dogfight高松の長すぎるひとり言
2003年12月
エッセイ&コラム

味噌汁大戦争国民保護法案+無差別テロ食い物と出来事大阪府知事選趣味とマニア趣味のコスト年金の手続き2トマトと胡瓜絶対正義「言葉は病院である」薬のチラシ国民投票二大政党制差別不信・不振・腐心ああNTTアウトソーシング中国パラグライダー資格のいらない職業ふるやのもり世界が変わるドヤジルダとジェンダフリー姿の見えない管理組合善意の傘ビンラディンとブッシュ氏前歯とうどん開かれた管理組合へ仕事納め野鳥とこの1年危ない話粉飾決算
031201(月)味噌汁大戦争
ついに12月になってしまいました。早いもんですね!

家内は料理名人です。研究熱心で、様々な新メニューや凝った料理を作るのですが、味噌汁は作りません。
私は田舎育ちで、僅かなアテで酒を飲み、その後は「温かいご飯に海苔と味噌汁があれば幸せ」なのです。特に味噌汁は大好物ですが、こだわりはありません。出汁など採らなくても構いません。味噌を溶かし、具がないのならネギを浮かすだけで結構です。食事のたびに「俺は味噌汁が好きだ」というのですが、どうも家内の「嫌いなもの」らしく、どうしても欲しいときは「自分で作る」しかありません。
私の田舎は「味噌文化」です。特に、豆味噌の発祥の地で、根っからの大阪人の家内には苦手な味のようです。私だけの食用には豆味噌を使用しますが、豚汁のように家族用に作るときは、大阪風の合せ味噌を使うように注意しています。ようは「肩身の狭い亭主」という訳です。

結婚して35年。夫婦喧嘩をしたことはありませんが、先日はかなり不穏な雰囲気となりました。
例によって「味噌汁が欲しい」といったところ、家内は「おかずが足りない」と誤解をしたようです。あわや全面戦争かと言う手前で「もうメシは要らん」と、私の方が引いてしまいました。
特別難しいリクエストとも思わないのですが、何でこれほど味噌汁を嫌がるのだろう?
031202(火)国民保護法案+無差別テロ
 国民保護法案
有事法制整備の一環として、国民保護法案が検討されています。
前提は『有事における制限』にも関らず、常時と同じものを求める声が大きい。国民の声とマスコミの意見が一緒かどうか私には疑問ですが、マスコミの伝える要求は
 ・プライバシーや私有権の保護
 ・報道の自由の確保
我が国の法律など守る気のない「外国軍の侵略やテロ」受けた場合、自国を守るために戦う自衛隊にこのような足かせを嵌めてどうしようと言うのだろう?
「国を守る=国家の存続」があってこそ、国民の権利を守れる筈です。どのような思考回路を持てば---国敗れて権利残る---と思えるのであろうか?私には理解出来ない。

「結婚しても自由恋愛を保証しろ」という要求と変わらない。それで家庭(国家)が守れるのか?
 無差別テロ
イラクで無差別テロが荒れ狂っています。イラク復興に尽くすボランティアやマスコミもターゲットなっており、己の利益のためなら如何なる我田引水もやってのけるテロ側の姿勢が見て取れます。自国の復興より、己の権力復帰を目指すテロ勢力の思考とは私の理解の外にある。住民を犠牲にする革命と如何なるものなのであろうか?平和な日本に住む私には理解できないことなのです。

そんな時、ついに日本大使館員2名と運転手が射殺されました。マスコミは相変わらず「テロか?」と疑問符をつけていたが、テロ以外に何があるというのだろうか?何とも不思議な思考の持ち主だ。
また、民主党・管代表は「危険だから自衛隊の派遣反対」とぶち上げ、早くもテロに対しギブアップの姿勢だ。亡くなられた方には大変お気の毒ですが「何と我国は脆いもんだ」という観がぬぐえません。尊い犠牲を出した今こそ「テロと戦う姿勢」が大切ではないのか!国際協調より一国平和主義を叫び、そのくせ自国の安全を「他国の信義に頼る」など支離滅裂ではないか。「アメリカのポチ」が嫌なら、自国は自分で守る気概を示したらどうだ!
031203(水)食い物と出来事
友人と沖縄料理のランチョンミートを食べながら、こんな話が出ました。
彼が、日系2世の友人をアメリカに尋ねたときのこと。モーテルで、買ってきたランチョンミートを焼いて食べたそうです。それを見たアメリカの友人は「それだけは食べたくない」と言ったそうです。分けを尋ねたら「収容所で毎日食べていた」そうで、屈辱の食物だったのです。
dogfigh注:第2次大戦中、アメリカは人種差別から「日系人を収容所に収監」した。
友人は、あんな美味いものが「収容所の食事だったのか」と思い「日本は負ける筈だ」と思ったそうです。

生き様と食事には、密接な関係があるように思います。
子供の頃、散々食ったので「もう見るのもイヤ」という食物もあれば、逆に「染み付いた味」となっているものもあります。私の好きな「味噌料理」など、赤貧生活の実家には「味噌と塩しかなかった」ことから、今も体に染み付いています。また、腹が減ると飢えを凌ぐ手段だった「トマトとキュウリ」がすっかり嫌いになりました。これもトラウマンであろう。
大阪に出てきて、若い頃は「薄味に慣れた」のに、50歳を過ぎて最近では「本家帰り」しています。今ではすっかり「濃い味が好き」になり、家族の好みと乖離してきました。食い物の好みとはなんと因果であろうか!
031204(木)大阪府知事選
優秀な『お役人様』になる条件は---遅れず・休まず・仕事せず---だそうな
石原東京都知事は舌禍の多い人ですが、これは極めて行動派故に起こる「行き過ぎ」にある。それに対し大田大阪府知事は官僚出身だけに「失点」はないが、成果は?と見渡せば---遅れず・休まず・仕事せず---でしかない。このまま推移すれば、大阪府はあと数年で「再建団体に指定」されます。東京以上に「改革が急務」なのに、財政再建を含めては改革は遅々として進んでいない。
 ・府民に対し「受益者負担」を求めようとしない
 ・議員削減も進んでいない
 ・府職員の経費削減が進んでいない
ようは悪役になるのを嫌がり、誰にも「痛み」を求めないため、改革など出来るはずがない。
舌禍があろうとマスコミ受けが悪かろうと「アクティブな石原知事」が、私には羨ましい。
まもなく、府知事選が始まります。
大田現知事か共産党候補か?どちらも嫌だな…と思っていたら、参議院議員の江本(元プロ野球選手)氏が、立候補を表明しました。選択肢が増えたことは嬉しいのですが、江本氏の政治的技量は「?」です。もし、掛け声だけで「根性を売り物」にする人物なら、改革が出来るとは思えない。まだまだ大阪の不幸が続きそうだ。
kankeinonai追記 愛娘かおりは、只今新婚旅行中です。今日は、屋久杉とご対面の予定とか…
031205(金)趣味とマニア
私の野鳥写真をお誉め下さる方がいらっしゃいます。大変嬉しいのですがそれ以上はなく、一緒に「バードウオッチング」へ…とは絶対におっしゃいません。まあ、野球観戦のように一般的なことではありませんので、不愉快でもなんでもありません。家内とも話すのですが、趣味は基本的に個人本意と心得ています。

野鳥観察を始めて僅か9ヶ月。随分のめりこんだもんだと思うのですが、では「マニアですか?」と問われれば、とてもそうは思わない。私はまだ野鳥観察のために遠征をしたことがありません、車を運転できない私の行動半径は「2本の足で歩けるところ」に限られています。また野鳥の知識も、触れることの出来る範囲に限られており、生活圏にない---高山の野鳥・海辺の野鳥・猛禽類---の知識はまるでありません(予習する気もありません)。ようは身近な自然を楽しむ「趣味」の範囲に留まっています。

もう一つ、私がマニアックなバーダーになれないと思うのは『歩くついでに野鳥に出会っている』ことです。あまの街道も狭山池も基本的に散策コースです。まず「歩く楽しみ」があり、野鳥に出会えれば「ラッキー」となる。歩き去った3秒後に「美しい鳥」が現れても、私には縁のない鳥となります。おそらく私にとって、野鳥観察は「何処までも趣味」だろうと思います。
追記
今年の春、ヒレンジャクを見かけた街路樹に、また「赤い実」が実りました。
今はまだ餌が豊富なため小鳥達は見向きもしませんが、冬も終わりともなれば、この赤い実が奪い合いになります。
これから冬が来ると言うのに、またヒレンジャクに出会える日を楽しみにしている自分がいます。
031206(土)趣味のコスト
---昨日の続きです---
金の掛る趣味から、およそ費用の要らない趣味まであります。そこで今日は、趣味にかかる費用を考えてみます。
 □釣り
最近はめっきり行かなくなりましたが、私は海での船釣りが大好きです。船頭さんに、お魚さんがいるところまで連れて行って頂き楽しんでいます。持っている道具は、インナーの振り出し竿2本・電動リールとそのバッテリー・普通のリール・クラーボックス・ウエア(夏用冬用)等で、費用は占めて20万円程度です(磯釣りや川釣りの道具はありませんが、これに凝りだしたら「無限に費用がいる」そうです)。
道具に掛かる費用はこの程度ですが、船代や宿代はバカになりません。
 □カラオケ
カラオケボックスは利用せず、スナックでお酒のついでに唄っています。カラオケそのものに費用は要りませんが、スナック代がバカになりません。最近はサッパリご無沙汰です。
 □スケッチ旅行
水彩画なら道具は安いもので、ヨーロッパ製の良い絵の具でも2万円ほどです。でも、旅行費が大変です。ただ、旅行と言う趣味のついでにスケッチをするなら「ただ同然」です。
 □読書
年間の書籍購入費は30万円程度です。最近は飲み代を抜いて、趣味の費用の「第1位」になりました。でも、費用対効果で言えば「274円/日」で、大変安いと思っています。
 □散策と野鳥ウオッチング
歩くのに費用は要りません。でも、あまの街道で出会った方は、趣味が講じて「全国を歩く」そうです。こうなると、交通費に宿泊費がバカにならないそうです。
バードウオッチングの道具は、カメラ・フィールドスコープ・レコーダーなどです。私が持っているのは、カメラとレコーダーで、予備バッテリーや記録用のメディアを含めて12万円程度です。
特にカメラは毎日使用しています。仮に3年で買い換えたとして「100円/日」程度です。「最も安い趣味」と言えます。
いまも現役の趣味は読書と野鳥で、合せて「400円弱/日」の費用です。スナックで飲むことも、タバコも止めた私には「本当に金の掛らぬ趣味になったもんだ」と思っています。
dogfight注:ゴルフはしませんので費用は分りません。車も運転しないので、維持費も分りません。
kankeinonai追記
只今4:48です。本日、兄の七回忌がありこれよりふるさとに向かいます。時の流れの何と早きこと…
031207(日)年金の手続き2
年金の給付手続きが大変なことを---031123(日)年金の手続き---で述べました。ようやく、その手続きも終わり、今は給付通知を待っています。

今年の11月から、国民年金の納付書が「私のもの」しかなく、不思議に思った家内は、市役所の窓口に問合せをしたそうです。理由が分れば「笑い話」ですが、家内は年金を掛ける立場から「もらう立場」に変わったのです。
この話をしながら不思議な感覚にとらわれました。国民年金の給付年齢は65歳に引き上げられたのに、掛け金は60歳で終了するなんておかしいと思いませんか?
私も家内も現役で働いており、年金受給そのものがピンときませんでした。掛け金打ち止めとなると、現役だけに尚更実感できません。
年金の不払い者は40%にも達するそうで、明らかに制度疲労を起こしています。
厚労省は、掛け金を「収入の20%」に押え、後は税で負担する考えを発表しましたが、税の出何処も「国民の財布」からで、ようは同じではないか!ここは「国民負担率」という考えで上限を整理する必要があろう。更に、再分化された「年金制度の一本化」も急務だと思います。高額な共済年金(お役人様の年金制度)を維持するため、他の年金基金から資金を融通するなどもっての外であろう。
年金不払い者の対策も必要です。年金財源を広く確保するなら、所得に対してではなく「収入に対して一律に徴収」する(消費税に似た制度)が必要と思います。
dogfigh注:収入−経費=所得
特に、フリーアルバイターに関する税の徴収はまことにルーズとなっている。彼らの収入から「年金徴収義務」を事業者に課す必要があろう。そうでもしないと「明日を考えない若者」によって、この日本が滅びることなる。
kanekeinonai追記
帰省途中、家内の具合が悪くなり、家に引き返すハプニングもありましたが、無事七回忌と「息子夫婦のお披露目」が済みました。高知で結婚式を挙げた息子夫婦は、私の勝手で親族を呼ばなかったのです。
久々に出会った兄弟とその家族…懐かしいものがありました。写真は、姪と結婚したレナード君と愛くるしいケリンちゃんです!とってもオシャマな2歳でした。息子が会食風景の写真をとってくれましたので、後日ページを設けてご紹介したと思います。

本日は、大阪狭山市の「一斉清掃」の日です。これから参加してきます!
031208(月)トマトと胡瓜
兄の七回忌があり、ふるさとへ行ってきました。
日帰りの旅でせわしなくもあったのですが、しばし懐かしさを味わってきました。
実家の現敷地は300坪ほどで、今となっては私の記憶に残る屋敷と照合も出来ません。他人の家敷を眺め「あの辺に女中部屋があったな…」とかすかに思い浮かべる程度です。

昭和27年、家業に失敗した父は、当時のお金で2000万円の負債を抱え倒産。和議に持ち込んで「一家離散」は免れたものの、それから赤貧生活が始まりました。一家全員がひたすら働いて「負債を返す」生活です。広かった屋敷が切り売りされていったのは、収入の全てを返済に充てても尚且つ足らなかったからだろう。父の自慢であった松の古木や庭石が少しずつ消えていったのも同じ理由だと思います。そして、その跡が自給自足の畑になりました。
畑には、落花生・インゲン・ナス・胡瓜(キュウリ)・トマトなどが植えられました。何せ育ち盛りの子沢山です。私の仕事は、新聞配達の途中にパン屋で「食パンのヘタ」を買うことでした(勿論、我家の主食です)。そんな食事で空腹が満たされるわけがありません。

つい先日、友人と給食の思い出を語ったことがあります。
友人は「給食の配膳当番が嫌だった」と語っていました。どうやら私ほど飢えていたわけではなさそうです。私のふるさとは米軍の占領政策の「モデル地区ではなかったか?」と思えてならないのですが、戦後すぐに小学校中学校とも「給食」がありました。
今は笑い話ですが、飢えを凌いだ最大の要因はこの給食でした。それでも腹が減れば、塩壺から手のひらに塩を盛り、畑へ行きました。作っていた野菜で、その場で食べられるものは「トマトと胡瓜」しかなかったのです。
今は「トマトと胡瓜が嫌いだ」などといっておりますが、命を繋いだ大切な食料だったのです。

---031203(水)食い物と出来事---の続きにかえて、苦手となったトマトと胡瓜の思い出を綴ってみました。
031209(火)絶対正義
遍照らす日々・031204の日記に掲示板が紹介されていましたの覗いてみました。
日々更新されているのですが、時節柄「熊本の元ハンセン氏病患者・宿泊問題」が取り上げられています。(盲導犬拒否問題もありましたが、次元が違うように思いますので別の機会に)
その掲示板に、ある飲食チェーンでエリア統括責任者からこんな投稿がありました。
例えが悪すぎて申し訳ありませんが、明らかに暴力団風の客が来たとします。
別に騒ぎ立てる分けでも無く、食事をするだけなのですが、それを見た他のお客さんが二度と来店されなくなった場合企業としてどうすればいいのでしょう?
---部分的な抜書きは誤解の元ですので、是非原文をお読みください---
統括責任者氏の発言からは「多数を占める無理解な一般客」への恐れが感じられます。それに対し、当掲示板への常連と思われる「絶対正義氏」の攻撃には、それぞれの人が持つ「守るべきバックグランド」への斟酌などカケラもありません。
暴力団風の客の話は、たとえが適切でないように思います。いったい、ハンセン病回復者の方や目の不自由な方と、暴力団風がどこでどう繋がってくるのでしょうか。無自覚的な連想ですか?
企業としてのリスク―「盲導犬」で「犬嫌いのお客さんが二度と来店されなくなった」場合でも、企業としてはどこにも請求などできるはずがないではありませんか。それを承知で持ち出してくるということ自体が、盲導犬同伴受け入れをリスクとしかみなさないような偏見の目で見ている結果だということに気づきませんか? 盲導犬同伴受け入れで、犬嫌いのお客さんが二度と来なくなることもあるかもしれませんが、逆に、こういった偏見のないお店であれば安心して来られるいいお店だと感じるお客さんもいるかもしれません。
絶対正義を振りかざし、さぞ気持ちが良いでしょうね!きっとかの御仁は「ボランティアで大活躍」なさっていると思います。世の中の出来事に「絶対基準」を持っている人…うむ〜
かつて私がボランティアを行っていた頃は、こんなことを意識したわけではありませんでしたが「全て屋外でのボランティア」で、食事も「仕出弁当」だったため、このようなトラブルになることはありませんでした。
最後に、熊本事件に関し、私の知人友人10人ほどにこんな質問をしてみました。
   「元ハンセン氏病患者と一緒に温泉を利用しますか?」
残念ながら「ヘッチャラ」と答えた人はいませんでした。こんな質問自体が『差別』と言われそうですね。私には「多数を占める無理解な一般客」を無視できる勇気はありません。正義を振りかざすのは気持ちが良いでしょうが、今は『地道に偏見を無くす努力』が最も必要だと感じています。
031210(水)「言葉は病院である」
某病院の先生の著書に「言葉は病院である」と記述されているそうです。私は、この言葉に思わずうなづきました。
インフォームドコンセントが叫ばれますが「言葉は病院である」はそれ以前を物語る言葉だと思います。診察を受ける患者の心は「不安」がいっぱいのはずです。例えば、ドクターから
---今夜は熱が出ます。でも、この薬を飲めば熱が下がりますから心配しないように---と事前に聞いていれば、熱が出てもあわてません。
家内が、膝を痛めて初めて水を抜いた日のこと、病院から帰りに足が腫れあがり途中で動けなくなりました。見知らぬ人に担がれて我家に帰ることが出来たのですが、ドクターは「水を抜いた後は30分は安静にするように」という注意をしなかったのです。
その日、一晩腫れたままで家内が大変不安がりました。そこで知り合いの先生にお電話してお尋ねしました。そのとき「30分の安静が必要」ことや、一晩たてば腫れが引くことを伺いました。家内にそれを伝えたら、やっと安心しました。もし、水を抜いたドクターがこのことを伝えてくれたらこのような事態はなかったであろう。
私の主治医の先生は、言葉で治す名医です。
お利巧なドクターは増えたけれど、患者の不安を取り去ってくれるメンタルケアの出来る先生が何と減ったことであろうか!
031211(木)薬のチラシ
事務所の郵便BOXには、様々なチラシが放り込まれます。殆どは見ることもせずにゴミ箱へ行くのですが、余りにもアホらしいチラシがありましたのでご紹介します。
 『バイア○ラ』男性用 勃起力・持続力・補足治療材
 『ダイフル○ン』女性用 性機能改善・性感アップ
 『オルガズミア』女性用飲料型媚薬
 『エフェドラスーパー』主に女性用 性的興奮・感性アップ
 『シ○プリースリープ』睡眠薬
 『プリペン』後型ピル
 『究極高純度研究用試薬』SEX系遊び薬
 『サルビアエクストラ12』遊び薬スモークドラッグ
 『GHC−HEVEN』SEX系遊び薬
 『アクリルウォーターパイプ』水パイプ
 『御宮宝クリーム』女性用媚薬クリーム
 『ラッシュ』吸引タイプ
 『ぺペローション』
 (伏字は原文のまま)


薬品名の後に、効能と金額が表示してあります。
とっくに男を卒業し、男女のことに疎い私ですが、このチラシに書かれた内容がSEX絡みであることは分かります。
この手のことに疎い私には、意味不明のものも含まれていますが…
 ・夫婦間の自助努力を
  サポートするもの
 ・女性を前後不覚にするもの
 ・若い男女の奔放なSEXの手段
 ・同性愛のお助けツール
のようです。
チラシには「非合法ドラッグは絶対にない」とありますが、処方箋もなく売買すること自体が違法ではなかろうか?
いずれにしろ、買い求める人がいるから成り立つのであろう。私にはどうでも良いことですが、SEXこそ生甲斐とする御仁には福音かも知れませんね!
031212(金)国民投票
自衛隊のイラク派遣『基本計画』が閣議決定されました。産経新聞は「評価する」姿勢ですが、多くのマスコミは非難ごうごうといったところです。小泉首相の説明には「一国平和主義では我が国の安全を守れない」としており、普段からの私の考えと同じでした。
この決定に対し、福岡政行・立命館大学客員教授は「民意を問うため国民投票を!」と呼びかけました。相変わらず「変な先生やナ〜」と思います。我が国における、最高の「民意を問う行為」は、総選挙のはずです。小泉首相は「イラク派遣」を掲げて選挙戦を戦っており、なおかつ「安定多数」を得ている。それも、つい1ヶ月前の出来事に過ぎない。自分の意見と違えば「民意ではない」という論調は慎むべきであろう。

我が国には『国民投票』という制度はない。理由は「間接民主主義」を採用しているためで、国民が選挙で選んだ議員によって国家が運営されている。
更に「民意で決めればよいのか?」という疑問がある。
小泉総理は「民意が正しいとは限らない」と発言して顰蹙を買ったそうだが、私は小泉総理の発言は正しいと思っている。常に民意が正しいなら政治家は要らない。
戦後、奇跡の復興を遂げた我が国には、幾つかの節目があった。
 ・吉田茂氏が選んだ「単独講和」・・・西側陣営に組する選択
 ・岸信介氏が選んだ「日米安保」・・・アメリカとの同盟関係を選択(軍事費の軽減)
この重大な岐路で、両氏は政治生命を掛けて反対を押し切って条約を結んでいる。当時この選択を国民投票に掛けたのなら、答えはNOであった筈です。しかし今なら、我が国発展の礎がこの選択にあったことを多くの国民が認めるであろう。(翌日に続く)
031213(土)二大政党制
(前日の続き)
日本も「二大政党の時代を迎えた」そうである。本当であろうか?
二大政党制になるには「外交・防衛」に関してコンセンサスが絶対に必要です。アメリカしかり、イギリスも政権が変わっても「国の指針は普遍」です。
確かに、マスコミの後押しを受けて民主党は大躍進をしました。では「外交・防衛」に関してコンセンサスはあるのか?実は、まるで異なることをご存知あろうか!

先日の総選挙は、マスコミによって「マニフェスト選挙」と命名されました。民主党のマニフェストは「善意のつまみ食い」でマスコミに取上げられましたが、一度詳細にお読みいただきたい。
   民主党政策集―私たちのめざす社会
政治改革 ・永住外国人の地方参政権の付与
男女共同参画 ・ジェンダフリー社会こそ日本再創生のカギ
・働く女性に不利な税制を改める
・配偶者控除、配偶者特別控除を廃止
・女性に対する固定観念に基づく社会制度の慣行改善
・性と生殖に関する女性の権利と健康を守る法整備
暮らしと人権 ・終身刑の創設(死刑廃止か?)
・選択的夫婦別姓の実現
・婚外子の相続差別撤廃
戦後処理問題 ・近隣諸国との建設的土台の構築
・歴史的事実の真相究明
・恒久平和局の設置
・戦時性的強制被害者(慰安婦)問題解決促進に関する
 法整備
・靖国神社への公式参拝は憲法に抵触
防衛の基本原則 ・専守防衛の堅持
・集団的自衛権の否定
・自衛権発動の制限

左表は、そのダイジェストです。
「男女共同参画」と「暮らしと人権」は、女性議員の多い社民党(旧社会党)のものです。
「戦後処理問題」や「防衛の基本変則」は、今はなき社会党の主張そのものです。戦後の日本が営々と築いてきた日米関係を否定するのに等しいもので、如何なる日本にしようというのであろうか?
民主党は、日米関係を清算した後のビジョンを明確に示すべきであろう。

このような「左派系の主張」を丸ごと取り込んだマニフェストが存在することを、テレビ各局(主にテレビ朝日)は何故伝えないのか!ここには報道の自由ではなく「報道しない自由」で、国民世論を誘導しようとするマスコミの姿勢が見え隠れします。
このように「まるで外交防衛の基本姿勢が違う」二大政党制はありえない。政権交代は、まだまだ遠いことと言わざるを得ません。(翌日に続く)
031214(日)差別
(前日の続き)
同和利権の真相@(寺園敦史+一ノ宮美成+グルーフ・゚K21/宝島社文庫)という本があります。
この本に、部落解放同盟が利権を不動のものにした理論武装が示されています。それは、浅田理論と呼ばれ「同和にとって不利益なことは差別」と言うものです。現実は更にエスカレートして---同和に利益がなければ差別---に変貌していきました。
ジェンダフリー運動も、同和に酷似しています(ともに旧社会党が主導)。
男女共同参画と呼ばれ、男女平等を求める運動であったはずなのに、何時しか「女にとって不利益なことは差別」になっています。字句通りなら「ごもっとも」と思うのですが、不利益の中に「出産や子育て」と言った神の領分が入ってくると、私には賛同しかねます。
神様は役割分担のために「男と女」を作ったのではなかろうか?
私は、男女間に差別があってはならないが「区別はあるべき」だと思います。「男らしさ」や「女らしさ」を求めることが『差別だ』といわれれば首を傾げざるを得ません。ここでも---女に利益がなければ差別---に変貌して来ており、私は危惧の念を持っています。
031215(月)不信・不振・腐心
「この1年」を振り返る時期がきました。
生を得て56年。建築屋になって38年。自営にして26年になりますが、公私共に「最悪の年だった」といえます。---衣食足りて礼節を知る---と言いますが、本当だな〜と思います。他を慮る余裕の無さが不信を招いています。
それなりに忙しく暮らしたのですが、仕事と収入がつり合わぬ「不振」の年でした。まあ呆れるほど不調物件の山で、屍累々と言った有様です。不振の理由が「不信」だっただけに暗澹たる思いです。
仕事上の「不信×不振」を何とかしようと「腐心」してきましたが、ようやく絡んだ糸も解れてきました。どうやら年内でトラブル解決の様相です。明るい「新規引き合い」もあり、年の変わり目を節に気分を入換えようと思います。

「私」のほうも酷いものです。
我家のインターネット環境は劣化の一途で、改善を図るには光ファイバーしかありません。5月の管理組合総会で「光ファイバー専門委員会設置」の了解を得られたものの、年末のこの時期に至るも「実質審議なし」です。如何なる理由か?説明も無いまま「結果としてサボタージュ」が続いています。031202・管理組合に対し「管理組合の責任において審議開始」を訴える嘆願書を出したのですが、こちらも−なしのつぶて−で、私の「不信感」は募るばかりです。
さて「光ファイバー専門委員会設置」の年内始動はあるのであろうか?少なくと不信感の払拭だけはして欲しいものです。
関係のない追記
フセイン元大統領の身柄が、米軍により確保されました。イラクの治安維持に腐心してきた米軍に福音となるであろうか?
031216(火)ああNTT
土曜日の昼下がり。電話が鳴る
息子が出て、受け応えをしています。
 「はい。あります」
 「niftyです」
 「ADSLです」
この答え方から、相手がNTTであることがわかりました。
更に会話が続くのですが、明らかに息子は相手を「おちょくって」います。
 「光ファイバーですか?いくら費用が掛ってもいいから欲しいですね!」
相手はまだ、こちらの意図に気付かない。武家の付け焼刃商法と変わらないようだ。
そのうち、会話がおかしいことに気付いたようで
 「ええ、マンションですよ」
 「管理組合がOKしないので困っているんです」
 「もっと頑張って、早く光ファイバーを入れてくださいよ!」

マンション暮らしでは、本人の意思だけでは光ファイバーの導入ができません。
NTTが売り込みたい以上に私が欲しがっています。電話で営業するのもどうかと思いますが、せめてこちらの状況くらいわきまえなければ、このように虚仮にされるだけであろう。
NTT西日本が「サザンクロス」と言うブランドで、コンピュータと周辺機器のレンタルを始めました。
CPU:Celeron2.4GHz
メモリ:256Mb
DVDマルチドライブ
HDD:160GB
モニター:17型TFT液晶
office2003/TVチュナー搭載

例えば、左表の仕様で217200円+金利8.75%です。
(ブロードバンドルータ込み・工事費別途)
これを、48回(ボーナス併用で4年)でレンタルするそうです。
ワード・エクセル・インターネットエクスプローラは使用出来ますが、将来に渡りがんじがらめにされるのはどうやろか?
031217(水)アウトソーシング中国
同業者の忘年会に行ってきました。
会話の中から「中国」が出てきました。どうやら、中国に事務所を構え「CAD業務をアウトソーシング」しているようです。会話に加わることは出来ませんが、興味シンシンです!

作図(入力)コストは「日本の1/3」だそうです。ただ、チェック費用が数倍掛るようで「どれだけコストダウンになっているか?」結論が出ていないと言った様子でした。方式は、
 略図に指示事項を書き込んで中国に送る(FAXとメール)
 ⇒日本語の分かる現地職員により図面化され、データがメールで送られてくる
 ⇒打ち出して「チェックを入れ」FAXで送る
 ⇒訂正図がメールで届く(満足行くまで繰り返す)
こんな状況のようです。原則は「チェック−訂正」を満足行くまで繰り返すことなのですが、最後は「自分でやったほうが早い」ことになり、尻切れトンボになると反省していました。
指示に対する精度は「かなり優秀」ですが、絶対に「それ以上にならない」そうです。
例えば「指示@」と「指示A」を出せば、当然「B」になることでも、指示Bがなければ「修正されない」ため---まるで自分のチェック能力を試されているようだ---との感想を聞きました。
 ・作業しながら「推論をする」
 ・一度したことは指示がなくても行う「学習効果」
こんなことが欠けている(能力の有無ではないようだ)。どうも文化の違いを感ずる話しでした。
031218(木)パラグライダー
至極仲間内(3人)の忘年会がありました。全員50代で、そこへ飲兵衛店主(還暦)が加わり「趣味の話」になりました。野鳥の話はマイナーなので、私はひたすら聞き役です。

Hさんがパラグライダーを始めたそうで、先日「B級ライセンスを取得」したそうです。
パラグライダーの大きさは、体重にあわせて各種あり「デブでもOK」だそうです。
パラグライダーは二本のワイヤーで操作し、方向(左右上下)と速度がコントロールできます。標準スピードは35km/h・安定最低速度25km/h・アクセルがあり、これを効かすと50km/hも出るそうです。パラグライダーに「アクセル」があることを始めて知りました。
安全のための装備は、
 ・エアバッグ(失速墜落時の安全確保)
 ・無線機(インストラクターや、航空管制官から援護や指示を受ける)
  ※上昇限度は雲底(1000m程度)まで
  ※日の出から日没まで飛ぶため、航空管制官の支配下に入ることもあるそうです
 ・GPS(位置確認)
 ・高度計
 ・パラシュート(ワイヤ−が絡んだ等の操作不能時にはパラグライダーを切り離す)
 ・フルフェイスヘルメット
飛ぶための理論は「至極簡単」だそうですが、体が反応するかどうか?が問題だとか。ご覧のように「支援装備」はたくさんありますが『空に上がったら一人』で、全て自己責任です。現に、事故も多いスポーツだそうです。でも面白そうですね…
追記
パラグライダーを選んだ理由は「若い女の子が多いから」だそうです。男を卒業した私は「色気を失ったらアカン!」とさんざん説教されました。
031219(金)資格のいらない職業
夕食を囲みながら「資格の要らない職業」が話題になった。思えば、資格の必要な職業より不要な職業のほうがずっと多いことに気付きます。ちょっと笑い話風に例え話を…
「建築士」を名乗るには資格が必要です。資格もなしに「建築士」といえば詐称になりますが『建築家』なら何の資格も要らない。ところが、世間では建築士より建築家と名乗るほうが尊敬の目で見られます。建築と縁もゆかりも無い貴方が、ある日突然『建築家』と名乗っても何ら罪に問われません。どうせデタラメを言うなら、建築士ではなく『建築家』と言おう!
 ・カメラマン
 ・モデル
 ・デザイナー
さて、この職業に『資格』はあるのであろうか?おそらく「言ったもの勝ち」ではなかろうか!
呼称は自由だが「実力が左右する」世界でもある。反面、資格の世界では「資格が実力を保証しない」くだらなさがある。カリスマ美容師は実は無資格であったし、日本を代表する建築家氏(複数)は一級建築士の資格を有していなかった(今は特別に授与されている)。
そのくせ世間は資格を有難がり、実力を見ようとしない。なんとも不可思議なことではないか…
関係のない追記
昨日の「パラグライダー」についてご質問を頂きましたので、追記します。
パラグライダーはエンジン付ではありません。それでも終日飛ぶことが出来るそうです。ちなみに、トイレは「空中散布」とのことでした。
031220(土)ふるやのもり
澤田ふじ子氏の作品「公事宿事件書留帳(7)にたり地蔵(幻冬舎文庫)」の中で「ふるやのもり」と言う昔話が紹介されています。私も始めて知ったのですが、大変面白いお話しなので、ご紹介したいと思います。
「ふるやのもりとは、古家すなわち古屋、もりとは雨漏りをいうているのじゃ。昔話の一つでな、雨の降る夜、お爺どのとお婆どのが一軒家で、虎や狼より古屋の漏りが恐ろしいと話をしていた。二人を食おうと家にしのび寄っていた虎狼がこれを聞き、自分より恐ろしいものがこの世にいると知り、驚いて逃げようとしたのよ」
「丁度そのとき、馬盗人が入ってきた。馬盗人は虎狼を見て、馬が飛び出してきたと思い、その背中に飛び乗った。一方、虎狼はふるやのもりに捕らえられたと思い、一晩中、必至に走り回ったあと、ついに背中の馬盗人を振り落としたのじゃ。馬盗人は虎狼であることに気付き、穴の中に逃げ込んだ。虎狼は森に住む動物仲間に、ふるやのもりの恐ろしさを告げたともうす。尾の長い猿がそれを確かめるため、尻尾を穴の中に入れたところ、馬盗人にちょきんと短く切り取られてしまったというお話じゃ」
この話には、中国の説話「人間万事塞翁が馬」に似た滑稽さがあります。このような話が伝承されないなんて寂しいですね!
kankeinonai追記
相次いで娘達から贈り物が届きました。嫁ぎ先のご両親の家のリフォームをお手伝いした娘から、私の大好きな天野酒が何と8本も届きました。これで正月は心行くまで飲むことが出来ます。
また、愛娘かおりからは、屋久島のポンカンが一箱届きました。嬉しいですね!

関係のない追記
以前からブラブラだった前歯が、ポンカンを食べているときに「ゴキ」と音がして抜けました。痛みも出血も無く、まさに寿命を終えたという感じです。50年間ご苦労様でした。
単にブラブラしていただけではなく、食物が触れれば痛んでいただけに「正月前に抜かなくては…」と思っていました。これで見事に前歯が消えたので「なんとも不細工」です。早く入れ歯を作らなくちゃ〜
このままでは「ふるやのもり」のお化けと勘違いされそうです。
031221(日)世界が変わる
新兵器を手に入れました。F・伊藤先生から購入を勧められていました「野鳥観察用の双眼鏡」をやっと買い求めました。機種も先生に選んでいただきました。

Nikon SPORTSTARV10×25DCF
倍率10倍/見かけ視野65度
重さ300g/F6.3
価格9800円(定価は15000円)

昨日、早速「あまの街道と狭山池」に出向いて試してみました。その感想を一言でいえば『世界が変わる』です。
倍率比較
現在使っているカメラはテレコンレンズ込みで10.78倍です。双眼鏡は10倍で、倍率だけならカメラが上だと思っていたのですが、大間違いでした。この双眼鏡にはズーム機能があり、カメラの最大ズームより何倍も大きく見ることが出来ます。
視野の比較
カメラの最大ズームだと「視野はピンポイント」です。それに対し、双眼鏡の広いこと。カタログに「見かけ視野」とあるように、仕掛けがあるようです。
カメラの視覚が平面であるのに対し、双眼鏡は立体的です。焦点深度が無限に設定されているようで、ほんの数メートルから100m先までピントが同じです。普通ならこれだけ深度が浅いと像が混乱すると思うのですが、どのような仕掛け?かフォログラフィーのように、前後関係がクリアです。おそらく、脳がそのように感じるように光学的操作がなされているのでしょう。目を大きく見開き、出来るだけ瞬きを控える努力が必要ですが、目の前に手で掴めそうな「野鳥の立体像」が見える様はファンタスチックです。
明るさの比較
カタログスペックで「F6.3」とあります。あまり明るくないのだ…と勝手に決めていたのですが、カメラよりはるかに明るいことが分かりました。
左は、あまの街道で高い木の梢に止まるヒヨドリの写真です。天候も芳しくなく、ご覧のようにシルエットになっています。しかし、双眼鏡ではクリアに見えます。今まで、ファインダーでは種類が判断できず、画像処理で決めることが多かったのですが、これなら直接判断できます。
重さの比較
ちょっと意外だったのは300gが「案外重い」ことです。言い換えれば、如何に軽いカメラを使ってるかということです。重さに慣れるのちょっと時間がかかりそうです。
今まで野鳥写真を撮ることに夢中でしたが、バードウオッチングの世界はまったく別であることに気付きました。
後僅かで1年になります。写真を掲載することでページ作りをしてきましたが、写真に拘らず「野鳥を楽しもう」という気持ちが湧いていただけに「素晴らしい贈り物」になりそうです。
031222(月)ドヤジルダとジェンダフリー
アメリカ軍によって解放されたアフガニスタンで、民主化を進めるために憲法を制定するドヤジルダが開かれています。
アフガニスタンはイスラム教の国です。制定を目指す憲法もその影響は避けられぬようで、女性蔑視は一朝一夕には治らぬようです。原案にあった「男女平等」の条項は宗教指導者の圧力で削除されたそうです。それでも、女性の教育の機会は保証されるようで、進歩も見られます。
私はイスラムの教義に詳しい分けではありませんが、一夫多妻制に男女平等拒否を見るだけでも「女性蔑視」であることは理解できます。然るに、ジェンダフリーを教義とする社民党が、アメリカに批判的でイスラムに同情する理由は何であろうか?
主義主張より「敵の敵は味方」ならば、なんと節操の無いことであろうか…
追記
イラク派遣を巡る討論で、福島・社民党党首は「憲法9条は自衛隊を護ってきた」と発言。これって、おかしくないかい!
031223(火)天皇誕生日
姿の見えない管理組合
2年前からADSLの接続障害で悩まされ、解決方法として光ファイバーの導入を管理組合にお願いしてきました。今年5月、管理組合総会でようやく「光ファイバー導入・専門委員会」設置の了解を得たものの、実質審議のないまま休眠状態となり、何も進展しません。管理組合が指名した取り纏め役氏に委員会開催を要請してきましたが、ご返事も頂けないまま、総会から7ヶ月が過ぎました。現実に、通信障害に悩まされている私にとって『設置すれども開催せず』は耐えがたい状況です。
この閉塞した状況を打破し、委員会が機能するよう、管理組合に嘆願書を提出(031202)しました。
内容は、経緯を述べた上で下記のお願いを致しました。
 ■専門委員会の召集
管理組合の責任において、早急に「専門委員会の召集」をお願いしたい。なお初回は、管理組合理事との合同委員会でお願いしたい。
 ■ルールの確立
この度のように「開店休業」の事態が二度と起きないよう、ルールを確立してください。
委員長および書記の選出
各委員の役割分担(誰かが全部背負い込む必要はない)
委員会名簿の整備と連絡網の確立
議事録の整備保存と配布
 (できれば住人の方に広くご理解頂くために、委員会審議の「経過報告」を掲示板を利用して
  公表していく⇒密室の審議を避ける)

専門委員と管理組合の意思疎通方法の確立(合同委員会の定期化)
委員会開催の定期化
 ■期限の設定
総会で承認を得てスタートした専門委員会です。当然、来年の総会で「報告義務」があろうかと思います。私は、来年の総会で「導入の可否を問う」くらいの進行を見るのだろうと想像しておりましたが、総会から7ヶ月が経過して「実質審議なし」です。これでは10年経っても「委員会答申」は出来ません。管理組合から専門委員に対し、第1回答申に関し「どの程度の内容を何時までに求めるのか」期限を切って下さい!目標のない審議はエンドレスになるだけです。
私が求めているのは、スムーズな委員会運営です。
期限は切りませんでしたが「何らかの回答を」お願いしました。理事会で検討もされたようですが、直接回答は頂いておりません。
もれ伝えられた情報では、なんとなく取り纏め役を引受ける羽目になったものの「重荷」であったようです。ならば「辞退すればよい」と思うのは、進退を自分で決めることの出来る人のせりふです。それが出来ないからこそ「重荷」であろう。それに対し、管理組合は「あの人に任せた」ことで、まるで関知していなかったようです。これも無責任な話しです。取り纏め役氏から「なんの報告も無い」こと自体が異常であり、そのことに気付くべきだし、何のフォローもしない態度こそ責めらるべきであろう。

私は、取り纏め役氏の無能ぶりに腹を立ててきましたが、事情が分かるに連れて「管理組合の無責任体質こそ最大原因」と思うようになりました。おそらく、断ることも出来ない取り纏め役氏に、何もかも押付けただろう様が目に浮かぶようです。
2年前、障害に苦慮した私は、管理会社に勤める知人に相談したことを思い出しました。
私の住むマンションより古いところでも、とっくに光ファイバー対応を済ませたところがたくさんあります。「対応の差」を知人に尋ねたら、答えは『管理組合の差』でした。特に、理事長が先頭を切って旗を振ったところはスムーズに導入しているそうです。あの時、私と管理組合との遣り取りを話したら「10年掛るやろな」と知人は言いました。今まさにそんな展開です。

私の提出した嘆願書に対する対応をみれば「絶望的な気持ち」になります。
「光ファイバー導入・専門委員会」と言ったところで、管理組合の下部組織に過ぎません。取り纏め役氏を傷つけぬよう苦慮しているようですが、管理組合が「矢面に立つ」ことこそベストな解決方法であろう。
専門委員の一人である私が、管理組合理事長と連絡を取るには、管理会社に「手紙を言付ける」必要があります。理事メンバーへの連絡方法が公表されておらず、このような間接的ルートしかありません。おそらく苦情処理掛になることを避ける処置であろうが、何と姑息であろうか。

先日、某氏の住むマンション(約2000戸のマンモスマンション)の話を聞きました。
理事会メンバーは顔写真入りで各戸に配布されるそうで、まさに「受けてたつ」姿勢です。審議事項は事前に公表され、住民のオブザーバー出席を促す処置が取られている。「理事会が抱える懸案事項」を常に公表し、情報を全員が共有することで『開かれたり理事会』となっている。
手紙を言付ける方法でしか連絡のとれぬ当マンションとなんと言う違いであろうか!
こんな「密室体制」が委員会運営の『開店休業』を招いており、情報閉鎖が自己内に抱える問題点すら見えなくしていることに気付かない。

いま私は「蚊帳の外に置かれたまま専門委員を続ける理由」を見つけることが出来なくなっている。
追記
今夕、管理組合理事長からやっと連絡を頂きました。
いまだに「取り纏め役氏と連絡がつかなくて」と言い訳をなさっていましたが、まだ問題の根源を理解していない。いま必要なことは犯人探しではなく、管理組合が矢面に立つ決意を示すことである。いったい何時まで「お客様」でいるつもりであろうか?
031224(水)善意の傘
私の利用する南海高野線「金剛駅」は2年余かけて大改造を行いました。主にバリヤフリー化工事で、エレベータにエスカレータを設置し、トイレも新設しました。
その竣工にあわせて、駅に「善意の傘」がおかれました。その数約50本の真新しい緑色のビニール傘です。でも、善意の傘があったのは1週間ほどのことで、今はうすら汚れて透明のビニール傘が数本あるきりです。まさに、善意は一瞬にして消えたことになります。
「不意の雨」のときに利用するために置かれた傘。「翌日には返す」が護られません。数本ある残った傘も「不要になった古傘」が置かれているに過ぎません。こんな分かりきった「お約束」も護れないとは、なんとモラルの低いことであろうか!
031225(木)ビンラディンとブッシュ氏
私の知るビンラディンは国際的なテロリストで「犯罪者」です。それに対しブッシュ氏とはアメリカ大統領にして国家元首の筈です。しかるにテレビ朝日ニュースキャスター久米宏氏は、ニュースステーションの番組で、テロリストに対し「ビンラディン氏」と敬称を付け、アメリカ大統領を「ブッシュ」と呼び捨てにする理由は何であろうか?
久米氏の価値観は、テロリストは尊敬に値し、アメリカ大統領は唾棄すべき存在なのであろうか!また、この報道姿勢を糺さないテレビ朝日も「同じの価値観をもつ」存在だろうか。
ちなみに、NHKも同じ報道スタンスを取っている。流石は、皇室報道から敬称を極力省く努力をする報道機関ならではの行為と言える。そのうち、ニュースで「小泉は・・・」と、自国の総理を呼び捨てにして報道をするのであろう。
こんな報道姿勢の背景に、自国を蔑む気持ちがあるのあろう。それほど日本が嫌いなら「何故住んでいるのか?」私には何とも不可解である。
031226(金-御用納め)前歯とうどん
まあ「しょうもないお話し」を〜
前歯がないと、当たり前ですが「噛み切ること」が出来ません。
うどんやラーメンといった麺類を食べるときは、一際不自由です。一気にすすれるように箸で「麺の量を調整」するのですが、ややもすると残ります。このとき唇で麺を抑えないと、すすりこんだ麺がズルズルと出て行ってしまいます。これでは何時までたっても食べることが出来ません。でも、唇で麺を押えると「とっても熱い」のです(歯のように熱いものに耐えれるようになっていない)。でも、熱さを堪えて麺を押え「呼吸を整えて」残りの麺をすすり込む…こんなテクニックが必要です。まあ『早く入れ歯を作れ!』ということです。ホンまアホラシ!
急遽、友人の歯科医に無理を言って入れ歯を頼み、本日出来上がります。これで前歯なしの正月にならずに済みます。
031227(土)開かれた管理組合へ
光ファイバー導入専門委員となって「そんなアホな」と思ったことがいくつもありますが…
私が管理組合理事と連絡を取ろうと思うと、まず管理会社が詰めている事務所へ出向き「手紙を言付ける」ことから始まります。勿論、要件を書き「連絡が欲しい」とお願いするわけです。
その返事が何時来るのか?---私に選択権はなく、理事様のお慈悲にすがるしかありません。つい先日も、理事長から「お電話を頂戴する」まで20日間掛りました。そんな訳で、緊急事態が起きても対応不可能です。まあ、意思疎通の方法としては、飛脚を使った『江戸時代』並です。このような方々に「光ファイバーの導入」をお願いするわけですから、そりゃ大変です。タイムマシンでも用意しないと「現代のスピード感覚」になりそうもありません。
管理組合と住民との間にこのような分厚い壁を作るに至った理由は「管理組合を苦情処理係りと勘違い」して、些細なことまで命令したがる人いるからだろうと推察しています。
私も抽選で自治会長が当たり、1年間お世話したことがあります。やはり「そのくらいは自分でやれよ」と思うことまで、苦情が入りました。そのため、翌年から「文章でしか受け付けない」方式に変えたそうです。確かに、開かれた組織にすると「この手の問題」があるのは分かるのですが、閉めてしまうと「建設的な提言」まで締め出すことになります。そこで何か妙案はないのか考えてみました…

江戸時代から抜け出して「今様」にしてみてはどうでしょうか!
まず「xx-town.com」でドメインを取得し、管理組合でホームページを持ち、メルマガを発行するのです。HP内に掲示板を設け、苦情も受付ければよい。電話で話すほど「直接的」ではないし、掲示板なら「他人の目にも触れる」分けで、良識ある遣り取りも可能ではないでしょうか。
理事の自宅電話まで公開する必要はありませんが、web上で「理事紹介」も出来ます。
団地運営上の懸案事項も公開し、広く意見や提案を求めることも出来ます。また、議事内容は逐次掲載して「情報の公開・共有化」も出来ます。勿論、広報活動に利用することは言うまでもありません。
団地内には「防犯カメラ」が配置されています(確か8箇所だったかな?)。この映像もwebで流せば、誰でも見ることが出来ます。防犯効果が一段と上がること請け合いです。

xx-town敷地内には既に光ファイバーが設置済だそうです(接続がされていないだけ)。カメラもあります。ようはインフラは揃っているのですが、それを活用する発想と意思がないだけです。
「その費用はどうするのか」そんな声が聞こえてきそうですが、これも意思次第です。
年間20万円もあればxx-townのホームページが維持できるだろう。これって、xx-townの年間維持費の1%以下です。xx-townと管理会社の保守契約はバブルピーク時の金額が維持されており、今時の新築マンションと比べると随分高い費用となっています。幸い、管理会社とは単年度契約なので、一度管理会社を変えてみればよい。あるいは、変更の意思表示だけで「何割かは下がる」だろう。この点でも、新たな発想と意思が求められている。
それこそ、開かれた管理組合にすれば「様々なアイディア」が寄せられるだろう。
031228(日)仕事納め
暦通りに今年は031226が仕事納めとなりました。
仕事の上では、人生最悪の1年がこれで終わりました。悪い連鎖は断ち切ったと思いますが、良い連鎖のスタートを切ったとはいえず、安心の出来ない新年を迎えることになりました。とは言え、気分を一新したくて、仕事納めのその足で仲間と1泊旅行に出かけました。心行くまで飲んで「今年を洗い流そう」と思いました。

トビ

オカヨシガモ

ニュウナイスズメ

ホオジロ

モズ

ムクドリ
相変わらずの貧乏暮らしで、1泊2食付(4人部屋)で一人9800円の旅行です。
琵琶湖畔(西大津)にある客室数275・定員800人の旅館(元はヘルスセンター)で、もう建物は古く決して綺麗とは言えない部屋でしたが、心配りの利いた職員と素敵な料理、それに琵琶湖に面した温泉は心安らぐものでした。

予報通り、夜半から雪になり27日も断続的に降り続きました。
朝、一風呂浴びてからカメラを担いで庭に出てみました。野鳥達は案外臆病であまり近づくことが出来ませんでしたが…
うっすら雪景色の庭に、ヒドリガモ(写真左)が集まって餌を啄ばんでいました。

空を舞っていた鳥たちの列が乱れたと思ったら、猛禽類のお出ましです。遠くの木に、猛禽類が降り立ちました。私の住む狭山には猛禽類がいないため、ちょっと感動です。家に帰って図鑑と照合したのですが、距離があったのと、雪に阻まれ鮮明な写真ではありません(双眼鏡では、綺麗に見えたのですが…)。
やはり野鳥に明け暮れた1年でした!
追記
オカヨシガモを特定するため「琵琶湖の水鳥」をサイトで探したのですが、案外少なくてガッカリしました。
031229(月)野鳥とこの1年
この1年を振り返るとき、最大の変化は「野鳥への傾倒」です。私の癖は、何かのテーマにのめり込むことですが、野鳥は「壺に嵌った」観があります。
昨年9月に、新池で不思議な鳥に出会ったことで始まりました。正体を知りたくて複数の方に不躾なメールを出したにも拘らず、親切で丁寧なご指導を頂き、すっかり野鳥に魅せられてしまいました。と言っても、野鳥を見るために遠征をするわけではなく『身近な自然』の新池あまの街道狭山池錦織公園を散策するようになりました。新池は日常に、あまの街道は2月から、狭山池かは4月から毎週通うようになりました(錦織公園は時たま)。

我が国で観察記録のある野鳥は約590種、我が国で毎年観察される野鳥は約270種、大阪府全域で観察される野鳥の合計は170種弱です。その内、ここ狭山近辺で観察できるのは70種程度です。嬉しいことに、私は1年弱でこの70種をクリアすることが出来ました。
野鳥に関心を持って感じたことは「野鳥はロジカル」ということです。野鳥には様々な分類方法がありますが…
 ・留鳥−漂鳥−冬鳥−夏鳥−旅鳥−迷鳥 
 ・絶滅種−貴重種−亜種−外来種
 ・幼鳥−若鳥−成鳥
 ・夏羽−冬羽
 ・雄−雌

このような組合せで、識別されていきます。この1年で学んだことは、1種類に付き平均4〜5パターンの識別が出来なくては種の特定が出来ないということです。
まさにロジカルに思考できなければ分類(識別)は至難の技ではないかと感じています。
鳴き声も然りです。季節で習性が変わり鳴声も変わります。群れのときの声、恋の季節の声…なんとも奥の深い世界です。幸い私は、良き指導者に恵まれ、いつも助けて頂いています。
更に、この1年で感じたことは「野鳥は例外が多い」ということです。例えば「夏鳥の筈なのに越冬する」なんてことが結構な頻度で起きるようです。また、交雑種と呼ばれるあいのこや、突然変異(亜種)も多いようです。だから「図鑑さえあれば大丈夫」とはとてもいえません。最近は「生態に踏み込まないと理解できないのではないか?」と思うことが多くなってきました。来年は、野鳥図鑑ではなく「鳥類学」の本を読んでいるかもしれません。
のめり込むに従い「新兵器」も増えてきました。
 1. デジカメの買い換え(ズーム機能の充実) 
 2. ICレコーダーの購入
 3. テレコンレンズ購入
 4. 双眼鏡の購入
こんな風にパワーを増強してきました。
そこで、最新兵器の「双眼鏡」についての感想を述べてみたいと思います。
双眼鏡のカタログスペックに「見かけ視野65度」とあります。この---見かけ視野---が曲者です。
レンズを通してみる画像は「球面状」で、そこに65度が凝縮されるわけです。中心から上下左右30度程度が「目の前にあるように」表現されるわけで、物体に直接レンズを向ければ「見ることが出来る」分けではありません。
カメラは既に「慣れ」もあり、瞬時に被写体に向けることが出来ます。しかし、双眼鏡は「被写体を掴む」のにまだまだ戸惑っています。その代わり、一旦捕まえてしまえば、被写体が移動しても容易に追随できます。65度の視野が「一点に集中」しているため、飛翔する野鳥を追いかけることも容易です。
遮蔽物の多いあまの街道ではあまり有効ではないように思いますが、フィールドの広がる狭山池では、カメラよりはるかに有効な武器となります。
右の写真は、新池でついにゲットしたカワセミです。
以前から「新池にはカワセミがいる」と知っていましたが証明が出来ませんでした。先日も---葦に止まる、目にも鮮やかなかわせみを発見しました。先日の狭山池より、コバルトブルーが綺麗で「これぞカワセミ」です。急いでカメラを向けたのですが(03121新池の自然より)---残念ながら写すことは出来ませんでした。今日は注意していたお陰で、足元から飛び立ったコバルトブルーの鳥を目で追いました。着地付近を双眼鏡でサーチして見つけました。まさに双眼鏡は神様です!

おそらく、野鳥に関する記述をお読み頂いた方には「退屈至極」であったと思いますが、来年も宜しくお付き合いのほどをお願い申し上げます。
kankeinonai追記
某クラブ所属中に大変お世話になったA大先輩の訃報が届きました。体調を崩していたと伺っていましたが、回復できなかったようです。心よりご冥福をお祈りいたします。
031230(火)危ない話
危ない娘の近況
当HPに度々登場する「危ない娘」は、過食と拒食をくり返し命をすり減らしている。いまは拒食期で、胃の活動が停止しており、僅かに食べても「腹痛と嘔吐」を繰り返す。体重も35kgで、体から水分と油気が抜けてしまい、おそらく生理も正常ではあるまい。折から冬を迎え極度の乾燥肌となり、肌はカサカサで「白い粉」が噴いた状態となっている。なのに「1日に2度はボディーソープを使って洗っている」という、思わず「おまえはアホか!」と叫んでしまった。白い粉が噴くほど極度の乾燥状態で、更にボディーソープで油脂分を洗い落とすなど自殺行為でしかない。相変わらずの「ウーロン茶のがぶ飲み」といい、脂肪を目の敵にしている。この娘には「バランス」という文字がないようだ。
乾燥肌で「カイ〜ノ」状態です。手の届かない部分に保湿剤を塗ってくれというので、背中に塗ったやったのですが、とても若い女性の肌とは思えない。骨の上に直接皮を被せた体に呆れるばかりです。
それでも「いい寄る男は数知れず」というけれど、小骨が刺さるような女を抱いて何処が良いのだろう?と、男を卒業した私は首を傾げている。
民主党岡田幹事長
民主党岡田幹事長は北京詣でで、小泉総理の靖国参拝を非難し、それに寛大な対応をしてくれたと中国当局に謝意を述べたという。一体、民主党は誰に対し忠誠を尽くすつもりであろうか?
 ・靖国神社への公式参拝は憲法に抵触
 ・専守防衛の堅持
 ・集団的自衛権の否定
 ・自衛権発動の制限
マニフェストにこんなことを掲げるだけあって、中国の属国になることを願っているようだ。
031231(水)大晦日粉飾決算
ついに大晦日になりました。MACの1年を…

バブル崩壊以降、借入れ残を減らしながら事業規模を縮小均衡に持ってきたのですが、それでも毎年じわじわと数値(財務諸表)が悪化していました。そこへ、今年は人生最悪の1年を迎え「債務超過必至」と覚悟をしていました。ところが…
働いた上に追い銭することも多く、また呆れるほど踏み倒しの多い1年でもありました。あの手この手と考えられる全てを使って凌いだ1年でしたが、その一つが「生命保険の取り崩し」です。経営者大型保険に加入しており長く無傷だったのですが、ついに一部を解約して運転資金に組み入れしました。
保険金は、毎年「損金処理」しているため、この取り崩しは「売上に計上」されるそうです。そのため、債務超過必至が『単年度黒字』となり、僅かに財務諸表が好転するという「狐につままれたような状態」となりました。会計事務所の先生に「これって合法的粉飾決算ですね」と申し上げたら、笑っていらっしゃいました。こんな方法もあるのか…と感じ入った次第です。
追記
種を撒きました。芽も出たようです。でも「育つかどうか?」今後の努力と神様次第であろうと思います。新しい年が「良い年」でありますように…
関係のない追記
家族全員に息子の嫁を迎えて、酒を酌み交わしテレビチャンネルを頻繁に変えての大晦日となりました。
テレビは、年末恒例の「紅白歌合戦」に対抗して格闘技を3局が放映しました。さて、勝者は誰だったのでしょうか?何はともあれ、紅白の目玉「装置合戦」をご覧頂きましょう…

美川憲一

小林幸子
紅白の勝者は圧倒的な差で白組の勝ち(どっちでもいいけどネ!)。
格闘技「曙−ボブサップ戦」は予想通り1ラウンドノックアウトでボブサップの勝利でした。


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