライパンが鍋に早代わりします。
勿論、本来の用途にも利用しています。
 ・朝の目玉焼き
 ・フライやてんぷら
まあ〜料理の7割くらいでお世話になっています。

それにしても「味付けのレパートリー」が少ない
 ・塩コショウ味
 ・醤油味
 ・カレー風味
 ・コンソメ味
まだとても、酢の物にデミグラソースや中華風甘酢あんかけまでいけません。
まあ〜このへんで限界かな…と思いますが、それほど不自由でもありません。酒が飲めればそれで良い!これが本音かな


寒がり暑がり
051118(金) dogfight
寒くなりましたね…
朝起きて窓を開け、布団の片付け、仏壇のお世話をしてから、物干しですが、もう体が冷えるようになりました。ついでで書けば、この後シャワー・日記の更新・朝食…と続きます。

夏の間、私は「暑さ」を随分我慢しました。何せ、自己破産も終わり、天下はれての素寒貧です。そんな身分で、息子の住まいに「居候」をしていると、何かと遠慮があるのです。それでも余りの暑さにクーラーを付けると「こんなに涼しいのに…」と、呆れられました。私は暑がりなのです!
ところが、最近も私は「暑さ」を我慢しています。
何で…「?」
末っ子は途轍もなく『寒がり』だったのです!だからファンヒーターをつけます。
でも私は「寒くないのに…」
追記
今日は、インテック大阪で行われている「フードテック2005」に、かおりと行きます。
食品からお酒まで、試食試飲は思いのままです!
昨年は、家内とかおりを連れて3人で行ったのですが、その直後の「死」でした。家内の死を知らせる電話をしたとき、かおりが電話の向こうで「呆然」とする様子がありありと分りました。あれから1年ですね…


怒り
051119(土) dogfight
私の自己破産手続きをお願いしたN先生、実は私の親友です。
前代未聞の「自己破産申請」で、先生だけではなく、裁判所も金融機関もビックリだったようです。お陰で、通常の手続きの倍ほど手間隙をかけてしまいました。まだ、自己破産手続きが決定された(自己破産開始と終了が同時に行われた)だけで、債務免責の決定は来年1月まで掛かります。
経過について書きたいことは「山ほどある」のですが、免責決定が出るまでは我慢します。

それはさておき、裁判所の通知を受取りにN先生の事務所をお訪ねした祭、先生が受け持っている係争中の物件について「意見書」を依頼されました。まあ〜お礼がてらの気持ちで引き受けたのですが、内容を調査するに従い「怒り」がこみ上げてきました。

私は1級建築士の資格を有しています。おそらく、数ある国家資格でも「難関」に入ると思いますが、世間からの評価は低いものです。自らを「建築屋」と称していますが、かといって自分の職業を卑下しているわけではない。私は職業に対して誇りを持っている!

係争内容は、ある人が注文建築をしたところ、出来上がった建物が「設計とは似ても似つかぬものだった」ことによります。資料を精査して浮かび上がってきたものは、1級建築士の資格を有する設計者や施工者が「寄ってたかってクライアントを食い物にした」姿です。
沸々と怒りが込みあがってきました。こんな輩がいるから建築士の評価が下がるのだ!

私は、過去3人の弁護士から、4度の意見書や鑑定(裁判資料)を依頼され全勝している。
俺は「許さん!」
追記
こんな日記を書いた途端に、東京で「構造強度不足の設計」が話題になっている。残念な限りです!
構造設計で不正を働いた本人が「コスト圧力に負けて」と理由を説明しているが、これは本当であろう。だからと言って不正が容認されるわけではない。
同じ生業のものとして、いくつかこの事件の背景にあるものを述べておきたい。
 □1級建築士はオールマイティー
我国の建築士法では、1級建築士の資格があれば「何でもできる」ことになっています。でも、こんなことはナンセンスです。これだけ技術が高度化してくれば「建築」と言えども、専門分野は細分化されます。こんなアホな制度を持つのは、先進国では日本だけであろう
 □機能しない審査制度
問題になった建物群は、審査機関のチェックを通過しています。
今回のような事件は「いつか起きるだろう」と思っていました。何故なら、コンピュータで処理される「強度計算部分」がブラックボックス化しており、誰も検証できないからです。審査機関がチェックするのは、入力条件と結果(図面)だけです。こんなもの、2種類の入力を行い、プリントアウトで合成すればなんとでもなります。残念ながら「当事者の良心」に委ねられている現実があります。
 □アウトソーシングの弊害
これだけ構造不況(産業人口が多すぎる)が続くと、細分化された専門分野の「全ての技術者」を抱えることが困難になりました。そこで、アウトソーシング化したのですが、その弊害として「平行する分野のチェック」を行わなくなりました。つまり「あれは、俺には関係」と言う態度です。

では?あなたはどうする・・・
自己責任で守って下さい!悲しいですがそれしかありません。私のところに持ち込まれる事案は「散々騙された後」です。信頼できる設計士を選ぶのは「あなた」です。残念ながらそれが現実です、安全にはコストが掛かります!


無印
051120(日) dogfight
寒さに勝てず、安いキルティングの防寒具を購入しました。おそらく、4桁で買えるコートは初めてで、今まで着用していたものと一桁違う。当然、ブランド物ではない!

長男は、私以上に「服装に無頓着」です。私の衣類を流用しては着ていたのですが…
長男の嫁が婚約時代に、息子の衣類を見て驚いたそうです。どれもこれも有名ブランド品ばかりだったからです!もっとも、本人はまるで気付いていなかったそうですが…

寒さは凌げるのだから問題はないのですが、なんとも「安っぽい」ですね。これからそう言う生活になるんだなあ〜
追記
ホンマ!安酒ってあるモンや
1.8リットルパック609円、日本酒と言うより「合成酒」だろうな。今まで飲んでた安酒が高級品に見える。ウイスキーなら2.7リットル1980円のものを飲んでいるが、これより安いゾ!
基準が「酔えればいい」なると、これでも充分。自分で笑ってしまった…
それにして、談山神社で買った新酒(4合1600円)は美味かった!せめて、よいものの「良さ」だけは忘れないでおこう。


ちょっと悔しくて
051121(月) dogfight
---偽造された構造計算書に基づいて耐震性能不足のマンション建設---が問題になっています。某氏の日記を読んで、建設業界に身を置くものとして、酷く誤解されているのが悔しくなった。
某氏は、友人が欠陥住宅と戦った事例を紹介し、今回も「欠陥」とお考えのようであった。結果的にそうなるのですが、欠陥の定義に拘るならば「仕様を守らず」に起きた事態を指すとおもう。
今回のことは、仕様書(設計図書)そのものの改竄が原因です。事件の全容が解明されているわけではありませんが、以下に述べる「事件の推論」は、まず間違っていないと思います。
 ・激化するマンション販売競争に勝ち抜くために「安価なマンション提供」が必要だった
 ・そのためにローコストでマンション建設をする必要があった
 ・その手段として、耐震強度を故意に落とした
何れ明快になるであろうが、マンションデべ・ゼネコン・構造設計者の全てがグルであったと思います。
私自身が設計を生業とするもので、その経験から言えば…
『耐震強度を落とすことによって、設計業務が簡易になることはない』つまり、構造設計者には何のメリットもありません。強いて言えば、構造設計の受注にも競争があり---ローコストな構造設計をする---と言うのは競争力の強化になったであろう。ただ、この『競争力の強化』は、マンションデべやゼネコンにも共通したメリットであり、私が共同謀議であったと推論する根拠はこれである。
某氏は、民間検査機関も非難している。気持ちは分るのですが、現実は無理であろうと思います。
今時、構造計算はコンピュータソフトで処理されます。ソフト会社は所轄官庁の認定を受け、設計事務所等に販売します。申請を出す場合、計算書に「認定書」を添付して提出するのですが、検査機関には「ソフトの中身を見る術がない=ブラックボックス」のです。
今回使用されたソフトは、耐震強度を「法律で定められた数値以外に設定してもエラー表示がない」ため、チェック漏れとなったようです。
では、エラー表示がないのは「ケシカラン」のか?必ずしも、そうとはいえないのです。
我国では、耐震強度を法律で一律に定めています。あなたの家も、災害時に非難する避難場所も「同じ強度」であるほうがおかしいのです。最近は、このような場所の耐震強度を上げて設計することが多くなり、ソフト側でも「強度の変更」を可能にしているからです。

某氏は、「中間検査」にも触れ、現場での検査でも見抜けなかったと非難しています。
これも気の毒な話です!中間検査とは「設計図書と現場の照合」が目的で、設計図書が改竄されていれば、摘発不能です。

では、検証不能かと言えばそうでもない。
 ・ソフトメーカーは全ての検査機関に「ソフトを提供」しする
 ・設計者はデーター提出し、検査機関は同一ソフトで検証する(ブラックボックスの排除)
 ・費用負担増は申請者(あなた)が負担する

民間検査機関は「工事が設計図通りに進んでいれば、着工後の検査で欠陥を見抜くのは困難」と答えたそうだが、それ以外に答えようが無かろう…
ケシカラン建設関係者がいた!
この報道に間違いはないが、あなたの安全にもう少し「コストをかける」必要を感じて欲しいものです。

追記
構造関係はを民間検査機関が「チェック」出来ないなら、対象にすることがおかしいと言う声があります。まあ、現実に「自己責任・自主管理」なわけで、法律を改正してこのことを明記してもよいとは思います。でも、きっと「もっと乱れる」ように思いますが…


どんな人?
051123(水) dogfight
マイミクさんはどんな人?ただ、知っているのは日記」を通してでしかない。

「自然」に強い人。まるで図鑑のようで、つい頼りにしてしまいます。
「何時も笑わせてくれる人」何で吉本はこんな人をほっておくのだろう
「ニュース検証の達人」もいます。公開情報から秘密を探る諜報員みたいです。
「経済・国際政治・軍事のディテールに詳しい人」きっと職業もそうなんだろう
「歴史に詳しい人」もう学者もはだしで逃げるだろう

日記とはいい難く「論文」ともいえる力作揃いです。そこで、作者は如何なる人物か?と興味が湧きます。でも、きっと「お約束」でプライベートな詮索はタブーなのだろう…


ニート考
051124(木) dogfight
書店の店頭に「ニート」に関する本が並ぶようになった。手に取り、リードを読むがとても買う気になれない。また、NHKが特集で取上げるようにもなった。私は2度見たが、途中で「アホらしく」なってやめた。私には、ニートを「弱者として美化している」としか写らない。
一口にニートと言うが「区別」して考える必要がある
 ・心の病で社会に順応できない人
 ・ただの「ぐうたら」で社会へ出ようとしない人
この区別が無いままに、ニートを「弱者として美化」するのはやめて欲しいものです。

まず「心の病」の人は、制度として救済すべきです。
戦後も高度成長期までの日本は「大家族」で暮らしており、老人福祉は「家庭内の出来事」でした。アメリカナイズされた生活の変化とともに大家族制度が崩壊し、核家族化したことで、「福祉の制度化」が必要になりました。つまり「家庭の問題」にしておくのが無理になったのです。
「心の病」によるニートの問題も老人福祉同様、核家族の中に囲っておくには無理があります。しかるべき「認定制度と救済システム」が必要だと思います。

「ぐうたら」で社会へ出ようとしない人を「心の病の人」と同じ扱いをするはおかしい。
彼らは「自分自身に言い聞かせる理由」を考えて、ぐうたら型ニートを続けていきます。NHKが盛んに美化している「30を越えても自分探し」をして、親の脛をかじっている青年達。こんなの立派に「ぐうたら型ニート」です。最高学府を出て、まだ「自分が何をしたいのか分らない」なんて、北朝鮮や中国で通用すると思っているのであろうか?どうしても、そうしたいのなら「自活して」自分探しをしろよ!

ニート問題は「老人介護」より悲惨です。
我国の高齢化が進み、核家族化の中で介護を目指せば「老老介護」になります。それでも、老人介護には「終わりがある」のに対し、ニート問題には「終わりがない」のです。

子は、親の脛をかじって育ち、自立していきます。それが普通です。しかし、ニートは永遠にかじり続け、脛どころか「骨の髄」までしゃぶります。
「ぐうたら型ニート」は30代に入ってきました。ニートを支える親は「定年を迎える」ようになり、収入も激減していきます。それでも「ぐうたら型ニート」のパラサイトは変わりません。更に悲劇は、親が死んでも「変わらない」と思えることです。---若い者を年寄りが支える。それには終わりがない---これがニート問題の悲惨さです!
現在の法律では「親権」という名の扶養義務が、永遠に親に課せられます。親からは縁を切る術が無く、結果責任は全て負わされる。それが親権です。このことを彼らはよく知っています。まるで、少年法で保護されている「殺人事件」みたいなものです。こんな「ぐうたら型ニート」の解決策は
 ・戦前のように「勘当制度」を設けるべき
 ・強権発動で「ぐうたら型ニート」に強制労働を課す

今後は、高齢化と年金が下がることにより、ニートを支えきれない親が続出するだろう。その結果は悲劇しか招かない。それまで社会は放置するつもりであろうか?…


優しさ
051125(金) dogfight
14年ぶりにある女性と再会しました。
お互い「オジンとオバンになったな!」が再会の挨拶でした。まあ〜恨まれても仕方ない私でしたが、そんなものは微塵も無く、お悔やみと慰め(家内の死と自己破産した)の言葉を頂きました。美味しいお造りに酒もご馳走になりました。

「落ち目」になると、いろんなものが見えてくる。
口の悪い友がいる。理由をつけては一緒に飲むのですが、支払いになると「お前みたいな貧乏人に払わせられるか」と啖呵をきります。こうして場を設けて私を励ましてくれるのです。

3年前に、最後はトラぶって終わった仕事があります。女房が亡くなって半年ほどした頃、電話を頂きました。「仕事では喧嘩したけど、俺と友達と違うンか!」と、知らせが無かったに、電話の向こうで本気で怒っています(突然のことで、連絡漏れになったようです)。でも、こうして知ったからと、丁重なお悔やみを頂きました。

訃報からお付き合いが復活した方も多くいます。そうですね、女房の死の前後で、お付き合いさせていただいている方の半分くらいが変わりました。私が「負け組み」になってから、お付き合いが途絶えた方もいます。私は、ビジネスを越えた友達だと思っていたのですが、私の驕りであったようです。

かつての勢い良い頃と違い、今は「優しさ」に触れれば素直に感謝しています。遅ればせながら、少し「世の中」が見えてきたかな…


弁護士過剰時代
051126(土) dogfight
弁護士の供給量が「年間500人」時代は、新規参入とリタイアが相殺で「弁護士不足時代」だったそうです。それが「年間1500人体制」になって(もう10年くらいになるのかな?)、最近では余剰気味だそうです。ところが、数年前に制度が変り「ロースクール」が出来ました。卒業生が出るときから「年間3000人体制」に移るそうで、今でも質の低下が起きてるのに「どないなるのやろ」というのが友人の弁護士のつぶやきでした。報酬も下落の一方で「先生家業も楽じゃない」そうです。

弁護士の供給増が目前に来てみれば「需要を増やす」しかなかろう。
私は、現時点でも「需要はいっぱいある」と思っている。様々な分野で「規制緩和」が進み、生活を見渡せば「自己責任」で行うことが随分増えました。自己責任とは「我が身を守る」ということです。契約行為には「弁護士立会い」があっても良いのではないか!但し、今以上に「弁護士の責任」も重くなるだろう。つまり『ライアントの利益保護」という面が強くなるからです。

強度不足のマンションが世間を騒がせている。
これからの日本は「騙してでも儲ける」輩が続出する時代であろう。適正な買いものであることの検証に「弁護士を利用する」時代がきても良いのではなかろうか…
追記
建築士団体組織3社(建築士協会・建築事務所協会・建築家協会)が、建築士資格の「更新制度」を国交省に申し入れをしたそうな。「何を今更」の観がする!更新制度がないために、死亡者も現行制度では資格が生きている。つまり「実際に建築士が何人いるのか?」それすら把握できないのが現行制度です。
更には、建築士団体組織3社が「広報活動」を全くしないため、私のような小さな事務所に、HPを見た方から相談が来る。身内の「褒め殺し」をやめ、いい加減に「社会貢献」をするべきであろう…


大きなお世話
051127(日) dogfight
10月の始めに、ちょっとしたトラブルがありました。
私は当事者ではないのですが、たまたま両者を知っていることから、Aさんに「仲裁」を頼まれました。話を聞いてみると「両者が少しずつ気をつければ防げたのではないか」と思う内容でした。
ただ、どのような方法が良いのか?まあ〜「時間薬かな」と考え、最近まで待っていました。
もういいかなと思い、Bさんにメールを入れたのですが、このトラブルは酷く「Bさんを傷つけていた」ようです。私は全く浅はかでした。自分を基準にして、つい「軽く考えて」しまったのです。結果を言えば「大きなお世話」になってしまいました。

更には、いくつかの出来事で、私自身もBさんから不信を抱かれていたようです。
誤解を招いた根っこに「価値観の相違」があるように思いました。これを言い立てれば「私の価値観の押し付け」に繋がりかねません。それこそ、私の本意ではありません。どうしましょう〜

まだまだ修行が足りず「大きなお世話」で、Bさんの心の痛みを広げてしまいました。辛いな・・・
追記
私の身にも「大きなお世話」が起きている。数日前にmixi上で「ちょっとしたトラブル」が起きました。それ以後、知らない人からの接続が急増しています。どうやら「悪意の人」がいるようです…


モラル崩壊
051128(月) dogfight
建築基準法はよく「踏みにじられる」法律です。最近数は減ったのですが「悪質さ」は酷いものです。
先日「怒り」で書いたものは、設計事務所と施工会社がグルで「クライアントを食い物」にした事例です。

最近のトップ記事は「姉歯建築設計事務所による構造計算書偽造事件」です。
40年この世界で様々な違反を見てきましたが、ここまでの違反(殺人未遂といえる)は、流石に初めてです。下記に国土交通省で、検証された物件が公表されています。
   http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/07/071121/01.pdf
これを見ると、事業者・設計事務所・施工者・検査機関が完全にグループ化しています。まさか、検査機関までグルとは思いませんが、他は「共同正犯」だと思っています。
私もここへ来て「痛い目」に遭いそうです。
それは、あるマンションデベロッパーの所業です。まあ、マンションデベの「質の悪さ」を知って頂く事例としてご紹介します。

大阪府下の某市。アホな「開発規制」を掛けていることで有名な自治体です。
そこで、約2年かけて開発申請をした物件があります。下請け仕事でしたが、図書作成は事実上私のほうでやりました。この物件のデベは、2年間、鼻面に人参をぶら下げるだけで、なんやかんやと理由を構えて設計契約をしてくれません(当然支払いはなし)。
開発申請に目途が立ってくれば、工事に向けて「設計作業」が並行するものなのですが「勝手に判断してくれ」と言うばかりで、打合せすらしようとしません。ついに、開発申請が許可されたのですが、何と!「他のB設計事務所で設計図が完成していた」のです。つまり、ハナから「只働き」させるつもりで、騙していたのです。

2年間の費用発生は大変なものです。
元請のA設計事務所も「甘い」と思うのですが、測量から地質調査費まで立て替えさせて、データだけ吸取っておきながら「最後は知らんフリ」とは!呆れる所業です。
ところが、世の中そこまで「甘くない」
某市のアホな「開発規制」は複雑怪奇で、基本的に「新規建設を阻止」するのが目的です。何せ、某市で開発許可になるのは「数年に1度」という有様です。まあ、丁々発止でここまで漕ぎ付けたわけで、容易なものではない。
A設計事務所で開発許可が下りたら、B設計事務所に「開発許可の継承」をさせるつもりでしたが、B設計事務所が想定して書いた設計図では「継承が出来ない」とわかり、にわかに紛糾してきました。
更に呆れるのは、マンションデベは「B設計事務所に成功報酬=只働き」で設計をさせていたらしい。B設計事務所は、このままでは膨大な損失を蒙ります。そこで「自分が受注できないのなら」と、プロジェクト全体を潰しに来ました。

これがポシャレば、私には致命傷ですが、ここまで来れば笑うしかない。
自分は「1銭も出さずに複数の設計事務所を手玉に取ってきた」マンションデベ。小利口に振舞ったつもりであろうが、プロジェクトそのものがポシャレば「使えない土地」だけが残るのに…この程度の輩が「世間を騒がしている」
追記
姉歯建築設計事務所は、グループ外の仕事でも、設計強度を下げていたことが分ってきました。
依頼もしていないのに、強度を下げられた元請事務所の社長が自殺しています。
バカな議員がいたことも分ってきました。何処まで波紋が広がるのか…


音の風景
051129(火) dogfight
月1度のアプテック塾。
今年最後の講演会(11月)講師は、大阪芸大環境デザイン学科教授・福原先生でした。世界に「日本庭園」の心を伝えるため、国際的に活躍する先生のお話に、身を乗り出して聞き惚れました。
日本庭園の要素は「枯れ山水・池泉・露地」だそうで、これをどのように組合するかだそうです。
庭作りには「音が欠かせない」という話に、思わず膝を叩きました。「そうなんや!」庭の風景には音がある。

ソヨゴ

ヤマナラシ

 ・水琴窟
 ・獅子脅し
 ・せせらぎ
これらは、水を取り込んで表現できるものです。
更には「葉のそよぎ」も大きな要素ですね!

ソヨゴと言う樹の銘々は「葉の形」にあります。波打った葉の形が「風にそよぐようだ」と言うところから来ています。これは「見た目の風」を表現しています。
次に、ヤマナラシをご紹介しましょう。やなぎの仲間で、葉柄(ようへい:葉軸)が扁平に出来ており、僅かな風で「ザワザワ」と騒ぎます。ヤマナラシを漢字で書くと「山鳴らし」です。もう、風を演出する最高の樹です。(写真はあまの街道「実のなる木」から)
http://mizikanasizen.web.infoseek.co.jp/amano-minonaruki/mininaruki-map.htm
先人達の銘々のセンスは最高ですね!
関係のない追記
西村慎吾代議士が逮捕されました。期待していた議員なのですが…なんでやろ?せめて引き際だけは綺麗にして欲しいものです


アケビ
051130(水) dogfight
実りの秋。様々な実がなるが、我国の、野生の王者は『アケビ』であろう。
今年、あまの街道では、アケビが豊作でした。
アケビは、厚い皮の中に「白い果肉」が詰まっています。黒い種子が混じっていますが、果肉はチーズのようで、なんともいえぬ「まったりした味」です。そうですで、果実の王様「ドリアン」に似ていますね!
それだけにターゲットになりやすく、随分乱暴な採り方をする人が多かった。…少しは鳥さんに残してやればいいのに(野鳥の大好物です)。

アケビの仲間は
 ・アケビ
 ・ゴヨウアケビ
 ・ミツバアケビ
それに、熟しても写真のように裂果しない「ムベ(郁子)」があります。
アケビの語源は「女性器を開く」を言う説があるそうです。
奈良のある地方で、今も女性器を「ビ○」と呼ぶ地方があります。明けビ○⇒アケビ・・・まあ〜写真から何を想像なさるか?あなたの自由です。

ここから先は根拠のない想像ですが、裂果しないアケビを「ムベ(郁子)」と言うのは、郁子と言う女性は「機能」出来なかったからやろか?
まだ、駆け出しですが「植物の銘々」が案外リアルであること気付きます。




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