dogfight高松の長すぎるひとり言
2004年11月
エッセイ&コラム
若者への警鐘季節の歪み早いゾ!未刊のテーマ出来レース安直な命名野鳥の餌付け飴と鞭私の年金問題防災グッズ安全への考え方宅急便戦争小堀遠州再出発武士道の国から来た自衛隊トラウマを避けるために大きな要神の配慮忘れたアイバンクほめ上手異常性愛者すれ違った秋神の配慮2柳生街道を行く『畿』


若者への警鐘
041101(月) dogfight
イラクで、テロ組織に拉致されていた青年が殺された。
予想されたことではあるがなんとも痛ましく、ご両親の気持ちを慮れば痛みを感じます。ただ、誰を恨むことでもなく、自己責任としか言いようがない。
 ・イスラム教徒が一番ナーバスになるラマダン月に入国している
 ・イスラムが嫌う「肌を出す」服装で入国している
 ・イラクでもっとも危険といわれる地域に行っている
 ・所持金から推定して「ヒッチハイク」を目指していたらしい(無謀)
 ・イスラエル入国記録のあるパスポートを所持していた(死刑承認と同意語)
云わば、イラクに関する「知識のかけら」でもあれば、絶対にイラクには行かない状況下で入国し、拉致・処刑されている。ご両親はきわめて常識的な方で、この度の事件に「親は何をしていた!」は当たらない。きわめて本人の、無知・無謀な行為といえます。
このようなノー天気な行動は、かの青年だけのものであろうか?私はそれを危惧します。
自分は何もせず、社会に不平不満だけを垂れ流し、如何にも「正当性」があるかのように振舞う「今時の若者」の何と多いことか!
我国での「若者の環境」は、世界から見れば「どうしようもないぬるま湯」に過ぎない。にも拘らず、世界の何処でも「自分の行動が通用する」と勘違いしているバカ者が多い。せめて、このたびの犠牲が「若者への警鐘」になることを願っています。


季節の歪み
041102(火) dogfight
花には季節がありました。しかし、この十年来「花では季節が分からない」ことが続いています。
今春は、桜より早く「石楠花が散る」逆順で始まり、もう11月にもなるのに朝顔が咲いています。俳句の季語など、まるで当てはまらないため、俳人は苦慮なさっているのではなかろうか。

野鳥趣味を始めてまだ2年。「例年と違って…」という台詞を言うには「まだ10年早い」駆け出しです。それでも、昨年と今年の差は呆れるばかりです。
今年の猛暑で、野鳥の渡りルートが狂ったのか?図鑑に掲載された生態からは考えられない種類をたくさん観察することが出来ました。お陰で、私の野鳥リストは一気に大台を超えて102種類となりました。
そのくせ、ありふれた冬鳥の「ツグミ」にまるで出会えない。サイト情報では「今年はツグミが異常繁殖しているのではないか」といわれるほどなのに…
また、水鳥の飛来は遅く、ここでも「去年と違う」ことが起きています。
サイトから過去の記録を比べてみると、やはり今年が異常なようです。ようは、今年は「野鳥の選択が変わった」ということです。そして、選択を変えさせるような「季節の歪みを」があったのであろう。このことを、私は悲しく感じています。


早いゾ!
041102(火) dogfight
10月から始めていました、ホームページの置換えが終わりました。
サーバー 使用量/キャパ ページ
nifty 5.2MB/ 20MB トップページ
eonet 26.7MB/ 50MB 昨日の日記
infoseek 92.2MB/300MB 身近な自然
新しい枠組みは右表の通りです。今まで通り、niftyのURLで「dogfight高松の長すぎるひとり言」をご覧いただけるのですが、niftyで動いているのは、ほぼトップページだけといったことになります。

接続はVDSL(Kオプ)=屋外1GB/屋内100MBです。
ホンマ早いゾ!どのくらい早いか?というと…
ADSLで、infoseekに90MBのデータを載せ換えたときは、2時間半掛かりました。この時は、転送設定の間違いがあり2度アップロードしたので徹夜となりました。
本日、VDSLでeonetへ26.7MBを転送するのに、要した時間は1分でした。おそらく、今infoseekに転送するなら5分で済むだろう。

一連の切替作業は結構大変でした。これからも、3種類のサーバーを使い分けてHPを運用するわけで、作業は大変ですが「費用は半減」です。
光電話への切替は、041109になりました。テストを済ませたのですが、驚くほど明瞭です。
NTTの固定電話では、ADSLが不調であったように、通話も不明瞭でした。NTTの加入料を「どぶに捨てる」ようになりますが、どうせ返却されないのだから、いっそサバサバします。
追記
サービス体制は、KオプよりNTTのほうが良いだろうと想像します。ただ、初期設定を乗越えれば「格段に安い」ですよ!


未刊のテーマ
041103(水) 文化の日
「昨日の日記」は、気付いたテーマを書き留めておいて、週末に1週間分を仕上げます。しかし、テーマによっては論文になってしまうような「重いもの」もあります。大変な文章量になるし、苦労して仕上げても「誰も読まないだろう」と思うと、なかなか手がつきません。ファジーな私は、とりあえず「レジメ」だけでもご紹介しておこうと思い立ちました。
建築カルス
2005年度から、国土交通省管轄の「建築系資料」が国際平準化基準=カルスに統一されます(土木系は2004年度に完全実施されている)。設計図・見積書・工事記録(書類や写真)などは統一書式で、かつ「平準化されたデータ形式=SXFファイル」で記録保存されるようになります。
 ・当面は国交省管轄だけですが、都道府県単位でも「準拠を表明する」自治体が多い。
 ・まずは公共事業を請負う大手企業が、カルスへシフト変更をする。
 ・その下請企業もカルスへのシフト変更を余儀なくされるだろう。
こんな過程で、数年内には民間企業も追随することになるだろう。現在は、100種類以上のソフトで互換性に欠けますが、数年内にSFXに統一を余儀なくされます。ようは、建築の世界に激震を催す「基準変更」といえます。
カルスは、市民にも大きな影響を与えます。例えば、あなたが「マイホームを作る」場合、設計図をデータとして入手することは容易ではありませんでした。ところが、カルスでは、ビューア(フリーソフト)で、誰でも閲覧できることを必要かつ絶対条件にしています。分かりやすく言えば、皆さんがお使いの「デジカメデータを見る」ソフトで、設計図が閲覧できることになります。

もうお分かりだと思いますが「誰でも閲覧できる」ことは、知的所有権のあり方を大きく変えることになります。どれだけの激震になるのか?予測もつきかねますが、大きな地殻変動が起きることだけは確かだろう。
問題だらけの屋上緑化
 ヒートアイランド対策
◎水散布による冷却
 ・中水道の活用
 ・保水材入り舗装
◎屋上緑化
 ・植物による冷却効果
 ・光合成によるCO2削減

猛暑の今夏、屋上緑化がもたらす「冷却効果」が注目されました。
東京都では、石原知事就任直後から、アクティブな誘導政策が採られましたが、近畿ではぐうたら知事が多く、かなり出遅れました。兵庫県では、昨年から一定規模以上の建物に屋上緑化を義務付けました。大阪市では、総合設計制度に屋上緑化に対するボーナス制度を設け、ようやく誘導を始めました。しかし、大阪市の緑化基準には屋上緑化はカウントされず、行政内のチグハグが目立っています。
国でも、右表のような施策が盛り込まれています。屋上緑化に対し、まことにささやかですが補助金も用意されています。ところが…

屋上緑化の初期投資(設置費)は大義名分もあり、何とか資金調達できるのですが、問題は『維持費』です。植物は『生き物』で、保守補修費用が必要です。行政は、設置には関与してもメンテに無関心です。
屋上緑化は冷却効果だけではなく『光合成によるCO2削減』という、地球環境に寄与する効果があります。京都議定書では『CO2の売買』を認めており、貢献度を金銭に換算可能です。屋上緑化は、作ることに意義があるのではなく、維持することに意義があります。行政は、維持に関与すべきであるし、貢献度を買うことで民間の金銭負担を軽減するべきであろう!
有料老人ホーム
老人福祉政策は猫の目のように変わっています。小泉政権当初の理念は後退に次ぐ後退を続け、見る影もありません。施設拡充に伴う
 ・ユニットケアと完全個室化
 ・定額補助制度(民営化手法の導入)ホテルコスト(受益者負担の導入)
期待されたこの理念が2年で後退。「家庭回帰」が提唱され、介護保険の分配も大きく変わりました。更には、今年は一旦決まった補助金が途中でカットされる事態が起き、施設建設を断念するところも続出しました。

私の「激動の老人福祉施設」も、有料老人ホームを取上げて完結するのですが、方向性定まらぬ中で、手が付けられぬままになっています。


出来レース
041104(木) dogfight
楽天とライブドアで争われた、プロ野球への「新規参入枠」は、NPBの全員一致で楽天に決まったそうだ。風評通りの出来事で「出来レース」と感じた方も多いのではなかろうか?以下は、全く根拠のない「私の勘ぐり」に過ぎない!
球界のドン・ナベツネ氏は、近鉄から窮状を相談されたことで、積年の夢「10チーム・1リーグ制」を一気呵成に実現しようとした。
 ・近鉄とオリックスは合併で1チーム減
 ・ダイエーを軸にもう1チーム削減(政界財界を動員して実現させる)
NPB内部に、ナベツネ氏に逆らうものなど誰もいない。「たかが選手」も問題ない。まして、野球を見せてやるのだから「ファンなど問題外」だった。シナリオは完璧と確認して、近鉄とオリックスの合併劇は開幕した。ところが…
ライブドアなる跳ね返りが「近鉄を買収したい」といい、売らないのなら「新規参入」させろと言い出した。それを「たかが選手」がストを構えて迫り、世論(ファン)が後押しした。ナベツネ氏にとって、仰天動地の出来事である。

結局、12球団2リーグ維持で収拾したが、ライブドアを認めるのはけったクソ悪い!ナベツネの面子を保つには、
 ・あくまで近鉄とオリックスは合併させる
 ・ライブドアの参入を阻止する
そこで急遽用意されたのが、楽天である。ホンマ「アホやで!」新規参入希望が2社あるなら、近鉄もオリックスも売却すればよかっただけの話しだ。ここまでくれば「プロ野球の将来」など、欠片もない。
これで一件落着といかないから大変だ!
ダイエーを軸にした合併劇が止まらない。人脈と恫喝で、政界財界を動かしたのに、急には止まれない。産業再生機構は、ダイエーの解体を迫った。この再編劇の仕掛け人が「ナベツネ」だと公表されそうになって、急に隠れる必要があった。それが「一場問題」であろう。現役も、OBも「俺ももらった」と公言する栄養費!そんな「公然の秘密」を理由に引退を表明。ただ、予定通り「引退後も院政」を敷いている。

ナベツネ氏の頭には、ダイエー・西武・ロッテ辺りを丸めてチームを減らし、最終的に「ヤフーに買収させる」シナリオがあった。もし、ヤフーがプロ野球に参入したかったのなら、ライブドアと楽天に続き第3の候補として名乗りを上げればよかった。なのに、苦渋の選択でダイエーが「産業再生機構に屈した」翌日に、買収に名乗りを上げている。それが何よりの証拠であろう。流石のナベツネも、ここまで大きな車輪が動き出すと「止めようがなかった」ようだ。
結局、プロ野球とは「ナベツネの私物」に過ぎない。
一場問題も、根本にある「逆指名制度の廃止」が話題に上らない。ライブドアなら「新しい血」が入ったが、ナベツネの意向を受けた楽天では、風穴を開けることにはならないだろう。度し難い組織だ!


安直な命名
041105(金) dogfight
野鳥のネーミングは分かりやすい。右の写真は、カモの仲間で、和名をキンクロハジロといいます。
 ・目が金色 ・体は黒い ・羽は白い
そのまま合わせれば、金・黒・羽白=キンクロハジロとなります。この分かりやすさが、短時間でこの趣味に馴染んだ理由の一つです。
新潟県中越地震の報道で、エコノミークラス症候群で死亡する事例が相次いでいることが問題となりました。
 エコノミークラス症候群 長時間下肢を動かさずに座っていると、太腿に深部静脈血栓ができることがある。血栓が出来た後で動くと、その一部が血流に乗って、肺塞栓・卒中・心臓発作を誘発し、死に至ることがある。当初、航空機内のエコノミークラスの旅客から「深部静脈血栓」が報告されたため、エコノミークラス症候群の名前で知られる。
この病名も「そのまんま」であることが分かります。案外、医療の世界でも安直な命名が行われているのだろうか?
dogfight注:人間は、なかなか学習しないものだと思いました。阪神淡路大震災でも、倒壊家屋に閉じ込められた人が、救出と共に死亡する例が相次ぎ、エコノミークラス症候群が問題になりました。この事実は、阪神淡路大震災の記録に多く残されています。当然、今回の地震では「この苦い経験が生かされる」と思っていましたが、大変残念です。

ついでになりますが、もう一つ「安直な病名」をご紹介しておきます。
 ネコ引っかき病 ネコに関わる人獣共通感染症でめだつ病気。細菌や微生物などの病原体のいるネコや犬に「引っかかれる・咬まれる・なめられる」こんな行為から感染し、患部が赤くはれたり、膿んだりすることがある。普通は自然に治るが、免疫が低下していれば「全身のリンパ節が腫れる」こともあり要注意。なお、人と人では感染しないのでご安心を!。
最初は冗談かと思ったのですが、どうやら正式名と知って驚きです。まあ、分かりやすくていいか!


野鳥の餌付け
041106(土) dogfight
小鳥はとっても可愛いです。手のひらで餌を啄ばんでくれたたらどんなに嬉しいだろう!
かつて、我家にはpipiという名のセキセイインコがいました。家族同然で、pipiも自分のことを鳥だとは思っていませんでした。ただpipiはペットで、野生の鳥ではありません。
私には「野鳥の餌付け」に関して、是非の判断がつきません。強いて言えば「やや批判的」で、私自身は餌付けはしないでおこうと思います。
私のカメラは、スナップ写真には便利ですが「シャープな映像」というわけには参りません。綺麗な写真を写すには「出来るだけ近づく」ことですが、容易なことではありません。ところが先日のこと、ノゴマの情報で大泉緑地へ行ったとき「餌付けされたノゴマ」を写すことが如何に容易か分かりました。ただ、ノゴマは旅鳥で、本来なら大阪に留まる野鳥ではありません。それを餌で釣って、写真を撮るために滞在を引き伸ばす…さて如何なものであろうか?

大阪城外堀には、たくさんの水鳥がやってきます。先日も、カメラを構えたら水鳥が集まってきました。お陰で綺麗な写真が、何の苦労もなく撮れました。訳は簡単です、何時も餌付けをしているので、堀端に立った私を見て「餌がもらえる」と近づいてきたのです。餌を探すのではなく「餌をもらう」これって、人間で言うなら自立ではなく居候だと思います。
狭山池は、大阪城公園の何倍も水鳥がやってきます。でも、誰も餌付けをしないので、人と野鳥の間に「正常な緊張関係」があります。

あまの街道の野鳥は、全体に人馴れしています。特に冬鳥のアオジは、餌不足の春先になると、大胆に街道へ出てきます。そんなアオジに餌をあげる人もいて、餌付けがまったくないとはいえません。ただ、場所も時間も決まっておらず、通常の餌付けと違います。だから、あまの街道は「相互信頼関係」にあると思います。
dogfight注:陶器山トンネルの上に餌場がありますが、ここにはスズメ・ヒヨドリ・メジロしかやってきません。勿論、写真を撮るためのものではありません。
野鳥を野生のままに、人との接点を求める。まるで矛盾するこの関係。永遠のテーマかな…


041107 37年連れ添った最愛の妻が、唐突に旅立ちました
飴と鞭
041113(土) dogfight
建物を建設するには「建築確認申請」を出して許可を得ることが必要です。
4年前に、建築確認申請の制度がドラスチックに変わりました。私は、この改革で「更に違反建築が増える」と非難したのですが、全くの的外れでした。おそらく、申請制度の変更だけでは悪化したと思いますが、この数年の「建築基準法の抜本的改正」との併せ技で、違反建築が激減しました。
 ・建築基準法は大枠を国が決め、細則を自治体の運用に委ねた
 ・このこと(規制緩和)により、守りやすい「建築基準法」に変貌した
 ・反面、罰則が強化された。特に、発注者責任を明確にしたことは大きい
守りやすい法規(飴)と罰則強化(鞭)が功を奏し、合法建築物の証である「検査済証の発行率が80%を超えた」のです。
dogfight注1:改正前の罰則では、発注者は対象となっていませんでした。そのため、違反を強要する注文主が絶えなかった。改正後、発注者の最高刑は罰金1億円
dogfight注2:申請業務(検査を含む)を民間に開放した(事実上民間に委ねた)ことで、人員に余裕が出来、行政による建設パトロール(違反摘発チーム)が格段に強化された。
追記1
「ウサギ小屋から超高層まで」がMACのセールスポイントです。
先日、規模が12uのゴミステーションの建替えに付いて相談がありました(まさに、MACのポリシーそのままの仕事です)。ほんの数年前なら「誰も申請などしなかった規模」です。
ある民間分譲マンションで、老朽化したゴミステーションの立替を決議、建設会社へ工事を依頼したら「申請なしでは工事できません」と断られたそうです。まさに「飴と鞭が」浸透した結果だろうと思います。
追記2
あるところで、違反(無届工事)をしようと考えて準備工事をしてところ、建設パトロール隊が乗込み「現場検証」したそうです。関係者一同ビビッテしまい、私のところに相談の連絡がありました。幸い、まだ着工しておらず「違反実体がなかった」ため大事には至りませんでしたが、無謀なことです。懇々と説教したことは言うまでもありません。


私の年金問題
041114(日) dogfight
   (家内が急逝する以前の記事をベースにしています)
社会保険庁から届いた通知で、私の年金に疑問を持ちました。
早速、社会保険庁に連絡したところ「一度来て欲しい」という。私が体験した危険は「誰にでもありそうな落とし穴」です。ご参考になればと思い、紹介します。
社会保険庁から届いた書面で、私が過去に掛けた「年金」の月数を知りました。ところが、どう考えても「11年間経験したサラリーマン時代」の記録が、欠落しているように思えて仕方ありません。そこで、問い合わせたことから様々な「落とし穴」が分かりました。
かつて、国民年金・厚生年金保険・共済組合の制度では、加入者の年金番号が独自に付けられていました。しかし、平成9年1月から、すべての年金制度に共通した基礎年金番号が実施されました。
これだけ見れば「良いことだ」と思いますが、問題は「過去の年金番号と基礎年金番号がリンクしていない」ことです。平成9年1月時点で加入していた「年金制度」以降は、基礎年金番号で一元管理されているのですが、それ以前のことを社会保険庁はリンクして整理していません。

私の場合、平成9年1月時点で「国民年金」だったために、リンクしていない「サラリーマン時代に加入していた厚生年金」が全く欠落していたのです。掛け金を食い物にして、自分達の福利厚生に熱心な社会保険庁ですが、決して「私達の権利」を守ってくれるわけではありません。この「欠落していた掛け金」は、自己申告で繋げない限り、切り捨てられることになります。ご注意を!
dogfight注1:一生同じ職場で過ごした方は問題ありませんが、私のように何度も職場を変わった人は特に要注意です。

更に、私の場合は問題がありました。
基礎年金番号で一元管理するために、国民全員の過去のデータがコンピュータ化されました。その際「私の生年月日が間違って入力された」ため、サラリーマン時代11年間の掛け金が「全くの別人のもの」になっていたことです。幸い、初めて年金に加入した昭和40年4月時点の「年金証書」を保存していたので、コンピュータの入力ミスを証明できましたが、もしこれがなかったら、大変な闘争を余儀なくされたと思います。
dogfight注2:昭和40年当初の年金番号で過去の記録を調べたら、生年月日の違う別人の『高松』が出てきた。私が事前に用意していた「勤務先名や勤務地」が別人の「高松」と一致したため、コンピュータの間違いを証明することが出来ました。これって怖い話しですね!
追記1
私の場合、昭和40年4月から平成16年10月までの475ヶ月で、合計9ヶ月の未納期間があることが分かりました。政治家になるつもりはありませんが、これって問題になるのやろか?アハハ・・・
追記2
家内のように早死にすると全く大損します。400ヶ月掛けて、一時金22万円で終わりです。皆さん、政府を悩ますほど長生きしましょう!


防災グッズ
041115(月) dogfight
  (家内が急逝する以前の記事をベースにしています)
日本列島は地震だらけ。先日も、テレビを見ていたら「何処で大震災が起きてもおかしくはない」そうで、危険なのは関東大震災だけではないそうです。まさかに備えて、防災グッズを揃えましょう!

そこで、息子の嫁からこんなメールが届きました。
阪神淡路を生き残った人たちの避難準備の助言です。---途中略---我が家はこれにしたがって少しずつ買い集めてます。---途中略---それとお水ですがこんなものがあるようです。
まあ、一度読んでみて下さい。一朝一夕で準備できるものではありませんが、あれが「生き延びられる」と思うアイデアが一杯です。小物ですが「笛」は、閉じ込められたときに有効だろうなと感心しました。
追記
中越地震では、夕方に発生したにもかかわらず、火災が少なかったそうです。そのわけは、配管材料の改善と、マイコンメーターの普及にあるそうです。
そこで、9月に起きた和歌山県沖を震源とする地震が気になりました。我家では、2度目の地震でガスが止まりました。揺れを感知して自動閉鎖したのです。
マイコンメーターは、感震器が震度5弱以上を
感知すると、ガスの供給を遮断します
サイトで、大阪ガスのマイコンメータを調べたら、右のように説明がありました。食器が棚から落ちたくらいで、よく揺れたのですが、震度5を超えていたのですね!


安全への考え方
041116(火) dogfight
  (家内が急逝する以前の記事をベースにしています)
某宗教施設が完成し、見学会へ行ってきました。
近々に建築雑誌でも紹介されるだろう建物です。ただの技術屋に過ぎない私に、芸術性云々などとても出来ません。ただ『安全に関する価値観が随分違うな』と思いました。かなり、法解釈や技術論に入りますが、ご辛抱を!
 非常用EV
緊急時あるいは災害時に消防隊が「非難活動を行う」ために利用するエレベータ、それが非常用エレベータです。停電時でも活動できるよう電源装置を持つ必要があります。また、消防隊の活動基地になるよう、消火装置・非常電話・排煙装置などを有する「付室」を持ちます。
これだけの防災設備を持つだけに、投資額も大変です。
ただ、どんな建物にも設置を義務付けているわけではありません。基本的には高さが31mを超えて、はしご車では消防活動が困難な超高層ビルに設置が必要うです(一定規模以下なら不要)。
見学をした建物は、非常用EVの設置義務のない規模であり高さです。なのに、設置されているので、設計者に「何故」と質問してみました。答えは『非常用進入口が取れないから』というものでした。
 非常用進入口
消火活動あるいは救出活動するため、外部から消防隊が「進入できる開口部」を設ける必要があります。大きさや、位置に付いて規定があります。非常用EVで代替できる
見学をした建物ではデザイン上の問題から、非常用進入口を設けることが出来なかったので、非常用EVで代替したそうです。
同施設は、修行道場の機能を持っており、不特定多数が利用することを前提にしています。
デザインと安全性の担保がバッティングし、デザインを選んだわけです。非常用進入口は非常用EVで代替できるので、違法行為ではありませんが、私は「安全性なら非常用進入口の方が有効」だと思っています。ちょっと違うな…と感じたわけです。

非常に閉鎖性の高い建物ですが、機械排煙装置もスプリンクラー(自動消火)装置もありませんでした。確かに、設置義務のない規模ですが、不特定多数が利用することを考えれば、是非欲しかった設備だと思いました。
 排煙装置
火災発生時に、煙に巻かれないように「煙を出す窓」が必要です。手動で窓開けるか、機械的に排煙装置を稼動させるかです。
私は、手動による「排煙」を信用していません。火災が発生すれば、誰も冷静でいられるとは思いません。そんな中で「煙出しの窓を開けて回る」犠牲的精神に頼る排煙方です。パニックがおきやすい不特定多数が利用する施設では、法の有無に関わらず機械排煙が望ましいと思っています。非常用EVの費用があったのなら「私なら機械排煙に使うな」と感じた次第です。


宅配便戦争
041117(水) dogfight
  (家内が急逝する以前の記事をベースにしています)
郵政公社の「ゆうパック」が、ローソンと組んで宅配便戦線に参入しました。
クロネコヤマトは「税金のないビールを売るようなもんだ」と訴訟し、裁判になっている。利用者からすれば「安い方がよい」ということになるのですが、民業圧迫で被害を受ける企業にとっては堪るまい!
では、何故「民業圧迫」となるのか?これを知れば、如何にアンフェアなことかよく分かる。
 ・郵政公社には納税義務がない
 ・施設に対す公租公課もなく、家賃も要らない
 ・施設建設費の調達に不自由しない。金利も要らない
純民間企業なら、土地を買い施設を作り、その償却を行う必要がある。施設作りの費用は借入れで賄うであろうからその金利負担もある。また、必死の思いで利益を上げれば税金が待っている。ところが、郵政公社には「何の負担もない」これでは、業務コストは雲泥の差となる。まるで、地方から出てきた勤労青年と、親の財産をしこたま受継いだ青年の「資産比べ」みたいなものだ。
郵政民営化すれば「納税義務」は生ずるようになるが、施設整備負担なしで引き継ぐわけで、やはりハンディは付きまとう。まあ〜どんな言い訳をしようとも「官による一方的な侵略」に過ぎない。そりゃ〜怒るよな…
追記
クロネコヤマトは、コンビニとタイアップする制度を作り上げることにより、ゆうパックだけではなく、同業他社と比べても割高な料金で、独占的な利益を上げてきました。どっちもどっちかな?


小堀遠州
041118(木) dogfight
  (家内が急逝する以前の記事をベースにしています)
徳川家康が幕府の礎を作る過程で集めたブレーンは、様々な分野に及んでいる。そのうち、芸術担当大臣とも言える存在は、小堀遠州です。そこで経歴を見てみよう。
 小堀遠州
近江に生まれる。近江小室藩主(12000石)で江戸初期の大名茶人。幼少より英才教育を受け、千利休、古田織部と続いた茶道の本流を受け継ぎ、徳川将軍家の茶道指南役となる。1608年駿府城作事奉行をつとめ、その功により諸太夫従五位下遠江守に叙せられ、これより「遠州」と呼ばれる。
●書画、和歌にもすぐれ、王朝文化の理念と茶道を結びつけ「綺麗さび」という幽玄・有心の茶道を創り上げた。●後水尾天皇をはじめとする寛永文化サロンの中心人物。作事奉行として桂離宮、仙洞御所、二条城、名古屋城などの建築・造園にも才能を発揮した。大徳寺孤篷庵、南禅寺金地院などは、代表的な庭園である。●美術工芸においては「中興名物」の選定や、高取・丹波・信楽・伊賀・志戸呂など国焼の茶陶の指導にも偉大な足跡を残している。また、中国・朝鮮・オランダなどの海外への茶陶の注文にも力を注いだ。
経歴は、芸術界のスーパーマンを示しており、西洋で言うならミケランジェロに匹敵する。
江戸期以降の名園は「小堀遠州作」あるいは「小堀遠州流の庭」と呼ばれるものが多い。このように、私達が小堀遠州の名に触れるのは「庭園」であることが多い。生誕地・湖北(滋賀県)に行くと、今でも『遠州流』の研究家が多く、自宅の庭を「遠州流」と称する人が多いそうだ。
先日、訪問した「加賀屋新田会所跡」も遠州流となっており、大変美しい庭園です。遠州流とは「何ぞや!」と興味を持ち、調べてみました。経歴はすぐに調べられたのですが、さて?何をもって「遠州流」とするのか、サッパリ分からない。ご存知の方は、是非ご教授ください。


再出発
041119(金) dogfight
家内が急逝し、暫く「昨日の日記」を休んでいました。再開後も、ストックを使っていただけで、それも終わりました。いよいよ再出発です。

私は様々なシチュエーションを想定して、慎重に生きてきました。しかし、唯一「家内が先に逝く」という想定はありませんでした。
人間の能力には限界があります。
今までは、私の守備範囲から「家事」が100%欠落してしました。しかし家内の死去で、家事のかなりの部分が私に掛かってきました。当然、それだけ他を削る必要があります。
この1年「家内の料理」に馴染んだ私には、外食に耐えられそうもありません。帰りにスーパーにより、食品をそろえて「自宅で食べる」ようにしています。今夜の食事はどうする、冷蔵庫には何がある…これを考えるだけで、かなりのエネルギーを使います。今は、ホームページへのエネルギーを振替える日々です。そんな訳で、今までのような更新は出来ないと思っています。

37年間「家内がいる」ことが当たり前の生活をしてきて、突然「家内が居ない生活」に慣れることは容易ではありません。「亭主が稼ぎ女房が守る」これって最高の分業だったっと、家内を亡くしてしみじみ思います。
三男を出産後、家内は持病を持つようになり、約10年通院しました。そのため、如何なる生命保険も入ることが出来ず、この度の急逝でも保険は全くありませんでした。
奥様の保険は絶対に必要です!皆様お気をつけてください。

生活もホームページも「再出発」です。どうぞ、お力をお貸しくださいますように…
追記
ほめ言葉として、家内は支離滅裂かつズボラに家事をこなして来たことが分かります。あれだけ広い守備範囲を持つと、私が仕事に対する「緻密さ」で対応することは不可能だし、負担に押しつぶされるだけだろう。それを、実に上手く「手を抜いて」対応していたようです。
小さな穴が開いた風船みたいなもので、いつも「バンバンに膨れる」ことがなかったと思います。ただ、この夏以降の数ヶ月私の経営不振で、逃げ道の「小さな穴」を塞いでしまいました。お母さんゴメンネ…


武士道の国から来た自衛隊
041120(土) dogfight
武士道の国から来た自衛隊---イラク人道復興支援の真実(産経新聞イラク取材班)---
家内の葬儀を挟み、読み終えた本です。
イラクへ出向く自衛隊の苦悩と努力を取材したドキュメントです。自衛隊が自ら「政治的判断」を下すことはありません。政治の判断に従って「ベストを尽くす」ことが彼らに出来ることです。「平和団体」と称する人達が、基地に押しかけたようですが、的外れでしかない。

イラクでは「人道支援」に徹し、他国の軍隊と違った動きをしたようです。
飢えた人に食料を渡すのではなく「食料生産方法」を教える援助をしています。大変感動した本でした!


トラウマを避けるために
041121(日) dogfight
家内が倒れた日の「柳生街道を歩く」が、未編集のまま放置されています。
このままでは、柳生街道が「いやな思い出」としてトラウマになってしまいそうです。あの美しい街道をそうさせないために、残りの区間を歩き「柳生街道を歩く」を完成させようと思います。出来れば早い方が良いので、次の土曜日が晴れなら柳生の里へ行こうと思います。ただ残りの距離は僅かなので、家老屋敷や正木坂の道場を見学したら、その後「笠置」まで足を伸ばして、後醍醐天皇の「夢の跡」を見てこようと思います。
柳生街道がトラウマとなりませぬように…
追記
昨日の日記も暫くは「家内の思い出」に終始しそうです。どうぞ寛容の心でお許しを願います。


大きなの要
041122(月) dogfight
団欒の要にいた家内が突然逝って、我家に大きな穴が開いています。とても、一朝一夕に塞げる穴ではありません。
いつも、テレビがついていて、誰も見ていないようで、そのくせ突然議論が起きる。そんな家庭でした。
家内が逝ってから、テレビがつかなくなりました。我家から「政治談議」が消えました。世間では、相変わらず大きな事件が起きていますが、まるで関心がわきません。
今後は、私が「扇の要」になるべきであろうが、私自身は立直りにきゅうきゅうしており、まだまだ遠いことです。まさに、日々「家内の大きさ」を感じています。

家内は「片付け下手」でした。
「捨てる」ことでしか収拾できないのに、何もかも抱え込んで、何処へ何を片付けたのか「支離滅裂」になっていました。子供達も「オカン!あれ、何処へ直しテン」と口で怒って心で愛していました。何処かドジなお母さん、それが家内でした。
きっと家庭とは、この「いい加減さ」があってこそ成り立つのだろうと思います。ルーズだけど、とっても大きな要。誰かが暴走しても決して外れない要。家内はそんな女でした


神の配慮
041123(火) 勤労感謝の日
妻は急逝しました。しかし、後追いで考えれば、まるで予兆がなかったわけではありません。
死因は「剥離性くも膜下出血」です。心臓から脳に通ずる動脈のうち、延髄内を通過するものが、小脳の下部で裂けたものでした。動脈瘤はなく、脳ドッグで検査しても、発病前に発見することは不可能です。また部位的にも手術不能なところにあり、現代の医学では不可抗力な原因でした。もっとも劇症のくも膜下出血で、ドクターの話では「即死」に近かったようです。全く悔いがないわけではありませんが、今は天命であったと思います。

天命であると思えば、神の配慮を感ずるようになりました。
この1年、私と家内は愛を育みました。これは、神が「別れ」を与える前に、私に許してくれた時間であったように思います。また、この1年「自然を歩く」ことで、家内との別れの後に備えさせてくれたように思います。お陰で、家事で歩きまわることに苦痛を感ずることがありません。

妻が安らかな眠りに包まれますように…


忘れたアイバンク
041124水) dogfight
家内の遺品整理で「アイバンク・ドナーカード」が出てきました。
長男が、角膜移植に成功し視力を回復したことに感謝して、夫婦で登録したものです。私は、常にドナーカードを携帯しているので、事故にでもあえばおそらく「献眼」されると思います。

家内の場合は、あまりに急逝だったため、誰も「アイバンク」に思いが行きませんでした。
カードを見ながら、もし気付いたとして「どうだっただろう?」となりました。あまりに生々しい話で、結論は「拒否」でした。本人の意思と遺族の意思は必ずしも一致しません。一時でも家内のそばにいたいときに、眼球摘出のために隔離されることは耐えられません。また、家内の体の一部を摘出することに「あの状態」で同意したとも思えません。
アイバンクの存在を失念していたことは、わが家族にとって幸せであったと思いました。


ほめ上手
041125(木) dogfight
家内は「ほめ上手」でした。
「豚もおだてりゃ木に登る」の喩え通りで、私は女房に褒められては、自信を持って働きました。私の作る建築プランのチェック役は家内でした。MACの設計では「収納スペースが多い」のですが、片付け下手の家内の思考が反映されていました。野鳥の趣味も、撮った写真を「家内に褒めてもらう」ことが楽しくて仕方ありませんでした。
でも、もう私を褒めてくれる人がいません。どうしよう…
追記
お母さんが倒れる前日、会食の誘いがありました。何も用事はなかったのですが、とっさに「今夜は都合が悪い」と断りました。思えば、この日がお母さんとの「最後の晩餐」でしたね!これも神の配慮であったのであろうか…


異常性愛者
041126(金) dogfight
弔問くださった方達と話していて感じたことは「異常性愛者」の存在が、重大な社会問題になっていることです。
奈良県平群で、小学生(女子)が異常性愛者の犠牲になり、連日社会面のトップになっています。こんな無残な事件が起きる以前から、不審者が小学生周辺にうろつく事例が多く、全国の学校で厳戒態勢がしかれているそうです。子供達は防犯ベルを常に携帯し、集団登下校、更には「父兄の護衛団結成」までしているという。
もう、人権尊重もいい加減にして、その手の趣味を有する人物の監視網を作るべきではなかろうか!
追記
先日も、長男がゲームセンターの「リフト」で、何かのぬいぐるみを吊り上げたところ、欲しそうにしていた子供がいたのであげたそうです。そうしたら、母親が物凄い形相でやってきて、投げつけるようにして返してきたそうです。もう善意すら通じない「危機的な状況」といえそうです。悪人顔の私など、うかつに声を掛けようものなら、即「逮捕」されそうです。


すれ違った秋
041127(土) dogfight
例年より少し遅れて、今年は11月が「秋」でした。

バス停付近
「歩く」には1年で一番良い季節で、さあ歩こうと思った矢先に家内が急逝。結局、何処へも行けないまま11月が終わろうとしています。気がつけば、バス停のある銀杏並木はすっかり葉を落としていました。今年は秋とすれ違ってしまったようです…

どうやら今日は晴れのようです。家内の急逝で中断していた「柳生〜笠木」の続きを歩きに行って来ます。

先日の新聞に、京都府美山村「かやぶきの里」が紹介されていました。
こんな風景を見ると「お母さんと行けばよかった」と涙ぐみます。JR京都駅からバスを乗り継いで2時間半で着くそうで、我家からは片道4時間の旅です。もう秋とは言えず「初冬の風景」になっていると思います。49日の法要が済んだら、1泊とまりで家内(形見のバックパック)を背負って行こうかなと思っています。実現できればいいね!


神の配慮2
041128(日) dogfight
家内の急逝は、神の意思であろうか?ならば、何と神は用意周到であろうか。
私が貧乏になって、野鳥趣味を覚えました。金の掛からぬ趣味を与えてくださったと思っていたが、どうやらそれだけでは無そうだ。私が「独りぼっち」になっても、孤独を紛らわす手段を下さったに違いない。
私を気遣ってくれる娘の一人から、こんなメールが届きました。
冬になると、野鳥が餌がないため、結構人に寄って来ます 高松さんの山歩きがどの程度かが分りませんが、冬の雪振る頃の金剛山は、ひまわりの種をもっていけば、ゴジュウカラが手の上まで取りにきます。かんど〜ものです。 また一緒に行きましょう。 ではでは
冬の金剛さんには登ったことがありませんが、来る冬には是非行ってみたいと思います。家内の命と引換えの「野鳥趣味」なら、腹立たしくもあるが、それでも楽しい趣味に違いない。アイゼンを始め装備を整える必要はあるが、私は今から楽しみにしています。


柳生街道を行く
041129(月) dogfight
『柳生街道を行く』は、妻の死を挟んでの紀行となりました。
如何なる思い出になるのか?これはずっと後の判断だろうと思います。
近畿探訪・奈良『柳生街道を行く』を是非ご覧ください。あわせて『笠置寺』もどうぞ!


『畿』
041130(火) dogfight
 『畿』とは、京(みやこ)のことです。
近畿とは「京に近い地域」と言う意味です。近畿は歴史の宝庫です、手近な旅をお楽しみ下さい。

冒頭の言葉は、当ホームページ「近畿探訪」の紹介文です。最近ふと気付きました、一番「畿」の意味を理解していなかったのは私自身ではなかったか?と…
近畿に住んで約40年間。「いつでも行ける」という気持ちが「何処にもいかない」結果を招いていました。

近鉄が発行している「てくてくマップ」は、沿線の名勝を紹介したもので60コース以上あります。大変詳細なコース記述があり便利です。更に、インターネットで事前調査しておけば「楽しく歩ける」こと請け合いです。近鉄沿線ですから、主に奈良県下で和歌山や京都が少し含まれています。私が今のペースで走破して言っても、てくてくマップをクリアできるのは還暦を過ぎるだろうと思います。
一方、JRは「近畿一円」をターゲーットに「駅から始まるハイキング」を出しています。

私は両社の資料を取り寄せました。健康とふところ(あまり費用は要らない)と天候が許す限り、歩きたいと思います。
家内を背負っての「同行二人」旅は、何より私に心の安息をくれます。また、何時「お迎えが来る」か?分かったもんで無いと思えば「生き急ぐ」必要も感じています。さて、生がある限りにどれだけ「近畿」を楽しむことが出来るであろうか?
追記
本日、JR西日本から「駅から始まるハイキング」のパンフ一式が届きました。近鉄の「てくてくマップ」より髄便お金が掛かっており、分かりやすい資料となっています。送料だけで送ってもらえますので、是非どうぞ!(駅から始まるハイキングの中で申込みが出来ます)


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