dogfight高松の長すぎるひとり言
2005年7月
エッセイ&コラム
必要だろうか?南海地震予測生きた証社会保険庁からの返事困った話カラッポ友遠方より来る複合思考殉国七士若き論客達性能評定Hメール語録男を取戻せ夏祭りテロと特攻死別と離別秘境「天川」へ友達まで公開ピアスが消えた若鳥トラブル回避家庭の在庫管理会話はご馳走人生のリセット洗いざらし歴史教育をアスベスト自己顕示欲不思議な耐震住宅忘却と天罰アウトドア派


必要だろうか?
050701(金) dogfight
歴代政府の悲願は『国連・常任理事国入り』だそうな!
小泉総理も必死の様子だが、今では中国・韓国だけではなく、アメリカにも政治的カードとして利用されている。敵国条項すら撤廃されていないのに、常任理事国になる必要は何であろうか?私には今イチ理解できないでいる。
国連・通常予算分担額(1999年上位10カ国)
 ・1位−アメリカ−30440万ドル(25.00%)
 ・2位−日本−20760万ドル(19.98%)
 ・3位−ドイツ−10190万ドル(9.08%)
 ・4位−フランス−6790万ドル(6.54%)
 ・5位−イタリア−5640万ドル(5.43%)
 ・7位−イギリス−5290万ドル(5.09%)
 ・8位−カナダ−2860万ドル(2.75%)
 ・9位−スペイン−2690万ドル(2.58%)
 ・10位−ロシア−1540万ドル(1.48%)

右表は少し古いが、国連・通常予算分担額(1999年上位10カ国)です。何と!上位10カ国で、80%近い負担をしている。
日本はアメリカに次いで、約20%を負担しているが、表に出て来ない中国の半分も発言権がない。

国連改革で、常任理事国追加の候補に挙がっているのは日本の他、ドイツ・インド・ブラジルなどだが、何れも近隣国から反対を受けている。ただ、反対する近隣国で拒否権を持っているのは中国だけです。もし、中国の拒否権で、日本だけ常任理事国入りが出来なかった時、我国はどれほど「恥をさらす」ことになるだろう?
むしろ、発言権に見合った「拠出金」で---小さな国---になった方が良いのではないかと思う。少なくとも「中国の半額以下」でないと辻褄が合わない。如何であろうか?


南海地震予測
050702(土) dogfight
6月のアプテック塾(050629)へ行ってきました。
今月の講師は京都大学防災研究所地震予知センター教授「橋本学先生」です。分かりやすい資料に先生の名調子と相まって、思わず「聞きほれる」講演でした。全てを私が理解できた分けではなく、勘違いの部分もあろうかと思いますが、ご紹介します。
 ■スマトラ沖地震は「史上3番目」
昨年12月26日に発生したスマトラ沖地震はMw9.2(最新データ)で史上3番目の規模。死者行方不明30万人以上と言う甚大な被害を出しました。これは「一つの地震」ではなく、九州〜仙台に相当する広大なエリアで、同時多発した「広大な震源域を持つ地震」でした。

我国で注意を喚起されている「南海地震」は、紀伊半島先端(串本付近)から西をさし、東側は「東海地震」と分類されています。現実には「四国西端〜静岡」までの広範囲な震源域をさす(東南海地震)もので、巨大地震は、この広域で連続して起こる(数十秒間)と想定されています。もう少し具体的にいえば
 ・南海地震想定震源域   300×150km
 ・東海地震想定震源域   200×150km
 ・阪神淡路代震災の震源域 50×15km
如何ですか?如何に巨大地震の可能性を秘めているか!ゾッとしますネ

 ■世界の共通語「南海」
スマトラ沖地震で「つなみ」が世界共通語であることを知りました。もう一つ、地震学の世界では「南海」が世界共通語として利用されているそうです。その訳は…
古代から奈良・京都に我国の首都があり、国司の報告等を含め「巨大地震(南海地震)」の詳細な記録が1300年に渡り蓄積されている「稀有な地域」だそうです。地質学あるいは考古学の発掘と、これらの記述は見事に一致しており「第一級の資料」であることから世界の共通語になっているわけです。更に、南海地震が「非常に規則正しい地震」であることも、第一級の研究対象になっている。

 ■いつ起きるのか
規則正しい地震で、履歴もしっかりしてる。ならば「次は何時?」となる。
橋本先生は地震予知連のメンバーでもあるのですが、法で許されているのは「気象予報・水象予報」だけで、地象(地震のこと)予報は禁止されているそうです。さらに本音を言えば「倍・半分の話は出来ても確実なことは分らない」と言うことのようです。それでも、南海地震は
 ・今すぐ起こるとは思えない
 ・30年以内に起きる確立は非常に高い
と言うことでした。なお、コンピュータ・シミューレーションでは2035年に「地殻の歪」が限界に達するそうです。

 ■どんな被害か
阪神淡路代震災は震動周期が1秒と、大変短いものでした。そのため、木造住宅に大きな被害を出しましたが、予想される南海地震は震動周期が長い(8秒くらい)ようで、超高層建築物とか大規模建築物に大きな被害が出るのではないかと危惧しているそうです。
さらに、長周期の震動は「壷(岩盤層)ごと揺らす」性質があり、岩盤層に数千メートルの堆積物が積もって出来上がった「河口に広がる平野」が甚大な被害を受けそうだ。シミュレーションで説明を受けましたが、大阪湾内や三河湾内では、液状化による地盤沈降と大津波で相当の被害が集中しそうです。

紀伊半島沖を震源とする地震で起きる津波は、2時間後に大阪湾に到達(紀伊水道を抜けるのに時間がかかる)。周辺が治まっても「湾内で津波を繰返し」半日以上続くと予想。もし、地震発生後2時間以内に全ての水門が閉鎖できなければ、水の都「大阪」の都心の川を遡り、地下街や地下鉄は甚大な被害を受ける可能性もある。
---大阪で大きな地震を感じたら「大阪城を目指せ」---
あらゆる意味でこれが「生残る」可能性を高めるようだ。
ちなみに、愛知県では碧南市が「地盤沈降と大津波」で最大の被害地になりそうだ。我がふるさと「碧南」の被害予想が、大阪市と酷似していることが気になって仕方ない。


生きた証
050703(日) dogfight
永くホームページをやっています。当初は「自分の死後は直ちに閉鎖する」ことを望んでいましたが、家内が誰にも「さよなら」を言わず突然逝ったとき『生きた証』とはなんだろうと思うようになりました。

つい先日、生きた証について「HPとブログ」を書きました。ただ「自分の思い」を書いたもので、同意を求めたものではありませんでした。それに対し、お二人からコメントを頂きました。当然のことに、私とは違う思いでいらっしゃいました。実はその結果、自分でも今まで気付いていなかったことに出会いました。

明るく陽気で、いつも笑みを絶やさぬ妻でした。
家内の死後、僅か4ヶ月で家庭が崩壊したことで分るように、問題だらけの我家を見事に纏め上げてくれていました。その妻が突然逝って「何も生きた証がない」
ホームページで「やもめ日記」をつけています。その一部はブログで「妻への手紙」として転記しています。私は妻への思い出や「想い」を綴ることで、実は『こんな素晴らしい女がいた!』と言う証を書いているように思えてきました。そう出来たのなら、私は嬉しい…


社会保険庁からの返事
050704(月) dogfight
---社会保険庁は必要なのであろうか?---という出来事があり、050427(水)にこんな日記をつけました(全文紹介)。

社会保険庁は必要なのであろうか?
何かと問題が多い社会保険庁、身内には手厚く「仕事はズボラ」です。
---私の年金■041114(日)---で、自分の年金が正しく管理されていないことを知り、大阪・天王寺の社会保険事務所へ出向き「抗議をして訂正を要求」したことを紹介しました。私の18歳から約10年の年金が欠落していたもので、その原因は「コンピュータデータに移行した際、生年月日を間違えて入力したため」『別人の私』がいたことが判明しました。古い年金証書を保有したため、保険事務所の間違いが証明でき、訂正をしてもらったのですが…

050425社会保険庁(国の機関)から、年金の確認通知が送ってきました。なんと!やっぱり「18歳から約10年の年金が欠落」しています。これは何ヤネン
出先のデータは訂正しても、国の基本データは直らんのか!もう呆れるしかない

間違いがあれば「申告しろ」と言う。当然、抗議文をつけて送るが「屁」とも思わんヤロな。ホンマ!社会保険庁はいらんデ

これに対し、社会保険庁から050629に返事が届きました。

(前文略)なお、社会保険業務センターと全国の社会保険事務所のコンピュータはオンラインシステムで結ばれていますので、社会保険事務所でデータを訂正したときは、即、反映される仕組みとなっております。

永いこと人間やってるけど、コンピュータオンラインって「何ヶ月も掛かること」とは知らんかったナア〜


困った話
050704(月) dogfight
大阪府下某市で「開発協議」を行っている。
ようやく事前協議が終了し、審査会に掛けるため「所定のフォーム」に議事録を纏める必要がある。
そこで、某市担当氏から添付書類でフォームを送ってもらった。
が・・・開かない
調べたら「一太郎」で作られていることが分り、両者で挑戦することになった。
テキストファイルで送ってもらったが「枠」が表示できない。

当社にはWORDしかないので、一太郎が読み込み出来ないが、一太郎にはWORDへの変換ツールがあると言う、ところがバージョンが合わない。そこで、こちらから電話で変換方法を連絡しながら、やっとこと無きを得た。

今時、一太郎で書類を作り、WORDを持っていない行政があることに驚いた。国産主義?かどうか知らないが、困ったもんだ!
(それとも私がおかしいのか?)
追記
この話には、私にも「困ったこと」があったのが分かりました。
照会を出していた息子から「一太郎ではない」という連絡がありました。当初、私にも一抹の懸念があったのですが、それが正解でした。何と、国交省が昨年から進めている「カルス基準」に基づく、電子納品フォームでした。
私の事務所では、CAD系に関しては早くから対応していたのですが、文書系の整備が遅れていました。全くの隙を突かれた形です。
本来なら「前文訂正」なのですが、
 ・送ってきた行政も「一太郎」と知らせてきたこと
 ・WORDを持っていないこと
で、双方の「チョンボ」でした。早くカルスに全面対応しなくちゃ!


カラッポ
050705(火) dogfight
ヘンな友達がいました。
私と同じ年で、50歳になった時に「自ら定年を宣言」し、世間から去りました。2年後に再会したことがあるのですが、全くの「腑抜け状態」で驚きました。彼はバブル期に株でしこたま儲け「老後の生活費は大丈夫」とのことでしたが、生きるとはそれだけでないようだ。ただ、何もこれでヘンになったわけではない、若いときからどこか「ずれて」いました。
40代から禅に通い、写経を趣味としていました。「何で?」と聞いたら『無になりたい』とのことでした。更に、禅や写経だけが「無」になる条件ではない。好きなことに没頭することで可能だという。例えば
 釣り糸をたれる
 絵を描く

思えば、こんな時間を持たなくなりました。今は、悩みばかりが目立ちます。
 妻の死
 ニートの息子
 苦戦続きの仕事
 さよならを告げた女性

好きな小説に没頭している自分に気付きました。この時だけ「頭がカラッポ」になっている…
関係のない追記
昨日、体の不調で診療所へ行きました。私の主治医の先生に診ていただいたのですが「典型的な男の更年期症状」だそうです。女性の場合、歴史があるので治療方法も確立しているそうですが、男の更年期は「まだ確たる治療法がない」とのこと、とりえず対処療法の薬を処方していただきました。この先何年こんな症状が続くのであろうか…


友遠方より来る
050706(水) dogfight
こんな日もあるもんだ!

昨日のこと、11時頃に奈良のTさんから電話があり「昼食を一緒に」という。久しぶりです。今は奈良に生活の場を移しましたが、Tさんには鳥取で随分お世話になりました。格別の用事ではなく、近況を話しながらでしたが、友とは良いものだ!

一昨日の「電子納品フォーム」が気なって仕方がない。
かつてCADソフト開発で仲間だったIさんに電話する。彼は、同業者共催の展示会に行っていて、留守だという。「急がないが連絡が欲しい」と伝言をいれ、電話を置く。その2時間後に展示会会場から電話があった。要件を伝えると「周りに同業者がいるから」と情報をくれることを約束してくれました。
その30分後に連絡があり、電子納品フォームについて詳しく知ることが出来ました。これは改めてページを設けお話したいと思います。

定時より早く事務所を出ました。
ものの5分後にかおりから連絡があり「イムレの朝倉さん」から電話があったという。早速連絡を入れたところ、出張で大阪にいっらっしゃているそうな!そこで「せめて食事なとご一緒に」とお誘いしました。降ってわいたような「二人だけのオフ会」です。初対面のはずなのに、日々の交信で「100年の既知」のようです。お互い「酒が主食」というだけに、飲んで食べての楽しい一時でした。

          ---友遠方より来る、また楽しからずや---


複合思考
050707(木) dogfight
今ではすっかり「負け組み」で、何とか墜落を免れようと「軟着陸を目指す」私です。
それでも若い頃の癖が抜けません。思考方法が、なかなか単純になりません。本当は、もっと単純になったほうが気が楽だろうに…

若い頃から様々なプロジェクトに参加してきました。
こんな仕事をしていると、大きな枠組みでモノを見る習慣がついてしまいます。例えば「A」という問題が起きたとき、ベストな解決方法が「B」であったとします。Aに対しBがベストでも「C」という副作用(次の問題点を誘発する)が起きる可能性もあります。リバウンド見定める姿勢が欠けるとプロジェクト全体に大きな影響を出してしまいます。

また「流れをチェックする」習慣もつきます。
プロジェクトが大きくなればなるほど時間が掛かります。半年前の出来事と、いまの問題点が「実はリンクしている」なんてことも珍しくありません。一見、何の繋がりもなく見えることでも油断できませんでせん。これは公開情報から秘密を探る「諜報活動」にも似ています。

この思考方法は、世間で言われる「複眼思考」と少し違います。だから私は、複合思考と思っています。
関係のない追記
今日は七夕。ともに祝う人もいませんが、格別の寂しさもない。思えば我が子が小さな頃から「七夕祭り」は記憶がない。きっと、男の子ばかりだったからであろう。
今日は家内の月命日。もう8ヶ月になりました。いま、家内はどうしているのだろう…


殉国七士
050708(金) dogfight
中国や韓国が、靖国参拝を政治カードに利用したことで、かの国の言い分そのままに「A級戦犯を分祀すれば良い」と単純に考えた人多いようだ。それが「総理の靖国参拝反対」に出ている。

正論8月号に
---「殉国七士廟」に秘められた東京裁判の非道(帝京平成大学教授・米田建三著)---が載っています。そこでは、A級戦犯7名の処刑に先立ち、教誨士として「最後の時をともにした」花山信勝氏の『平和の発見−巣鴨の生と死の記録(百華苑)』が、抜粋紹介されていました。
私は胸が詰まり、何度も本を伏せました。いつか同誌を入手し読んでみようと思いますが、抜粋だけでも充分彼らが「犯罪者」などでなかったことが分ります。

ドイツは「ナチスが戦争をした」と言われますが、我国はA級戦犯だけが戦争をしたわけではない。日本は明治以降「民主主義国家」であり、国民の合意で「生き残りを掛けた戦い」を選んだのです。そして、欧米植民地主義国家から強いられた戦いでもありました。
この主張に対し、きっと殴打する異論が飛んできそうですが、あえて書きました。


若き論客達
050709(土) dogfight
ホームページと異なり、ブログは反応が直ぐに伝わってきます。
mixiに「日記」をつけていらっしゃる方の多くは「遊び心」だと思います。別にシリアスになる必要もアカデミックである必要もないのだから、不思議でも何でもない。
私の場合、基本的にはホームページの「昨日の日記」を転記しています。感覚的な数値ですが
 エッセイ(まがい) 65%
 世評         25%
 建築について    8%(一応私の専門分野)
 読書から       2%
こんな割合かと思います(最近だけ取ればちょっと違うけど)。

最近「世評」に付いて書くと反応の多さに驚いてします(元々少ないが)。
当然、私も彼らの日記に足跡を残すのですが、この分野では「遊び心」はまずありません。真剣勝負のような切れ味を感ずるコメントが飛び交いあいます。彼らは私よりずっと若く、そして博学で、凄い論客揃いです。まあ、思想的には多少偏りはあります(私を含めて)が、時には多数の論客が入り乱れ、このまま続けば「本が出来る」と思えるほどです。一度覗いてみて下さい…
(スミマセン、mixiに入っていない方は覗けません。悪しからず)


性能評定
050710(日) dogfight
建築界における憲法は「建築基準法」です。ただ万能ではなく、それを補う意味で「評定」という制度があります。

用途・規模・高さに応じて防災評定と構造評定があります。
 ・防災評定(自治体での評定・日本建築センターでの評定・大臣評定)
 ・構造評定(構造評価・日本建築センターでの評定・大臣評定)

目的のはっきりした上記のものと異なり、幅の広いのが『性能評定』です。
建築基準法では、様々な想定の元「性能」を定め、あるいはそれに準ずる性能を求めています。ここで言う「準ずる性能」を認定するのが「性能評定」です。

少し具体的に説明してみます。
建物の用途・規模・高さ(階数)により、火災に対する性能を定めています。
 ・耐火構造(1〜3時間耐火)
 ・準耐火構造(30分・45分・1時間耐火)
 ・防火構造
 ・不燃構造
 ・その他
(上記の基準は、厳密には複数の基準からなっているが、簡便上列記しました)
では『1時間耐火』とは何ぞや?それは---火災に1時間耐えうる建築物---の意味です。だから、様々な方法があってよいのです。

木造建築物は「火災に弱い」という通念があり、一定規模以上の建物や公共性の高い用途では「使用禁止の構造」でした。ところが、最近はエコロジーの普及とともに、従来の法運用では信じられない建物が出現しだしました。身近な例で言えば、いま開催中の「愛地球博」です。環境と自然をテーマにしただけに木造の施設が大変多いのですが、何で「許されるネン」と不思議です。超法規でもあったのか?と思ったのですが、正解は意外なところにありました。

耐火構造とは---火災に耐え得うる建築物---の意味です。この基準をクリアするため『自警消防団を組織して火災に備える』ことで『性能評定を受けた』のです。
まるで「コロンブスの卵」みたいな話ですが、先例がありました。木造のドーム球場が、出雲(島根県)と長浜(滋賀県)にあります。これらは、現行法規だけでは絶対に建設不可能な用途です。まさに、自警消防組織により性能評定を受け許可された建築物です。
何と性能評定とは『万能』であろうか!
追記
何かと批判を受ける国交省ですが、規制緩和という意味ではもっとも進んだ組織であろう


Hメール語録
050711(月) dogfight
毎日、スパムメールとHメールで50通ほど届きます。かなりは自動削除できるのですが、煩わしいことに変りはありません。
最近は、Hメールも巧妙になってきました。先日も「松」と名乗る人から「先祖が一緒かもしれない云々」と言うメールが届きました。どうやら、私のホームページのrootを読んでいるようで、機械的に送ってきたものではないことが分ります。ところが「詳しくはHTMLファイルを見て」と言う。流石にここで手が止まりました。初対面の人からいきなりHTMLファイルを添付書類で送られ、無警戒で開くほど勇気はありません。
 ・有料のHメールの可能性が高い
 ・HTMLファイルにウイルスを仕込まれても、スキャン不可能
こんな理由で消去しました。

ではこれから本題に入ります。、最近のHメールの「殺し文句」をご紹介しましょう
 ・※内緒です!
 ・女は30から
 ・0円でいいです
 ・45歳の主婦です
 ・今からダメ?(加奈)
 ・高収入 男性スタッフ募集(奥様クラブ)
 ・男心を知る尽くしました!!(絶妙の舌技の持ち主)
 ・奥様紹介所
 ・事務局からのお知らせ
 ・社長から伝言
 ・黒髪にしてからモテないんですよ…(のぞみ)
 ・エロリズム
 ・男性デリヘル(副業・専業)登録完全無
 ・出張ホストで小遣い稼ぎしませんか
 ・待っているのに(ゆうみ)
 ・価格破壊競争(マニア高質画像オ●ンコ)
             ・・・・・・・・・きりがないのでこの辺で
さあ、貴方ならどれに騙されますかな?
最後に、最近の傑作を御紹介します。
はじめまして。メール届いたかな?
って言っても誰だかわからないですよね。
私ふみかっていいます。…驚かせていたらごめんなさい^^;
メールを送ったのは、直接自分でどこかの掲示板を見たわけじゃないんです。
私自分で出会いを探したりする掲示板を見るのに少し抵抗があって、今って出会い以外の目的で載せてる人も多いみたいだし。それでそういうところを使ってる詳しい友人にちゃんと話ができる人っていないのかなって聞いたら、
…言葉が悪くなってすいません、どこかの掲示板でこのアドレスを見つけたみたいで「この男の人まともなんじゃん」って…教えてくれたんです^▽^;
もしよかったら一度お返事もらえませんか。
最近ちょっと暇な時間が多くて^^;あ、私22歳です☆
勿論、私は返事などしませんが…


男を取戻せ
050712(火) dogfight
私が「男の更年期」で治療を受けていることを知った、名古屋のKさんから「過激かつ露骨な激励メール」が届きました。放送禁止用語に掛かりそうで、とても原文紹介は出来ませんが、一言で言えば『男を取戻せ』と言うことです。
何せ、男を卒業してもう永く「男の機能」が有効かどうか?まるで自信がありません。更には、それをチェックする相手もいません。えらいこっちゃ!


夏祭り
050713(水) dogfight
大阪の夏祭りは「愛染さんに始まる」と言われます。
愛染祭は、6月の終わりに行われるのですが、心に余裕のない私は気付かないままでした。今は「生国魂(いくたま)神社」の祭礼(7月11・12日)です。7月25日は「天神祭」で大阪の夏祭りもクライマックスに入ります。
私は喪中で、神社は遠慮する身ですが、遠目にでも楽しみたいものですね!
追記
次の土日は「京都の祇園祭」です。
そのとき私は、天河村の「天河神社祭礼」を見に行きます。
「遠慮の身だろ!」
そうなんですが、ちょっと家内には現世に帰ってもらい「一緒に行ってきます」ゴメンナサイ!


テロと特攻
050714(木) dogfight
ロンドンで同時多発テロ(050708)があって、多数の死者がでました。
050713、英国は「実行犯の特定が出来た」として発表しました。ただ、犯人は「自爆テロ」で既に死亡している可能性が高いようです。

「自爆テロ」
私には容易に理解出来そうもありません。
宗教への知識はまるでありませんが、このような「自爆テロ」を『聖戦』として勧める教義はイスラムしかないのではなかろうか?
これを言えば、先の大戦では「我国も特攻を行ったではないか!」といわれそうですが、明らかに違います。我国は、戦争といえども「国際条約を守った」国でした。
戦争末期、起死回生を求めて「特攻」を行いました。彼らの心は純粋で、知覧における特攻隊の手記を、涙無く読める人がいるのであろうか!

ハーグ陸戦条約は、厳しく「戦争を定義している」
我国の特攻は、戦士として戦ったのであり、国際条約を無視したわけではない。だからこそ「靖国に祀られる」のです。少なくとも靖国神社に「テレリズム」まで祀られてはいない。悲惨な結果ではあったが、我国は堂々と戦ったのです。
私は「テロを憎む」
次は日本といわれるが、私は決して屈しない!例え私が犠牲になろうとも…


死別と離別
050715(金) dogfight
愛し合い結婚しても、いつか「別れ」がやってきます。それは死別か離別か?
私は愛する妻と、突然死別しましたが「離別」の経験はありません。俗に「死に別れには嫁ぐな」といわれます。これは、再婚を前提にした話であって「悲しみの度合い」を示すことではありません。幸い、両方の体験をしていませんので、私には比較する術がありません。ただ、死別には「リプレイ」はありえませんが、離別には可能性があるわけで「悩む」という意味ならば、死別よる辛いもの、あるいは恨みが残る可能性があります(本当のことは分かりません)。

「生きる」とは、何でろうか?一人で生きるor共に生きる!
人生の「相棒」をなくして、私は「生きる」ことを真剣に見つめている。そして今も「亡き妻を愛している自分」を日々確認している。それを「女々しい」と非難した人もいた。

理解されなくてもよい。
---「佳子」という女性を真剣に愛し、心の中に特別な場所を設け、これからも決して忘れない---
そのことと、新たな出会いを求める気持ちに、私自身に矛盾はない。
同じ風景が二つと無いように、無き妻と同人物の出会いを求めている分けではない。ただ、それを言葉で表すのは難しそうだ…

詭弁ではない!
私が「心休まる人」と出会ったとき、最初に祝福してくれるのは「亡き妻」ではないかと思っている。


秘境「天川」へ
050716(土) dogfight
お母さん、これから---近畿の秘境「天河村」---を目指します。予定は
050716 朝6時起床。7時家を出発
南海電車金剛駅⇒河内長野駅⇒近鉄・河内長野駅⇒古市駅8:05急行⇒下市口9:02/奈良交通バス・下市口9:15⇒天川河合10:19/天川村総合案内所(地図や資料を入手・ペットボトル購入)---2.8km---みたらい---1.8km---観音峰登山口---2.7km---洞川温泉/洞川温泉センターにて入浴、疲れを癒す
バスにて、天川河合へ向かう。天川ユースホステル泊
夕食後、天河神社/例大祭「宵宮」へ(レンタサイクルで)

050417 天河神社/例大祭へ(レンタサイクルで)
天の川温泉センターでくつろぐ。天の川を散策、夕刻帰路へ
こんな予定ですが、夏は予想以上に体力を消耗します。
一番の難関は「みたらい渓谷」です。今は無理をする気はありません。
http://burariajisan1.hp.infoseek.co.jp/mitarai.htm
全線走破が無理と判断すれば、バス路へ避難します。お母さん、僕の背中から見守ってくださいね!


友達まで公開
050718(月) 海の日
ブログ(mixi)に「足あと」という項目があり、お訪ね頂いた方の記録が残ります。
時折「初めての方」もあり「どんな人だろう」と確認するのが楽しみです。私は結構ファジーなところがあり、主義の違いは一向に気になりません。しかし、感性の違いは「ちとシンドイかな」と思います。その意味で、日記を読ませていただくと「なんとなく雰囲気がわかり」安心できます。

ところが、時折いらっしゃるのが「友人まで公開のため読むことが出来ません」と言う方です。このようなツールがあることで分るように違反ではありません。しかし、他人の日記は読むけど「人には読ませない」と言うのは、私自身は好きではありません。
勿論、マイミクにはOKなのですが、ならば「仲間内だけでどうぞ」と言いたくなる。

自分の書いたことに対し批判を受けるのは構わない。但し「反論の機会を与えられるなら」という条件付です。もし「友人まで公開のため読むことが出来ません」と言うなかで、批判をされていても私には気付く術がない。まあ、考えすぎなのであろうが、非公開の方にはご遠慮願いたいというのが本音です。
追記
mixiの「足あと」に、怪しげな記録が残るようになって来た。誰だろうと?と開いてみると、どう見ても「Hサイト」としかおもえない。勿論、ここでストップ!
個人でもこんな具合だから、参加自由のコミニュティでは「管理人氏」も大変であろう…


ピアスが消えた
050719(火) dogfight
通勤途中、地下鉄でフト気付いたことがある。
女性から「ピアスが消えた」ことです。ひところ、ネコも杓子もピアスを付け、耳だけでは足りないとばかり「鼻や唇」までつけていた。女に負けじと男もつけ、これも「亡国の兆し」かと思ったものです。
それが見事に消えている。鼻や唇は皆無で、耳のピアス女性のも1〜2割程度です。な〜んだ!ただの流行だったのか!大切な体に穴をあける何て、悲しいヤないですか。

ヤマンバ(家内は大嫌いだった)やポックリみたいなサンダルも消えた。
今は、露出狂の時代です。綺麗な肌を上品に見せるのは許せるけれど、誰もが似合うわけではない。お願いだから「Gパンから2段腹の贅肉を垂らす」ことは止めてくれ!

「付け乳首」なるものがあるそうな。煽るわりには「見たことがない」
案外に、つまらん流行にはそっぽを向く「良識」が残っているのかも!

刺青が流行っている。プリントを貼っているのもあるそうだが「大半は本物」だそうな。戻らぬ肌をどうしようというのか…

流行(はやり)とは---オジサンには理解できない---ことなのであろう。


若鳥
050720(水) dogfight
普通の野鳥は春に生まれ、最初の冬を過ごすまでを「幼鳥」と言います。
多くの野鳥は、最初の冬を終えると「成鳥」になるのですが、いくつかの種は「成鳥=親鳥」になるまで、数年掛かるものがいます。
普通は「幼鳥⇒成鳥」なのですが『幼鳥⇒若鳥⇒成鳥』こんなルートを辿る分けです。
野鳥の種を特定するには
 ・雄と雌
 ・幼鳥⇒若鳥⇒成鳥
 ・冬羽と夏羽
こんなことを見極める必要があります。
図鑑には様々な例が紹介されていますし、ネットでの検索も努力次第ですが、随分詳しく載っています。ところが『若鳥』の事例が案外ありません。私は、2冊しか図鑑を持ていませんが『若鳥』を経由する種類について明確ではありません。まだ、駆け出しであることとあわせて、実は「若鳥の判読」がとっても苦手です。

私が野鳥に興味を持ったのが、ゴイサギの「2年目の若鳥」でした。ゴイサギは成鳥になるまで3年掛かるそうです。
(写真上段左から/ゴイサギの幼鳥・若鳥・成鳥)

また、先日はイカルチドリの「2年目の若鳥」を教えていただきました。イカルチドリはは成鳥になるまで3年掛かるのだろう?これも聞いておけばよかった。
(写真下段左から/若鳥・成鳥)

どうしても種が思い出せないが、成鳥まで4年掛かるものもいるそうです。随分変化するのだろう…


トラブル回避
050721(木) dogfight
建設業界は産業別訴訟数で第2位となり、裁判所内に「専門チームを結成」するようになりました。

建設業が、他の産業と大きく変るのは『注文生産の単品生産』であることです。
他の産業なら、開発作業・試作実験を重ねて、量産品に至るのですが「建築ではぶっつけ本番」が普通です。そのため、予想されるトラブルを「知恵を出し合って回避」してきました。ところが、長引く不況がその余力を削ぎ取ってきたのです。それが「建設業界における訴訟数増大」の遠因です。
そこで、建築設計の例をお話しましょう。
設計組織は、プロジェクトマネージャー(総合職)の元に
 ・意匠部門(デザイン・ニーズ・法規対応)
 ・構造部門
 ・一般設備部門
 ・その他(用途ごとの専門分野)
このような専門職が集まり、設計が進行します(個人住宅といえども、この組合せに変りはありません)。ところが、
 ・不況下でこれだけの分野を全てカバーできる人材を擁する組織が減った。
  (アウトソーシング化の進行⇒物件ごとにチームを作る⇒離合集散⇒連帯感の欠如)
 ・技術の細分化が進んだことで、ジェネラリスト的な発想が出来るスペシャリストが減った。
  (本来知っておくべき「周辺技術」に疎い)
このような理由で、隣で起きてている「問題点」に気付かない。

更には、こんな原因もあります。
不況のため、ゼネコンの利益も激減し、かつては吸収していた「トラブルの対応費用」が捻出できなくなりました。その結果、
 ・予想される問題点を放置する
 ・原因者に責任を求める
原因者に責任を求めるのは「当然ではないか」と思われるでしょうが、その結果「隣で起きてる問題点」に気付いても口出ししなくなりました。発言すれば「原因者の一員」にされかねないためです。特に若い技術者には「経験不足」で、トラブル予知能力に欠けることが多い。昔なら、ベテランが指導したのですが、アウトソーシングの集まりともなれば「他社のこと」になってしまいます。まさに「物言えば唇寒し」です。哀しい現実です。

設計契約も「元請会社」だけではなく、アウトソーシングで加わる各社も明記するようになりました。もうトラブルが起きれば、元請(ロジェクトマネージャー)会社だけでは、背負いきれない現実からです。
施工契約も「調停受入条項」を入れるのが普通になってきました。話し合いで自主解決(ほとんどはゼネコンの泣寝入り)出来るほど、施工者側に余力がないためです。

設計や施工段階で、詳細に記録を取るようになりました。まあこれも「トラブル回避」の手段です。クライアントを含め、和気藹々と施工できた時代は「遠い昔」になりつつあります。
建設業界が、必要に迫られて体質を変えているのに、案外遅れているのが「弁護士」の世界です。
フットワークよく建設訴訟に対応するなら、経験豊富な建築士を顧問に迎えるべきだと思うのですが、数名の弁護士を擁する事務所でも知識不足が目立ちます。
先日もある物件で893から横槍が入り、双方が弁護士を立てることになったのですが、どちらの先生も「建築に疎く」クライアントのこちらが先生にレクチャーする有様です。うむ〜
追記
もし、IT関係の方がこれを読まれたら、是非教えてください。
コンピュータソフトに完璧なものはなく、現に、改善情報が幾度も流れてきます。私は「そんなもんだ」と思っているので、時折ソフトメーカーにバグ情報や「改善要求」を出します(お陰で、パワーユーザーと認識されており、ソフトが安く入ります)。アプリケーションソフトで訴訟になることはあるのでしょうか?


家庭の在庫管理
050722(金) dogfight
どんな職業で、どんな役職であろうとも、広義の「在庫管理」を忘れれば、組織が成り立ちません。
ところが、世間で有能といわれる殿方でも、家庭の在庫管理は余りご存じないのではなかろうか?

私も、家内に先立たれ、否応なしに「家庭の在庫管理」をやりだすと、これが如何に大変なことか!つくづく感じさせられています。日用品だけでも、洗剤・トイレットペーパー・ゴミ袋などがあり、どれが欠けても生活が成り立ちません。
季節ごとに衣類の補充があります。
食品の在庫管理も大変です。過不足なく補充して賞味期限をチェックしていきます(それでも処分が出るなあ〜)。
更には、耐久消費財も目が離せません。

こんな大変なことを、家内自身も働きながら「よくやったもんだ」と感心します。
今は、私がその役目をこなしていますが、まあ大変です。とはいえ、嫁ハンがいるのに、亭主がこれをやれば「奥さんは息が詰まる」だろう。だからこそ、家庭は夫婦両輪なんだろうな…


会話はご馳走
050723(土) dogfight
ながく余所見をしていた私は、長引く不況に「負け組み」になり、2年前に「家へ」帰りました。
家内に「お父さん、やっと私のところへ帰ってきたね」と迎えられ、私は言葉もありません。ただ心から詫びるだけでした。それから、家内が突然旅立つまでの1年数ヶ月は「第2の新婚生活」でした。料理好きな女房は、すっかり稼ぎがすくなくった私に、心をこめて料理を作ってくれました。女房と飲む酒は寒露です。女房との会話は珍味に勝りました。

神様は残酷です。これから本当に女房を大切にしようとした矢先に、突然私から奪っていきました。代わりに「健康と野鳥や山歩き」と言う趣味を置いて…

寂しがり屋の私には、今は「会話はご馳走」です。
誰もいないときは家内が話し相手です。歩きながら「お母さん・・・」と話していることがあります。回りの人は「危ない」と思うでしょうね(笑い)


人生のリセット
050724(日) dogfight
「天川村」は楽しかったです。
そして、8月6日の「豊橋でのオフ会」が終わったら、私は「人生のリセット」に着手します。

11月の、家内の1周忌までには、リセットを終わせよう。全てを「0」」にして、その先に何があるのか?私にも分かりませんが「ネバーギブアップ」の気持ちさえあれば、生きていけるだろう。
人生のリセットを終わらせたとき、素晴らしい秋がやってきますように…
親はアホですな!
全ての「助けの手」を撥ね退けて、ニートを続ける次男。リセットを始めれば、もう止められない。
「何とか助けられないか」と長男に相談しました。とっくに答えが出ていることなのに…親は悲しいな


洗いざらし
050725(月) dogfight
洗いざらしの服が好きです。
サラの服も気持ちいいのですが、何といっても「洗いざらし」が体に馴染みます。とは言っても、どこかで限界が来ます。好きだった「白いポロシャツ」が、ところどころ透けてきました。もう限界ですね!
Gパンもほころびが出てきました。最初は膝だったのでですが、ファスナーの脇が綻びてきて、流石に「ヤバイな」と思いました。このままでは「猥褻物チン列罪」になりそうです。そこで近くのユニクロへ行きました。

購入したGパンは、33インチ(83.6cm)のウエストサイズです。
一応、生活習慣病のチェック条件「85cm」以下です。ただ、32インチでも良かったかなと思っています。でもね…また太ったらどうしようと思いますから(あはは・・・何せ「貧乏が友達」ですから!)
私の人生も「洗いざらし」になったもんだ。味が出てきたのならよいが、ところどころ「すりきれて」きている。
うむ〜一頑張りか…ちと辛いかな



歴史教育を!
050726(火) dogfight
三男が嘆いていました。日本の歴史を語ると「あんた右翼やな!」と言わるそうです。
何せ、戦後60余年「歴史を教えない」あるいは、自虐史観の刷り込みしかしてこなかったため、自国の歴史に対し「無知または無関心(嫌悪感かも)」の若者が育ってしまった。勿論、私のページに書込みに訪れる「若き論客達」もいるが、やはり少数派であろう。

中国あるいは韓国から内政干渉としか思えない「歴史認識」を要求されている。
しかし、多くの政治家やマスコミは「怖がり」で反論しない。若者は、反論できるだけの知識を持っていない。そのくせ「中国嫌い・韓国嫌い」が確実に蔓延していく。両国は、弱腰の政府・財界・マスコミの姿から「脅せば通る」と思っているが、国民の反応(反感)に気付いていない。このままでは「平成の鎖国」だって絵空事ではない。

近隣条項なる「アホなる制約」を破棄して、正常な「国のあり方」にするには、未来を担う子供達に「歴史を教える」しかない。それも
 ・日本の誇りと国益
 ・世界の常識「力の政治」とバランス感覚
つまり、中韓の思惑とは無関係な歴史である。それでも、日教組が愚民教育に要した時間と同じだけ懸かるであろう。それまで「日本が続けばよい」が…


アスベスト
050727(水) dogfight
世間を騒がせる「アスベスト」
これが危険なことなど、とっくに分っていた筈なのに!今更のように驚くマスコミの白々しさ。
確かにアスベストは「命を無視」すれば、これほどコストパフォーマンスのよい物質はありません。逐次代替品に切替わってきてはいたのですが、何故ここまで放置されたのか
 ・メーカーのロビイスト活動(圧力)
 ・政治家の怠慢と節操のなさ(政治献金)
      (過去の薬害事件と同根です)
 ・代替品によるコスト負担を嫌がる国民性
私は、あえて憎まれ口を利きますが---マスコミの無知・政治家の無節操・国民の貪欲さ---この3点セットが、問題の解決をいつも先送りしています。そのくせ、最後は「メーカーが悪者」です。ホンマ!ワンパターンです。もういい加減国民も目を覚ませよ!


自己顕示欲
050728(木) dogfight
ホームページやブログで日記をつけるのは「自己顕示欲か?」こんな討論がありました。
まあ、暇があったら一度読んでみてください(笑い)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=27521662&owner_id=231876
(スミマセン。mixi会員以外は読めません)

どうやら、結論は「自己顕示欲に相当する」と言うことです。
まあ,私は「ストレス解消」を最大の目的にしており、これまでそんな意識はなかったのですが、潜在的には「そうなんだろう」と納得しています。


不思議な耐震住宅
050729(金)) dogfight
月1度のアプテック塾。今期のテーマは「地震」です。
今月は、『検証:地震に備える家づくり最前線』と題して、某住宅メーカーの研究者(博士)氏による講演です。主なテーマは
 ・地震に強い家
 ・震災後のサバイバリティー
このように要約できました。
ビデオ映像を多用した説明は分かりやすいのですが、まことに不思議です。

 □地震に強い家
某社の「耐震住宅」には『縦揺れ』が出て来ません。一連の講演が終わり質問になったので、このことを聞いて見ました。答えは「縦揺れは問題ありません」とのこと。意味が分からないので更に尋ねてみたら---「当社の建物は、阪神淡路大震災では倒壊しなかった」---と言うのです。

もう呆れてこれ以上の質問はしませんでした。
質問の常連客ともいうべき方も、この日は質問無しでした。私だけの感想かもしれませんが、この日の講演には「普遍性」がなく、余りに企業PRの「我田引水」に終始していました。批判覚悟で言えば---不節制な生活を続けながら「薬でダイエット」出来る---みたいな話です。

阪神淡路大震災であれだけの被害を出した理由は「過去にデータのなかった縦揺れ=直下型地震」が原因です。某社の販売した住宅には「倒壊がなかった」と言うけれど、倒壊がないということと「被害がない」ことは別の次元です。
家具についても、映像で盛んに「安全」をPRしていましたが、怪しい限りです(縦揺れ実験が皆無なので)。私の友人は、住宅を新築して竣工パーティー当日にこの震災にあっています。居間に置いたグランドピアノは、縦揺れで浮き上がり、床を貫いてピアノのボディーが床面に着いていたそうです。これほど「縦揺れは恐ろしい」し、現代の建築技術で対応できるとは思えません。
現実的な答えは「家具の低床化」で、転等しても被害が少ないようにすることです(当時、我が家は「家庭内暴力」で、家具が破壊され、家具転等による怪我がなかった。上の記述は体験によるものです)。

 □震災後のサバイバリティー
地震に耐えても「地震後が問題」という。この意見に異論はないのですが…
 ・非常用電源としてのソーラーシステム
 ・雨水濾過蓄積システム
 ・非常食の保存
講演を聞きながら「?」でした。
某社のサバイバリティーは「3日間の自足」を目指しているそうです。
講師氏は、日本人のメンタリティーをご存知なのであろうか?周りが、震災で悲鳴を上げているときに、自宅のサバイバリティー確保のために、何の助けの手も差し伸べず「平然」とできるのであろうか?これがアメリカなら、自己保存のために「周囲に銃を向ける」かもしれないが、日本ではありえない。
まさに、学問のための学問としか思えませんでした。

次に、サバイバリティーの手法が「ハイテクを駆使したのも」であることでした。A+B+C=Dといった、全てが上手く機能して、初めてサバイバリティーが出来るものです。更にいえば「全く採算を無視したシステム」であることです。手段があると言うことと、現実的であることはイコールではありません。
 ・非常電源確保のために300万円の投資が出来るのか?
 ・非常用の水を確保するため、設備費も維持費も膨大に必要な雨水濾過蓄積システムが整備できるのか?
全てが「絵空事」です。

連携できなければ機能しない「サバイバル手段」はウソです。軍隊が目指す、Aは「Aだけで機能できる」ことが必要なはずです。例えば、軍隊には泥水を「取合えず飲み水に変える(生き残る手段として)」錠剤があります。これの方が余程現実的なサバイバル手段です。
非常用電源も「冷蔵庫の確保」でした。そんなアホな!地震で、断線すれば非常用電源があっても無意味です。それより固形状態で保存でき、ワンタッチで熱を奪う物質(名前が思い出せません)があれば、当面の食料を低温保存できます。つまりサバイバルキッドの方がきっと有効だろう。

もう、技術優先で「議論が地面についていない」講演でした。
関係のない追記/商売道具が壊れた!
昨日はめまいがするほど酷い「肩こり」で、マッサージへいきました。
流石に酷いということで、電気治療・針治療・温熱治療・マッサージとフルコースでしたが…一夜明けて、更に炎症が酷くなっている。私は、右手にマウス・左手でキーボードを使い、CADのオペレーションはかなり早い方だが、今日は故障している。


忘却と天罰
050730(土) dogfight
思い出には「濃淡」があるのですね
2ヶ月前、ある別れがありました。自分でも驚くほど、思い出が足早に遠ざかっていきます。

人に「別れ方」を聞かれると「悪い人になること」と答えてきました。
---あんなヤツとは二度と会いたくない---そう思わせれば「最高の別れ」です。ところが私の場合、散々「女房を裏切ってきた」のに、---双方が「とってもいい人」---の関係に戻った時に、突然の別れを迎えました。だから、何時までもいとおしくて仕方ありません。それが、忘却を酷く遅らせている原因に違いありません。

友人によれば、私は「80歳まで生きる」そうです。何で?と聞いたら
「天罰じゃ」と!
ホンマ、そうやネ。私の過去を知っている友人から見れば、人生の相棒を亡くしたまま「長生き」することは、最高の贖罪に違いありません。
神様、私は日々懺悔しています。どうぞ!家内の下へ早く送っていただけますように…
追記
小説を読んでいたら、臨終に立ち会う場面が出てきました。突然、蘇るあのシーン。父を送り、母を送り、友を送り兄を送りました。
でも、愛する妻の「生命維持装置を切るときの決断」もうあれだけは二度としたくない…


アウトドア派
050731(日) dogfight
アウトドアを趣味とする人は実にたくさんいらっしゃいます。そのくせ、アウトドアの定義は酷く曖昧です。
 ・自然観察(動植物)
 ・自然撮影(写真)
 ・フィールドスポーツ
 ・キャンプ
 ・ハイキング・ウオーキング・ジョギング
まあこの辺までは抵抗ないと思うのですが、私のように「歴史探訪」はアウトドアに入るのであろうか?私は、知識派ではなく「体験派」で、まずは出かけて体で感じるほうです。歩く距離も相当なものですが、分からないことは「あつかましく」尋ねます。内気な方なら恥ずかしくて付いてこれないだろうな…
もっとも、そんな私から見ても「不思議なアウトドア派」もいますが…




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