dogfight高松の長すぎるひとり言
2004年4月
エッセイ&コラム
あれこれ申請手数料喫煙事情あまの街道と狭山池当世「賃貸住宅」事情ADSL「我家の現状」正論5月号からテレコンレンズの修理テロの脅威テロの脅威2米と鉄時の判定隠岐の市当村合併造幣局の通り抜け身勝手な思考サラ金並みオオスズメバチ様変わりの架空戦記ダイエット生活の匂い依存症渡り幻想フリーチケット北朝鮮Why腐臭買い物歩兵の本領自己責任年金改正


あれこれ
■040401(木) dogfight

船上

料理
リバーサイドカフェ
素晴らしい「花見」シーズンになりました。
事務所近くの大川(旧淀川)畔の天満南公園で、今年は楽しいイベントが行われています。それは、川面に船を浮かべ「リバーサイドカフェ」を作りました。
営業期間
 ・3月27−4月11日
  (雨天休止)
営業時間
 ・12:00-21:00
予約
 ・090-4294-6941
料理
 ・一品料理(500円程度)
 ・弁当は予約が必要
愛娘かおりを連れて、お昼に行ってみました。
ビーフシチュー(パンがついている)で500円です。案外量があるので驚きました。私は、ビールとチーズを注文。かおりは紅茶でした。
一寸先は暗闇
040330夜遅く、ちょっと湿った声で横田君(元社員)から電話がありました。なんと勤務先=大木建設が、民事再生法を申請したという。
これは青天の霹靂です!大阪では「そこ除けそこ退け大木が通る」といわんばかりの躍進振りで、勝組みと思われていたからです。まさに一寸先は暗闇です。
昨日の新聞発表では「海外での不動産投資に失敗し、急速に負債を増やした」というものです。かつ、金融機関から支援を打ち切られたのが理由で負債総額は720億円。ホンの数年前なら「債権放棄」の金額です。銀行が体質強化したことで、簡単に切り捨てられるようになったと見るべきであろう。
ウイルス
最近のコンピュータウイルスの急増振りはどうであろうか!
今日など、40通にも上るウイルスが届き、消去するのもうんざりです。また、私が「ウイルスを送りつけた」と抗議するメールも届きました。勿論、ウイルスの仕業で私はやっていません。そんなこともご存知ない方のようです。ちなみに10通の発信者「私のアドレス」となっていました。念のため、ウイルススキャンもしましたが、私のコンピュータは感染していません。ご理解いただきますように…


申請手数料
040402(金) dogfight
あの手この手で粘って許可申請にこぎ着け、既存不適合の認定(審査会で審議)を受けることになりました。「違反建築はしない」というポリシーを貫いたのですが、代償は決して安くありません。現地調査・民間検査機関および行政機関との交渉調整・資料作成等で手間隙を掛けた上、止めは審査費用でした。審査費用は規模の大小と関係なく一律で「16万円」でした。違反建築をさせないためにも、もっと費用を押えて「門戸を開いたら…」と感じた次第です。
規制緩和が進む建設業界では、申請方法も激変しました。
上記に述べた「審査会もの」は、行政機関しか出来ませんが、建築確認申請等の審査・検査は民間機関に解放され、手数料のあり方も変わりました。民間検査機関としては、手数料しか「売上」がないわけで、申請手数料が増えるのはやむをえないのですが、費用負担のルールが出来あったわけではありません。
項目 規制緩和後 規制緩和前
着工前 建築確認申請 建築確認申請
工事中 計画変更
(変更があった場合その都度)
12条変更申請
(変更をまとめて)
指定行程検査(複数回) 中間検査(複数回)
竣工時 完了検査 完了検査
決済 現金(経費扱い?) 証紙(税扱い)
赤字=有料部分

一般的な建物における「申請および検査」をちょっと乱暴に表にしてみました。
従前における、費用発生は建築確認申請だけで、それも手数料は「証紙」で支払っていたため感覚として『税金』で、事業主が支払っていました。
ところが制度が変わり、行程ごとに『現金で支払う』ようになると、それは---経費ではないか---という感覚が生れてきます。ならば「設計料に含まれているはず」となって、辛い目にあうようになりました。

1回あたりの費用は安くなったのですが、何せ支払い回数が増えました。例えば、事業主の要望が変わったことによる変更もあるわけで、計画変更など頻繁にありえます。また、検査費用は「工事に付随する」とも考えられます。規模が大きくなれば、申請手数料合計は100万円を超えます。小さな規模でも20万円を下回ることはありません。この費用が固定できないため、負担のルールを決めておくのですが「立替の発生⇒支払い不履行」が多く「検査を受ける=違反をしない」たびに、懐が痛んでいます。
世間で通用するルールの確立を待ち望んでいます。


喫煙事情
040403(土) dogfight
世のオッサン達はすっかり意志が弱くなり「絶対タバコを吸い続けるゾ!」と叫ぶ人が減りました。1日4箱のヘビースモーカーだった私も禁煙6年目に入り、今では匂いも嫌いになりました。

所用があり、先月末に博多へ行ってきました。往復とも新幹線を利用したのですが…
16両編成中喫煙できるのは僅か5両です。それでも禁煙車の指定が取れず、やむを得ず喫煙車で座席を確保しました。車両に入ると『空気が辛い』ことに気付きます。
いやいや乗った喫煙車ですが、案外タバコを吸っている人が少ないことが分かります。どうやら私同様、苦渋の選択で乗った人が多いようです。言わば「5/16の比率でもまだ多い」と言うことです。
益々、喫煙者の肩身は狭くなるようでお気の毒ですが、タバコは「止めてよかった」と思います。
追記
私同様ヘビースーモカーだったMさんも昨年から禁煙しました。禁煙理由を尋ねたら「値上げに腹がたって」だそうです。いま、タバコの値段はいくらであろうか?そんなことにすっかり疎くなりました。


あまの街道と狭山池
040404(日) dogfight
何度か触れたことですが、あまの街道と狭山池の相違について整理したいと思います。
項目 あまの街道 狭山池
禁止事項 原動機付車両の通行禁止
その他の規則はなく、愛好者の自己規制に任されている
原動機付車両の通行禁止
花火やバーベキュー等「火気の使用が禁止」されており、モニターカメラで常時監視されている
マッチ1本で「全山丸焼け」の環境にあり、咥えタバコで歩く人など皆無
管理清掃 狭山市の管理下にあるが、実態は「?」
清掃は愛好者により自主管理
大阪府が管理
定期的に官費で清掃されている
市役所に「せめて清掃道具の提供を」と要望しているが、結果は出ていない
連帯感 行き交う人々は挨拶を交わし、自然発生的にサークルが出来ている 挨拶は交わされない
サークル活動があるのかどうか不明
大阪狭山市において、あまの街道と狭山池は「二大自然環境」です。
でも私にやはり「あまの街道」の方が好きです!あまの街道には「古き良き日本」があります。
狭山池は「ニューファミリー感覚」で、行き交う人にわざわざ挨拶するなど「わずらわしい」と言った雰囲気です。
さて?皆様はどちらが御気に召しますでしょうか…
関係のない追記
数日前から、またADSLが不調です。過去3度に渡って「帯域調整」をしており、上り0.128MB・下り1MBで運用していましたが、それでも通じません。プロバイダに連絡をして、4度目の帯域調整をしてもらうことにしました。
上りは、はなから速度を落としていたため、何度もエラーをだしながら何とかアップロードできますが、下りはまるで普通です。従って、正確にアップロードできているのか?確かめる術がありません。

先日来、行ってきたファイル整理ですが、私が操作を間違えたため画像ファイルが全部一緒になってしまいました。それを再度分類する作業を少しづつしています。表示不能の画面があることも分かっているのですが、ADSLの不調で早急には修正でそうもありません。悪しからず…


当世「賃貸住宅」事情
040405(月) dogfight
賃貸マンションで暮らす人は多いと思います。
賃貸契約における「揉め事」は、裁判に付され「消費者保護=根拠法は消費者保護法」の観点から、賃貸事業者の敗訴が相次いでいます。私は格別「へそ曲がり」ではありませんが、事業者側からの視点でこの問題を見てみようと思います。
入居時一時金 敷金=退去時に一定割合を引いて返還
(敷き引き分が収入)
礼金=返還はない(収入)
保証金=全額返還されるが、縛りがある
入居期間中 家賃・共益費
退去時 修繕費(リフォーム費用)
右表が、従来の慣習です。
関東では「礼金」が多く、関西では「敷金」が多いようです。ところが『家賃以外は不当だ!』と言う訴訟が相次いで起こされ、消費者保護の観点から「一時金の全額返還命令」が相次いで出されるようになりました。もう「言葉の使い分け」で済まなくなってきたのです。

事業者の観点からは
 ・家賃=借入金返済、長期修繕積立金や公租公課に充当し、利益対象になっていない
 ・共益費=毎月の維持管理費用
 ・利益確保は、入居時の一時金で賄う
 ・退去時に修繕費を徴収(入居時一時金と相殺)=リフォーム費用の確保
このように運用してきました。判例から分かることは
 ・過失による破損は補償の対象だが、経年変化と判断される部分が増大⇒免責の拡大
 ・リフォーム費用徴収の禁止⇒「リフォーム費用は家賃に含むべし」という判決
このように変化してきました。マンション経営者から見れば、これは「脅威の判決」です。何故なら、
 ・判決は事業者の利潤を否定している
 ・税法の項目に「リフォーム引当金=免税対象」はない
現在の税法では「家賃からリフォーム費用を積み立てる」ことは認められていません。つまり、判例と税法のギャップを「事業者の出血で処理」しているのが、消費者保護法の実態です。
   消費者=弱者=善
この図式が「正常な商業活動を阻害」している。消費者を保護するために「事業者に犠牲(利潤を否定し、出血を強要)を強いる」ことは避けるべきであろう。大げさに言えば「日本の活力を奪う」ことを知ってほしいものです。判例を支持するなら、是非とも税法を改正して欲しいものです!


ADSL「我家の現状」
040406(火) dogfight
インターネット環境の我家の現況をお知らせします。
私は8MbpsのADSLに加入していますが、ノイズ障害のため、過去3度「帯域調整」をして『上り=0.128Mbps/下り=1Mbps』でネット環境を維持してきました。しかし、040401に通信できなくなり、プロバイダに再度の帯域調整をお願いしました。プロバイダは「結果は保証できない」と言うことでしが,
残念ながら「回復状況」は
 ・何度もエラーを覚悟すれば、アップロードできる
 ・ダウンロードは絶望的
   ※1ページを表示するのに(ダウンロード)5分ほど掛る(040409測定/0.011 Mbps)
   ※重いデータはエラーになり表示できない
 ・メールは何とか運営できる
その結果、
 ・私のホームページの運用は事務所で行うことにしました
   ※アップロードの結果を確認できない
   ※FTPサーバに接続できない⇒ホームページの編集不能
 ・資料のダウンロードが出来ないため「自宅勤務」が不可能になりました
 ・メールは今まで通り自宅で行いますが、
   ※昨日のように「1日で80通も迷惑メールやウイルスの到着」は辛い
分かったことは、光ファイバーが通じるまで「我家ではインターネットが使えない」と言うことです。
少しでも私の痛みを理解して頂くため、管理組合理事および専門委員各位の「我家訪問」をお願いしました。さて?どうなりますやら…


正論5月号から
040407(水) dogfight
産経新聞社発行の「正論5月号」はなんとも読み応えがあります。
特に今月号は「難解なテーマ」が多かったのですが、それだけに考えされられる内容でした。そんな中からいくつかご紹介したいと思います。
□『バカの壁』を読めばバカになる/岡田克敏
東大名誉教授・養老孟司氏のベストセラー「バカの壁」を、会社役員・岡田克敏氏(技術者)が批判しています。私はどちらに付くものではありませんが、感想を少々…
岡田氏の批判に「モデルを単純化しすぎる」と言うものがありました。私も「建築に関する」ことをHPに掲載するときは、出来るだけ単純化したモデルでお話しています。どんなことにも例外はあるわけで、全てを網羅して「完全を期す」と、素人にはかえって理解できなくなると思います。私は「ちょっと乱暴ですが」とお断りして、例外を切り捨て単純化して説明するようにしています。
そんな訳で、(本当に間違いも多々あるようですが)岡田氏の指摘全てが間違いだとも思いません。
一方、岡田氏側にも優秀な技術者らしい不親切さを感じました。「相手は何も知らない」という前提ではなく「当然これくらいは知っているだろう」という前提の切り口が多いため、酷く「言葉足らず」を感じました。

□アダルトグッズ店長を招いた品川区シンポの非常識「男女別トイレは暴力」!?
---皆さんの中で、トイレどっちに入るか困った経験のある人いますか?社会の中では、あのトイレほど暴力的な装置はないと感じている人がいるわけです。あれは性別によって完全に分けられて選別されるわけです。トイレを通じて私達が男であるか女であるか確認させられる、問い詰められる装置なんだと言うことに思い至って欲しい---
これは品川区が開いた、ジェンダーフリーのシンポジュームにおけるパネラーの発言です。トイレを男女別に分けることは「性差別」とおっしゃっています。
学校では、性差別をなくすため「男女の生徒が同じ部屋で更衣する」そうです。
会社で、トイレや更衣室の男女別を撤廃すれば「セクハラで告訴される」こと請け合いです。ジェンダーフリーとは「摩訶不思議な思想」ですな…

□サイバー戦争に反日法 強弁韓国に産声上げた新脱亜論/大月博寛
日本固有の領土「竹島」を、韓国政府が占拠したまま「竹島の記念切手」を発行したことで、ネット上で日韓戦争が起きたそうです。このことに抗議した日本のサイトに、韓国側のサイトが執拗に攻撃したと言う。これに対して冷静な日本側サイトは、素朴な「嫌韓」から「嘲韓」「怒韓」さらに「呆韓」「笑韓」とへと国民感情が『進化』していくさまが、ネット上で見て取れる』そうです。
日本の若者に「あしざまに言う隣人と付き合う必要はない」という感情が芽生えだしている。それが「新脱亜論」に繋がっているようだ。
韓国そして中国…我が国に対し「高圧的に謝罪を求める行動」が、貴方達との連帯を望まない若者を増やしていることを理解して欲しい。
詳しくは「正論」をお読みください。


テレコンレンズの修理
040308(木) dogfight
昨年7月に購入したテレコンレンズを使用していましたが、2週間前に「脱落」して修理に出しました。メーカーは「有償修理」を主張しましたが、購入店を通じて「保証期間中の無償修理」を申し出ました。結果は、修理ではなく「新品と交換」になりましたが、後味の悪い出来事です。

脱落の原因は、螺子山の磨耗です。
カメラ(FZ-1)のアダプターと、テレコンレンズの口径が違うため、テレコンレンズメーカー純正品の「異口径接続リング」を使用していました。ところが…
接続リングとカメラのアダプターは共に金属製で、相性がよいため密着してしまいます。更に、純正品のリングには「滑り止め」が付いていないため、我家のマッチョマンでも剥がすことが不可能になりました。反面、テレコンレンズ硬質樹脂で出来ています。容易に外すことが出来ます。そのため、脱着は「接続リングとテレコンレンズ間」で行うことになりました。
金属製の接続リングと樹脂製のテレコンレンズを頻繁に脱着すれば、樹脂側の螺子の磨耗が激しいのは当然考えられることです。購入僅か9ヶ月で「螺子山の磨耗」した理由がこれです。

私も学習効果を発揮して、純正品ではない接続リング(取外し易い滑り止め付き)を購入しました。今後は、接続リングとアダプター間で脱着することにします。これで、磨耗の激しいレンズ側の螺子を使わないことが出来ます。これって、やっぱりメーカーの設計ミスだと思います。
 ・螺子山の強度を確保する設計をすべき
 ・脱着しやすい滑り止め付き接続リングの発売
こんな配慮が欲しいですね!
関係のない追記1
※昨日、神戸の岡本さんから京都「清水寺の桜」の写真を送っていただきました。
受信しようと試みたのですが、30分経過した時点でエラーになりました。やはり我家では、写真データの受信は不可能です。なんとも役立たずのADSLです。事務所で受信する予定ですが、今日は出張のため「写真DE便り」に掲載できるのは金曜日夜になります。悔しいですね!
※ウイルススキャンの更新は何とかできました。ご安心を
関係のない追記2
総理の「靖国参拝は違憲」と言う判断が、福岡地裁で出ました。国のために命を捧げた人の祭祀を違憲と言うなら、それは憲法がおかしいのだ。速やかに改憲すべきである!


テロの脅威
040409(金) dogfight
昨夜、イラクで3人の日本人が拉致されました。
テロ組織の正体がまだ解明されていませんが、犯行声明では「3日以内に自衛隊が撤退しなければ3人を殺す」としています。それに対し日本政府は速やかに「撤退拒否」を声明しました。

イスラム原理主義者が「敵」とするのは、米軍とその関係者だけではない。彼らは文明を憎み、治安の回復を何よりも恐れている。自衛隊もNGOも人道支援を通じて治安回復を目指しており---混沌こそベスト---とするテロ組織から見れば「敵」でしかない。
拉致された3名は迂回路を取ってバクダッドへ向かっており、彼ら自身も「テロの対象」であることを認識していたはずである。私には報道でしか知る術がありませんが、3人の共通点は「政府や自衛隊に批判的で、自分こそ真のイラク支援者」と思っていたようです。ならばなんと言う皮肉であろうか!

彼らは「自己責任」でイラクと言う危険地帯に向かったのであろう。なのに…
拉致家族が上京し「速やかな救出」を訴えたのは当然ですが、我が子を助けるため自衛隊の撤退を要求し、かつ「ボランティアの民間人を救えなくて『何で人道支援か!』と政府を批判」していることには首を傾げざるを得ない。
我が国も国民もついに「試練の時」を迎えたと言うべきである


テロの脅威2
040410(土) dogfight
dogfight注1:本日のコラムを掲載する前に「イラクで拉致事件」が起きてしまいました。時系列的にはおかしいのですが、国内での「テロの脅威」が去ったわけではありません。従って、私の危惧をそのまま掲載します。
イスラム原理主義者による「列車爆破」で、スペインでは政権交代が起きてしまいました。
『次は日本だ!』という脅迫が届いており、参院選を控えて早くも「ギブアップ」を唱える、政党やマスコミが増えています。これこそがテロの目的です。
dogfight注2:「イラクの拉致事件」に関し、野党は「政府の対応を見守る」として非難を差し控えています。あの事件は、政府の力で防げる性格のものではなく「個人責任に過ぎない」

永く、我が国は「治安の良い国」と言われてきましたが、国民のモラルの高さと「外国人が少ない」と言う理由で維持されていたように思います。主に中国人と思われる「外国人犯罪」は治安を乱し、同時に「安全は只」と思ってきた国民の無防備さを露呈しました。
私は、国内で「国際テロ組織による犯行」が起きるだろうと危惧しています。何せ我が国には脆弱なものが多すぎます。
  危険1
トップスピードで運行中の新幹線が爆破されれば、2千人規模の死者が出ます。更に、これがトンネル内なら、1年くらい「大動脈を止める」ことも可能です。
※時速200km超で衝突が起きれば「全員即死」と言うシミュレーションデータがある
  危険2
原発は、警棒しか持たぬガードマンと、ピストルしかない警察官で警備されています。こんなアホな国は日本だけです。原発をメルトダウンさせれば100万人規模の被害が出ます。
更に、国際的なテロ組織の脅威に対し「警察だけで大丈夫なのか?」と言う疑問を、私などは持つのですが、進歩的文化人に代表される「アレルギー反応」が、治安維持に自衛隊を使えないようにしている。これらを本気で護ろうとするなら、自衛隊の治安出動は不可欠であろう。
アルカイダは、スーツケース型原爆も手にしたと報道されています。プラスチック爆弾やミサイルまで持つ「テロ組織」に、ピストルしかない警察官で立ち向かうなど、思想のために「国民に犠牲を強いる」行為です。原発やトンネルは軍隊が護るのが世界の常識です。結局、痛い目にあわないと「目が醒めない」国民であろうか。
関係のない追記 ダウンロードのスピードを測定したら、何と!0.011 Mbps でした。アップロードより遅いADSLなんて皆さんご存知ですか?


米と鉄
040411(日) dogfight
今も昔も「相場」は男の心をくすぐるようで、危険を承知で身を持ち崩す人が後を絶ちません。
江戸時代の相場と言えば「大阪・堂島の米相場」です。当時の米相場(値段)を決めるのは大阪でした。相場を知るものは金融を制する分けで、江戸まで「1日で大阪の相場が伝わる」のろしによる通信システムがあったそうです。
現在は「先物商品」が溢れており、相場に手を出したい向きには不自由しない時代です。
でも、江戸時代の「米相場」に匹敵する商品は『鉄』であることは案外知られていません。先物商品のように取引所があるわけではなく、今も『買占めによって相場を左右する』前近代的な手法がまかり通っています。
今年になって、まず「溶接用鋼材が値を上げだした」のが走りです。それが一般用鋼材に波及しました。理由は「品不足」で---中国への輸出が最優先にされている---というのが名目になっています。まあ、怪しい限りの理由です!何故なら「金さえ積めば品物が出てくる」からです。日本経済が沸騰しているわけはなく「何処かで誰かが倉庫に鋼材を溜め込んでいる」としか思えません。
1月に「38000円/TON」だった鋼材が、今では「8万円/TON」まで高騰しています。日本中の「鋼材・鉄筋」が逼迫するほど大規模な買占めが行われるのが、鉄の相場の特徴です。まさに江戸時代の米に匹敵します。そう言えば、かつて鉄は「産業の米」と言われた時代がありましたね…

鉄骨造の建物は、鋼材の入手難で「鉄筋コンクリート造」にシフトしたのですが、ここでも品不足がおきており「着工延期」の物件が相次いでいます。ようやく浮上の兆しが見えてきた日本経済の足を引っ張る可能性すらあります。
庶民を飢餓に陥れて儲けた江戸時代の米相場。
産業の浮上を妨げても儲けようとする鉄相場、どちらも嫌な話ですね!
関係のない追記
イラクで拉致された3人は、水面下の工作が効をそうし「24時間以内に解放」されることになりました。
彼らは、退避勧告地域に自己責任で出かけ「国に迷惑をかけた」ことを肝に銘じ、解放されたならまず「国家(当然国民を含む)に対し詫びを入れる」べきである。また家族も、国家と個人を混同したことを反省すべきであろう。一部マスコミが家族に同調してヒステリックに叫んでいたが、これも反省すべきであろう。
FM東京の調査では「自衛隊は撤退すべきではない」と答えた人が80%を越えている。図らずも「冷静な国民」が浮かび上がった。この事件のせめてもの慰めである。
関係のない追記 やっと通信が回復しました。帯域調整の結果、下り0.5 Mbps(今までの半分)・上り0.128 Mbps(これは今まで通り)です。ホンマ!これでもADSLかいな…


時の判定
040412(月) dogfight
三重県白山町にあるリゾート施設(写真右)に行ってきました。
ご覧のようにゴルフを主とした施設で宿泊定員は500人です(私はゴルフはしませんが気分転換に)。バブル当時に出来たもので会員制だそうですが、当節は「それでは立ち行かぬ」と非会員の利用もOKとなりました。私が利用した日の泊まりは80人だとか。(1泊2食付11000円でコストパフォーマンスはグッドです)

超有名建築家の設計になる豪華な施設ですが、客用のエスカレータもエレベータもなく、車椅子利用者は「厨房内にある荷物用エレベータで搬送」だそうです。
有名建築家に共通する「バリヤフリー感覚の希薄さ」は何故であろうか?
バリヤフリーを優先すると
 ・段差を設けて「空間の変化」を演出できない
 ・コントラストのきつい色彩が使い辛い
 ・使いやすい手摺はデザインの自由性を奪うかも
このようにデザインに制約を受けるだろうことは予測できます。こんなことを嫌ってのことであろうか…

広い敷地内の移動はリムジンで送迎されますが、これも体の不自由な方には苦痛です。ノンステップバスの方がずっと乗りやすい。
『豪華さ』が売りのこのリゾート、弱者など「お呼びではない」筈だったのに、健全経営のために一般解放してみたが、弱者に優しくない構造が「思わぬ伏兵」となり、苦戦といったところでした。
追記
30年前のこと。バリヤフリーのために2階建ての老人福祉施設にエレベータをつけ、市の担当者からお叱りを受けたことがあります。しかし、今となっては私の感覚の方が正しかったようです。


隠岐の市町村合併
040413(火) dogfight
新聞にこんな記事が載っていました。
合併 非合併
五箇村( 2,123)
布施村(  520)
西郷村(12,855)
都万村(  2,132)
西ノ島村(3,590)
海士村 (2,543)
知夫村 ( 737)
合計17630人 合計6870人

それは日本海に浮かぶ隠岐の島の、北部4村(五箇村・布施村・西郷村・都万村)が合併を決め、新しい町名を「隠岐の島町」としたことから、名勝『隠岐』の名を独占するなと他の村(西ノ島村・海士村・知夫村)から抗議が出たと言うものです。

隠岐には行ったことがないのですが…
ちょっと調べてみて驚きです!そんなに大きな島ではないし、膨大な人口を抱えている分けでもないのに、何と7自治体に分かれています。右表をご覧下さい。( )数字は2003年10月1日の推計人口です。全部あわせても24500人です。いっそ全島で『隠岐の島町』にしたらええのに…と思うのは私だけであろうか?
関係のない追記
イラクで拉致された3人、なかなか解放されませんね。外務次官も3人の行動に疑問を呈している。サイト情報では左翼系活動家の3人、まさか「自衛隊を撤退させるための演出」ではあるまいに…


造幣局の通り抜け
040414(水) dogfight
春が早かった今年は、例年より1週間早く「造幣局の通り抜け」が開催されています。
昨日、昼休みに人込にまみれて、八重桜を見に行ってきました。例年より早い開催ですが、それでも葉の目立つ桜が多かったように思います(昨年のものですが『近畿の風物詩』でご紹介しています。是非ご覧ください)。

今年の桜は写真右の『御衣黄』だそうです。
ご覧のように、花弁の中心が赤いきわめて珍しい種類だそうです。機会があれば是非お越しください。
今年も随分インターンナショナルでした。特に、白人さんの喜びようは凄かったですね!


身勝手な思考
040415(木) dogfight
イラクの誘拐拉致事件は、長期化の様相を呈してきている。また、類似の要求を伴う外国人拉致が相次いでいます。そこで批判覚悟で「私の感想」を述べてみたい。
1993年、カンボジア国連平和維持活動中の日本人が襲撃され、警視庁から派遣された高田警視と国際ボランティアとして活動中の中田厚仁(当時25歳)さんが殺害されました。まことに痛ましい事件でしたが、中田さんのご家族の毅然とした態度に感銘を受けたことを鮮明に覚えています。
それに引換え、イラクでテロ組織に拉致された3人の家族の態度には呆れるほかはない。彼らは、国が「退避勧告」を出している地域に「自己責任で出かけた」上、この事態に遭遇している。家族も、
 ・生半かな気持ちで行ったのではない
 ・このような事態の覚悟もあった
だから『国は自衛隊を撤退させて、人質を助けるべきだ』と迫った。
私の常識では---だから『国は方針を貫くべきだ』---となるのだが、私の「日本語の理解力」がおかしいのであろうか?もし、私の家族が被害者なら「覚悟の上で行ったのだから止むを得ない」としたであろう。まさに、カンボジアでの中田さんのご家族と違う対応であった。

拉致された3人の共通点は「国に批判的で、自衛隊派遣に反対していた」ことである。
そのご家族も「批判的」であることは頷けるが、それにしても酷い。我が子を心配するのは分かるが、国家と個人を混同し、更には個人を国家の上位に置く思考法に驚くしかない。彼らの主張は
 ・直ちに自衛隊を撤退させ「救出」を
 ・情報をすべて明らかにせよ
と言う、なんとも短絡的な思考であった。自衛隊派遣は国家の方針で、かつ「国際的公約」でもあり、個人に優先される筈がない。国は「撤退しない」ことを早々と声明した上で、水面下の交渉に入った。その極秘情報を「すべて明らかにせよ」と迫る家族のセンスから「国家観がまるでない」ことがわかる。ようは無茶苦茶な家族だ。

国民の多くは、この身勝手な論法に「自己責任ではないか」と反発している。女性ボランティア活動家のホームページには、抗議のメールが殺到したそうで「閉鎖」されている。また複数の世論調査で、80%越える人が自衛隊の撤退に反対している。
いまや家族の発言は、テロ組織の「日本におけるスポークスマン」といった観すらある。記者からの---解放後「再度イラクへ行く」といったら止めるのか?---との質問に「止めることはできない」と答えている。あの家族にとって「国家とは何であろうか?」と私は考えてしまう。
我が国は自由の国である。このように批判の対象でしかない国に無理に住む必要もない。いっそ家族を上げて「イラクへ移住」なさってはどうであろうか…
追記
拉致事件の犯行声明を分析したところ「日本人の関与」がうかがわれるという。なんとも不可思議な事件である。


サラ金並
040416(金) dogfight
いきなり関係のない追記
昨夜、イラクのテロ組織に拉致されていた3人が開放されました。このこと自体は嬉しいことですが、代わりに2名の日本人が拉致されており、単に人質が入れ替わっただけかもしれない。
開放された拉致家族は「手放しの喜びよう」であるが、入れ替わった2人に思いは馳せないのであろうか?それにしても、このような事件が起きているさなかも、ソフトターゲットとなる民間人が引揚げていないことが分かる。彼らにとって『自己責任』とは如何なるものであろうか…
さらに追記
解放直後のインタビューで「イラクに残って活動したい」そうな。何とノー天気なバカ者達であろうか!
ならば、あの騒動は何であったのか?政府は救援に動く必要はなかったし、家族もマスコミの前で感情丸出しに叫ぶ必要もなかった。誰も彼も「無視すればよいことだった」のかも知れない
040417追記
イラクにある日本大使館に保護された3人のうちの一人が、拉致の原因は「自衛隊派遣」にあると抗議し、事情聴取に当たった警察官に気色ばんだという。ようはまったく「懲りていない」ということだ。話題にすることすら「アホらしい」事件であった。
懲りないバカ達の行動や発言に対し、中川国務大臣は「今後は自己完結でお願いします」とコメントした。まったく同感である!
(以下本文です)
今では使うこともなくなったクレジットカード。それでも毎月「明細書」が家に届きます。かつては、キャッシュバックだけで毎年スーツが作れたのですが、もう遠い昔の出来事です。
何気なく「利用限度」を眺めてしました。凄い金利です…『サラ金並』ですね!
内容 限度額 年利
リポ払い 400万円 11.20%
キャッシング 20万円 27.80%
カードローン 100万円

私は、リポ払いもキャッシングも利用したことがありません。勿論、カードローンの設定はしていません。
金利を見ながら『こんな利益率の高い業種ってあるやろうか?』と思ってしまいます。言い換えれば、この手の方法で資金手当てをすれば、正業の利益では「永久に返せない」ことになります。何よりも怖いのは、こんな高金利の融資を、我が国有数の銀行が行っていることです。

こんな高金利に手を出すくらいなら「事務所を潰す」と常々言っています。私のスタンスは、やはり正解だと思った次第です。


オオスズメバチ
040417(土) dogfight
昨日のこと、家内より私のほうが早く帰ったので、洗濯物を取り込みました。
就寝前に、ハンガーに掛けた状態のままで取込んでいた衣類を移動したところ「ブ〜ン」と羽音が聞こえました。衣類と衣類の間に「何か」が頭を出しています。どうやら羽音は威嚇のようです。普段なら指でつまみ出すところですが、どうも危険を感じて割り箸を用意しました。割箸を近づけると羽音が一段と大きくなります。勇気を出して割箸でつまみ出したら、何と!5cmほどもあるオオスズメバチです。窓から外へ放り出したのでが、しばらくガラスにとまって威嚇していました。

サイト情報では、もっとも危険なスズメバチだそうです。もし、部屋の中で暴れられたら大変なことになっていました。
甲府市の衛生薬務課が「スズメバチ対策」を出しています。一部をご紹介します。
スズメバチの行動は---偵察蜂による警戒⇒偵察蜂による威嚇 ⇒巣への間接的刺激に対する攻撃⇒巣への直接的刺激・破壊に対する攻撃---こんな手順だそうです。スズメバチを見かけたら速やかに退避することです。ちなみに、オオスズメバチは「いきなり攻撃してくる」するほど獰猛だそうです。
注意事項
 ・巣の近くで大声を出したり強い振動を与えたりしない
 ・黒色を攻撃する性質がある
  白っぽい服装の方が安全度は高い(フードで黒い髪を隠すことも必要)
  ※私は、白のフード付を着て「あまの街道」を歩いています
 ・香水・ヘアスプレー・虫避けの超音波発信機などは蜂を刺激する
  ※脂粉の匂いを振りまきながら「あまの街道」を歩く人(男女を問わず)が結構いるのですが
    危険ですね!
さされた場合の応急処置
 ・患部からの毒液除去(市販の吸引機があるそうです)
 ・毒成分の不活性化
  20%タンニン酸軟膏・3%タンニン酸アルコールなど。(アンモニアの使用は無意味)
 ・治療(患部の腫れや痛みには冷湿布をし、抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗る)

「豊かな自然」はありがたいことですが、自然の脅威とも共存する必要があるようです。早速、応急処置用の器具や薬を手配して、携帯するようにしようと思います。
関係のない追記1
我が家のCRTを液晶に変えてみました(ブラウン管型の画面のほうが綺麗さは上ですね!特に、CAD画面では、慣れるまで時間がかかりそうです)。本当を言えば、これに変えないと以前に購入しておいたプリンターを置く場所が確保できませんでした。机の上には、MOや本、アトピーの薬など乱雑に置かれています。写真左下=これが私の「城」です。
関係のない追記2
昨日の帰り、東横堀川脇の公園の高木に野鳥の巣(写真右上)を見つけました。直系60cm程もある大きなもので、恐らく猛禽類の巣だと思います。さて?何の巣でしょうか。


様変わりの架空戦記
040418(日) dogfight
数年前、一世を風靡した「架空戦記」ものが、すっかり影を潜めました。アメリカの政策当局が「日本で民族主義が台頭しているのでは…」と危惧したこともありましたが、全くの杞憂に終わりました。
大東亜戦争で「日本がボロ勝ちする」といった荒唐無稽なものは姿を消し、数は減りましたが今では緻密な内容の「近未来戦記」が、根強いファンに支持されているようです。

最近の近未来ものの特徴は、シミュレーションとしても非常に緻密にできていることです。
パワーポリティカルで動く国際政治を的確に捉えており、近未来に起こり得るテーマ(紛争)を題材として取上げています。また、その内容は国際舞台のパネルディスカッションで取り上げても「恥をかかない」のではと思われるほど秀逸です。いまだに後を絶たない「とんちかんな政治家(例えば管直人)」に、教科書代わり読んで欲しいくらいです。
関係のない追記
イラクで行方不明になっていた2名のフリージャーナリストも、昨日無事解放されました。
嬉しいことなのですが、解放後「このままイラクで取材したいので大使館に知らせないでほしい」と言ったという。先の3人の家族のように喚きはしないが、それだけに「真摯に無事を祈る」両親のことを考えたことがあるのだろうか?
日本は自由の国で「何をしてもよい」とはいえ、それには責任が付きまとう。自己責任で行動を願うが、このような状況では責任のとりようなどある筈がない。だからこそ「自重を望まれる」わけで、こんなこともわきまえられぬ「大人」に呆れる他はない。戦後の、日教組と進歩的文化人の「教育の成果」を見る思いである。


ダイエット
040419(月) dogfight
1年間ヘルスメーターに乗らなかったのですが…
こわごわ乗ってみて「6kg痩せている」ことが分かりました。体型は崩れたまま(ようは「腹が出たまま」ということ)で、気付かなかったのですが、感じることはありました。それは、この数ヶ月間「異形狭心症の発作(の前兆=違和感)が起きていない」ことです。異形狭心症に治療方法はありませんが、ダイエットをすれば改善されることが知られています。

私には、ダイエットの意識がなかったのですが、こんな理由が考えられます。
 ・野鳥趣味を持って、よく歩くようになった
 ・不況のお陰で、夜の町を徘徊しなくなり「規則正しい生活」になった
どんなことにも「日と陰」があります。不況は、私にこんなプレゼントをくれたようです。
追記
ダイエットだけではなく「視力も回復」したように感じています。老眼鏡がなくても、普通の距離で本が読め、メガネ(近眼)を掛けなくても野鳥を見つけるようになりました。遠くを見る習慣がつき、視力回復に繋がったのかもしれません。
関係のない追記
一昨日、BSEに絡む牛肉不正で、ハンナンの浅田元会長が指名手配の上逮捕されました。
「叩けば埃の出る体」なら日本一の人物ではなかろうか。おそらく、塀の中には落ちない人物だろうと思っていたが、よく検察も手を出したものです。牛肉不正の手法は---虚偽の補助金申請⇒証拠隠滅⇒検査(調査)妨害の圧力---で「同和問題」とまったく同じ手口です。柳の下に「何匹でも泥鰌はいる」と思っていたのだろう、それが墓穴を掘ることになった。


生活の匂い
040420(火) dogfight
個人のホームページでは、架空の人物になることが出来ます。年齢も性別も学歴や国籍すら「詐称」で追及されることはありません。ページの内容も「架空のこと」で一向に差し支えありません。

日々、ホームページを更新をしようと思えば「日記形式」が多くなります。その際、テーマは
 ・趣味のこと
 ・家族のこと
 ・職業上の出来事から
 ・社会の出来事から
 ・思想的なこと
このようになるのかと思います。私のように、地域・職業・年齢・家族などをあっけらかんと明かした上でホームページを作っていると、話題に制約がなく何でも書くことが出来ます。「昨日の日記」が6年も続いている理由は、このタブーのなさではないかと思っています。反面「生活の匂いがプンプンする」ホームページになり、鼻に付くと嫌がる方もいらっしゃると思います。

多くの個人サイトでは、職業やご家族のことなど「プライバシー非公開」で作っていらっしゃいます。
勿論「個人の自由」なわけで、私の周りでも非公開の方が多いようです。そうなるとテーマに制限ができるわけで、日記を書くのも「大変だろうな」と思います。でも正直なところ「どんな人やろか?」とちょっと興味を覚えますね…
追記
リンクをして頂いている「あまてらす日々」に、こんな一節がありました。
この花は名前がわからない。この花はわたしの好きな女性から貰ったものだ。と言っても、いまの彼女が何処でどうしているかも知らない。どうしてわたしは追いかけなかったのだろう。この名前のわからない花を見ながら、いまもってわたしは自分をバカだと思っている。バカには毎年咲く花を見るしかできることはない。
私も時折、初恋の人を思い出すことがある。さて?どうような女性(ひと)であったのだろう…


依存症
040421(水) dogfight
おかしなものです。「ダイエットで発作がなくなった」と書いた途端に発作の前兆がありました。
数日、深夜まで仕事をしており寝不足だったのですが、それが原因だったのか「違和感」に気付くのが遅れ、ちょっと危ない状況でした。
私の異形狭心症はかなり強いもので、発作が起きてしまえば「対処できないだろう」といわれています。ただ、ありがたいことに心電図にも写らない前兆があり、それが「違和感」です。その段階で起きて運動(ようは交感神経を刺激)を始めれば、発作の始動を防ぐことが出来ます。違和感に気付かないほど寝入ってしまうことが危険なわけで、何とも因果な病気です。改めて「睡眠不足は危険」と感じた次第です。

発作予防に、就寝前に薬を服用するのですが、効いているのか?どうか「誰にも分からない」
飲んでも「違和感で目が醒める」こともあるし、飲まなくても「何事もない」ことが多い。そこで、意識的に服用を止めてみました。これって「勇気のいること」です。健康な方にはご理解いただけないと思いますが、薬を飲むことで「命が繋がる」と言う、依存症になるからです。私も「身近に薬がない」というだけで不安になる時期がありました。
薬だけに頼るのではなく、生活管理こそ「最大の健康管理」であることを知りました。結局、主治医の処方通り、薬の服用を再開していますが「依存症から脱却」出来たように思います。
関係のない追記
今年もコンサートのチケットを頂いたので、昨夜行ってきました。格別、クラシックファンではないのですが「本物に触れる」ことは素晴らしいですね!

今年はドイツで活躍する5人で、ピアノ2名・チェロ2名・ホルン1名です。クラシックと現代音楽あわせて8曲の演奏でした。


渡り
040422(木) dogfight
野鳥趣味を持って知ったことの一つに…
野鳥趣味や鳥類学の世界では「渡り鳥」という言葉はありません。しかし『渡り』という言葉は「野鳥の移動」という意味で使用されます。例えば、
 ・日本国内を季節によって移動する鳥を『漂鳥』
 ・春に日本に渡ってきて、夏を日本で過ごす野鳥を『夏鳥』
 ・秋に日本に渡ってきて、冬を日本で過ごす野鳥を『冬鳥』
 ・日本を経由して他国へ渡りをする野鳥を『旅鳥』
このように、渡りをする季節により区分されいます。ただ…
 ・日本へやってくる
 ・シベリヤへ帰っていく
こんな風に『渡り』を表現します。この言葉から、私は---お客様---といったニュアンスを感じてしまいます。

コガモのペア(左♀/右♂)040421撮影
一部を除きカモは「冬鳥」で、産卵子育てはシベリアで行うそうです。しかし、狭山池の観察記録を見ると、コガモは「9月にやって来て翌年5月に帰る」行動をしています。1年の2/3を日本で過ごすわけで、こうなると本家が日本で「シベリアは別荘」と言った方が良いのではないかと思います。ちなみにヒドリガモもこれに近い滞在期間です。
本当は「日本へ帰ってくる」「シベリヤへ行く」と言った方が良いのかもしれませんね!


幻想
040423(金) dogfight
ある企業が、専門学校でCADを学んだ女性を雇ったのですが、ほんの数ヶ月で解雇することになりました。どうもお互いに幻想があったようです。

専門学校のキャッチコピーに「資格があれば就職に有利」というものがあります。CADにも民間資格があり、これを取得すれば有利というわけです。雇うほうも、CADの有資格者を雇えば「直ぐに役に立つ」という幻想があります。
CADは「コンピュータを使って設計する」ことを言います。しかし、専門学校で教えることは「CADのオペレーション(操作方法)」であって、設計技術ではありません。例えば、建築設計なら「建築の専門知識を有する人がコンピュータを扱って初めてCADとして機能する」わけで、何ら専門知識もないのに設計ができる分けがない。
 ・個人=CADを学べば「設計ができる」という幻想
 ・企業=CADを操作できる人は「設計ができる」という幻想
これだけコンピュータが普及しているのに、まだこんな幻想を持つ人が後を絶ちません。

確かに、CADが普及する過程で、オペレータが珍重された時代があります。しかし、コンピュータも「1人1台」の時代を迎え、技術者がコンピュータを使うのが当たり前になりました。逆に、優秀な技能を持ちながら「コンピュータが使えない」という理由で、転職を余儀なくされた人がたくさんいます。最早、CAD操作は特殊技能ではなく、技術者にとって必要最小限の能力でしかありません。大変お気の毒ですが、数年前からCADオペレータの需要は無くなっています。専門学校も、詐欺まがいの生徒募集は慎むべきであろう。
追記
MACが初めてコンピュータを導入したのは1983年。当時職員数は私を含めて6名で、月に100万円の売り上げがあれば事務所が維持できた時代に、購入費用はハード・ソフト・プリンタで300万円もしました。このように余りにコンピュータが高価なため、数人で「1人のオペレータを使う」ことが普通でした。しかし、MACでは逸早く「技術者がCADを使う=1人1台」を採用し、入力・出力・データ保護をシステム化しました。当時としては画期的なことで、スーパーゼネコンやメジャーな設計事務所が見学に来るほどでした。でも、今では「当たり前」になりましたね…


フリーチケット
040424(土) dogfight
大阪では、毎週金曜日と毎月20日はノーマイカーデーです。
『フリーチケット』が発売され、大阪地下鉄および市バスが「終日乗り放題600円」となります。大阪人独特の合理精神なのか、あるいは「ケチ」なのか?この日ばかりはチケット売り場に行列が出来ます。
公共機関で移動する私は、外出予定を出来るだけ金曜日に集約して交通費を押えるようにしています。通常料金なら2000〜3000円相当を利用することも珍しくありません。

1日たっぷり利用して、最後の駅でチケット売り場に置いて帰ります。何せ、最終電車まで有効なフリーチケットですから、私はもう利用しなくても「誰かが利用できる」訳です。そこはそれ「阿吽の呼吸」で、不要になったフリーチケットを待っている人もたくさんいて、まさに「終日有効利用」されていきます。
このたらい回しは不法行為ではありません。このフリーチケットには「持参人1名有効」と書かれており、何処にも固有名詞はありません。つまり「持っている人が有効」なわけです。
やっぱり「大阪人はケチ」なのであろうか…


北朝鮮Why
040425(日) dogfight
北朝鮮関連の話題が重なりました。
女子サッカー・オリンピック出場決定
昨夜、オリンピック出場権を掛けて、女子サッカー「日本VS北朝鮮」戦が行われ、3-0で日本が辛勝しました。おめでとう!オリンピックでの健闘を期待します。
北朝鮮は「アジア最強チーム」と言われ、日本は7連敗中でした。スコアこそ3-0ですが、北朝鮮の猛攻を凌いでのことで、スコアが逆であってもおかしくありませんでした。試合の趨勢が見えた頃から、北朝鮮のラフプレーが目立つようになった。日本に負けると何か「制裁がある」のだろうか?
揺さぶり
山タフさんと平沢議員による秘密会談がリークされ、更に北朝鮮NO2が「拉致家族の扱いに関する合意事項」を否定する発表をするなど、北朝鮮にいいように翻弄されている。---政府間交渉に一本化する---と言う合意がなされているのだから、抜け駆けの功名心で足元をすくわれる真似は慎むべきであろう。
爆発事故?
中国国境の駅で起きた列車爆発事故が、珍しく公表され「支援要請」されている。映像も公開されているが、どうすればクレータが出来るほどの爆発が起きるのだろう?何処か「謎めいた事故」に思えて仕方ない。

北朝鮮にタブーはなく、善意すら悪用されることも珍しくない。自己を利するためには「手段を選ばぬ」ことを肝に銘ずるべきである。安易な援助は「大怪我のもと」になる。慎重を期すべし!

関係のない追記
良い季節になりました。そこで、昨日はツツジを見学してきました。近畿の風物詩「浅香山のツツジ(大阪府堺市)」でご紹介しています。是非、ご覧ください。
浅香山浄水場は明治43年にできました。ツツジはそのときに植えられたものだと思います。例年なら、ゴールデンウイークに見ごろを迎えるのですが、今年は半月早く公開期間は040423-29までです。


腐臭
040426(月) dogfight
日本の「牛肉の値段を決める」と言われる『ハンナンのドン・浅田満』が逮捕されて1週間。
あからさまに犯罪行為をしながら、誰も手を出さず、政界・芸能界・マスコミ界では「名を口にするも憚られる」存在で、永らくアンタッチャブルと言われてきました。
逮捕のきっかけは、国の「BSE対策補助金」の不正受給です。
よく逮捕できたもんだと思っていたら、何と理由は「検察TOPが代わった」からと言う。ようは歴代の官僚は誰も怖がって手を出さなかったに過ぎない。「捕まらないと」いう自信から、犯罪の隠ぺい工作は杜撰で、圧力は捜査妨害に終始してきました。そんな訳で、不正行為に緻密さはなく、いったん捕まれば「余罪がボロボロ出てくる」

同和利権の真相@A(一ノ宮美成+グループ・K21編著/宝島社文庫)」は、部落開放運動に名を借りた「浅田一派の悪行」を告発した著作です。この度の「BSE対策補助金」の不正受給も、2年前に同書に記述されおり、今頃になってマスコミが「検察発表」として報道しているコトは、著書の正確さ裏付けているに過ぎない。
不正受給の受け皿に作られた「府肉連」・・・なんとも腐臭漂う名前ではないか!
おこぼれに預かった政治家・官僚は山ほどいるだろうが、誰も「浅田を助けない」だろう。
「水に落ちた犬は打て」の諺通りで、塀の中に入ってしまうと「誰もが知らん振りをする」のは、過去の不正事件が物語っている。一番「アホらし」と思うのは、浅田自身かも知れない!


買い物
040427(火) dogfight
先日の日曜日、久々に家にいる上さんに付き合って買い物に行きました。
ズボン
何せ、6kgも痩せるとズボンが合わなくなります。腹は出たままでも、それなりにウエストが減り「ズボンがゆるゆる」になりました。まず、ベルトを買い替え、きつく締めるようにしたのですが、ズボンにタックが出来て、不細工極まりない。結局ズボンの買い替えとなました。体重が6kg減ると、ウエストサイズも激減!何と3インチダウンの34インチ(85cm)となりました。ウエストがU90になるのは久しぶりです。
カルフール
ワインとローストチキン(鶏の丸焼き)が欲しい上さんのリクエストに従い、カルフールへいきました。カルフールは「不思議な店ヤナ〜」と言うのが、私の正直な感想です。国内資本の量販店にはないものがカルフールにはあります。でも、日本の量販店なら当たり前にあるものが「ない」のも、カルフールの特徴です。結局、スーパーを2件を梯子して充足と相成りました。
DVD
2年ほど前に韓国製DVD(再生専用)を購入しました。当初から快調とは言いがたかったマシンで、ついにディスクを認識しなくなりました。使用したのは月に数回で、延べ50回くらいの利用でオシャカになった勘定です。我家は、どうも韓国製と相性が悪いようです。そこで、今度は名も知らぬ日本メーカーが中国で作った製品を購入しました。金額は6980円、これなら寿命が短くても余り惜しくはありません。
---使ってみましたが、壊れた韓国製よりずっとよさそうです---


歩兵の本領
040428(水) dogfight
私には変な先入観があり、浅田次郎氏の著作は読まないと決めていました。「何故?」と言われても理由などなく、だから先入観です。それが…
歩兵の本領(浅田次郎/講談社文庫)」を見て読んでみたくなりました。浅田氏の「自衛隊に対する視点」を見てみたかったのです。
高度成長時代を迎えた日本が背景となっていて、私の青春と重なります。当時、自衛官になるのは「世間の吹き溜まりに集まる落ちこぼれ」と相場が決まっていました。NO天気な学生運動が盛んな頃で、自衛官は「税金泥棒」と眼の敵にされて、自衛官殺傷事件がおきたのもこの頃です。

作品は「短編」で構成されていますが、各短編は微妙に組み合わさって長編の味を出しています。
地連の勧誘に騙されて「ちょっと覗いてみただけ」のつもりなのに、員数確保に血眼な自衛隊組織は「新兵」を逃がそうとはしません。当時は、旧軍の生き残りが自衛隊の下士官を務めており「飯の数」とともに、悪習がまかり通るなかで、いつの間にか自意識と連帯感を持つ自衛官(歩兵)に変身していくさまが、ユーモアと涙を伴って描かれた秀作です。

とても伝聞で書けるような内容ではなく「?」と思っていたら、浅田次郎氏自身が自衛隊の新兵の経験を持っていました。理不尽な体罰の中で自衛隊を経験しながら、作品から悪意が伝わってこないのは、氏が愛着を持っていたからだろう。
追記 ハイテク化した現在の自衛隊では、旧軍の悪習などまったくないそうです。


自己責任
040429(木) みどりの日(昭和天皇誕生日)
イラクで拉致された人たちに対する自己責任追及の声は「いき過ぎではないか」と言う論議がおきている。と言っても、従来より「左翼に理解を示す」メディアが主で、外国メディアや街頭における「擁護論だけを集めて」その根拠にしている。一方の声だけ(テレビで)紹介するのもいきすぎではないか!

ドイツは、イラク進攻に反対したが復興支援には民間人を派遣している。その民間人が、誘拐殺害されている。テロ組織にとり「治安安定こそが敵」である証拠であろう。その事実をわきまえて「自己責任追及はいき過ぎ」と批判しているのだろうか?解放後の人質の言動に対し「スパイではないか」と評した外国メディアもあることを知って欲しい。それほど彼らの行動は異常であった。
 ・アルジャジーラを通じて流された映像は「やらせ」であった
  (左翼に理解を示すメディアもこのことは認めている)
 ・撮影現場に日本人がいた可能性も高い
 ・人質の一人が、前日に「大変なことが起きるから報道を見て欲しい」とメールしている
  (政府関係者もこの事実に注目している)
 ・警察の事情聴取を拒否している
 ・家族の異常な対応⇒連係プレーではないか?と思えるほど、直ちに自衛隊撤退を訴えている
  (カンボジアやペルーの事件における家族の対応と対極にある)
 ・リアルタイムで左翼系の大量動員デモが起きた(まるで準備万端だったようだ)
このように状況証拠は疑わしいことばかりです。口をつぐむのではなく、多くの国民が持つこの疑問を晴らすのも、彼らの「自己責任」であろう。
kankeinonai追記
No1 今日からGWです。昨年は、期間中に60km以上歩きましたが、今年は半分程度にして、あとは仕事をしようと思います。

NO2 GWを最後に松坂屋が閉店します。連休明けに出勤しても、日々通ったジュンク堂はもうないのか…これから本の購入が不自由になります。
NO3 昨日神戸へ行きました。行きの電車でお隣は白人さん、熱心に日本語の勉強をしていました。帰りのお隣さんは日本の娘さん、熱心に英語のテキストを読んでいました。面白いね!


年金改正
040430(金) dogfight
野党が欠席する中で、年金改正法案が採択されました。
結局、官尊民碑が是正されないままの「改正案」となりました。こればかりは、野党が主張する「全ての年金制度の統合=年金の一元化」が必要だと思います。
 ・年金の一元化⇒年金の公平化
 ・年金基金運用の制限⇒無責任な運用で損を出し続けている
 ・年金基金の流用禁止⇒わけの分からぬ用途に基金が消えている
 ・負担の公平化⇒未加入者へ「飴とムチ」
政治家の年金不払いが問題になっている。与党だけではなく、それを追求していた管代表自身も未納があると知って「噴飯もの」です。
揚げ足を取るのは楽ですが、年金に関する事務の怠慢もあると思います。家内は「年金受給者」ですが、受給の権利が発生しても通知がありませんでした。こちらから、手探りで「受給の手続き(複雑で分かり辛い)」をする必要があります。
年金徴収は自治体で行っていたが、年金保険庁なる役所を作って「徴収の一元化」をしたとたんに徴収率が下がっている。なんのコッチャ!
 ・年金の一元化⇒単純化
 ・年金事務のサービス向上⇒受給資格発生の通知
 ・年金事務の簡素化⇒納付状況周知徹底
これくらいはしろよ!やっていることは乱費乱用だけではないか

※私のように、職場を変わり最後は自営になった者が「どの年金をどれだけ掛けたのか?」を調べるのは大変だよ。多くの未納者を出している理由の一つは、この複雑さにあると思います。




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