dogfight高松の長すぎるひとり言
2003年5月
エッセイ&コラム

宴の後観察記録からいのち野鳥案内板ADSL顛末記親戚を探せブルーシートの森懲りないヤツ何でやネン子育てSARSを考える下痢とヤケド有事法案宝塚小浜宿(寺内町)ガスター10子供のアルバイト鳥とカメラ治安川柳総会銀行の倫理観不愉快な歌カテーテル検査デジカメの相談イラクと正倉院ママの嘆き改正「省エネ法」不思議の国「日本」三陸南地震感染爆発出版社の意地
030501(木)宴の後
統一地方選を「宴」と例えるのは不遜かもしれませんが、どこかそんな雰囲気があります。
特筆すべきことを幾つか…
 地方自治体の首長の入替りが多かった
地方自治体の首長当選は「現職6割・新人4割」だったそうです。これは、新人比率がかなり多いのではないでしょうか。
私の住む、大阪狭山市も大方の予想を裏切って「新人の当選」となりました。現職に、これといった失政はなく「何でだろう」と言う感想があるのですが、案外プライバシーにおける「奇行が敬遠されたのかな」と思います。犬を放し飼いにするのがお好きなようで、複数の通行人が「噛まれた」と訴訟中です。この部分では「問題のある人」でした。
 獄中当選
和歌山市議選で、収賄容疑で拘留中の「旅田前市長」が拘置中に出馬し、和歌山市始まって以来の高スコアでトップ当選。ウム〜コメント不能
 出直し町長選
滋賀県・豊郷小学校の保存問題から、リコールされ「出直し町長選」が行われました。失職した大野前町長も出馬し、僅差で再選を果たしました。
『何のこっちゃ?!』となりますが、私はマスコミほど驚きません。
理由は、保存派が分裂選挙を行ったためです。そもそも、保存運動そのものが「同床異夢」だったわけで、私は早くから「保存運動の中身が違っている」ことを指摘してきました。マスコミと逆の見方をして申し訳ないが「保存とは何ぞや」と、きちんと論議されていたら、元々「保存派が多数」をしめたかどうか?怪しい限りです。住民運度も気をつけなければ「マスコミに扇動されただけに終わる」ことを肝に命ずるべきであろう。
030502(金)観察記録から
私のホームページは「野鳥に乗っ取られた」観があります。
興味の焦点は、1〜2年で移動しており「昔・福祉/今・野鳥」と言ったところです。おそらく4シーズンが終われば(あと2シーズン)沈静化すると思います。

野鳥に興味を持ったものの、あいも変らず「マイナー」です。きちんと知識を集積していくには、野鳥の会に入会するのが良いと分っているのですが、生来の「気まま」な性格と、移動手段に「2本の足」しか持たぬことが、入会を躊躇わせています。
030427のこと。錦織公園で、日本野鳥の会大阪支部の定期観測隊の方と出会いました。細い林間散策道でのことで、長い一列縦隊となっていました。(想像ですが)キャリアの多い方が先頭を行き、末尾は新参者といった感想を受けました。なんとも手持ち無沙汰にしている最後尾の方とお話をしたのですが、先頭から「情報」は来るもの、最後尾では見える筈もないといったところでした。それにしても時間をかけての観察で、追い越すわけにも行かず、私はルートを変えて離れていきました。私は「歩く」ことが大好きで、停止しての観察に「ちょっとついていけんな〜」と言う印象でした。
とは言え、気になって「日本野鳥の会大阪支部」をサイトで検索してみました。日本野鳥の会大阪支部では、大阪府下の下記の地点で定期観察(探鳥会)をなさっています。
箕面公園鉢ヶ峯緑の文化園万博公園大和川服部緑地大泉緑地鶴見緑地矢倉海岸淀川能勢石川男里川くろんど園地ほしだ園地南港野鳥園大阪城公園錦織公園能勢平日福島大池(サイトのない地点3ヶ所、県外で3ヶ所の定期観察あり)
かおりに手伝ってもらって、ダイジェストしたのがこの資料です。

  日本野鳥の会大阪支部の「錦織公園・定期観察記録の種類」030430現在(54種)
カイツブリカワウゴイサギ
ダイサギアオサギオシドリマガモカルガモコガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモトビ・オオタカ・ノスリ・ハヤブサ・コジュケイヒバリツバメ・キセキレイ・ハクセキレイカワセミコゲラケリキジバトビンズイ・タヒバリ・ヒヨドリモズ・ルリビタキ・ジョウビタキセグロセキレイツグミヤブサメウグイスオオルリエナガヤマガラ・トラツグミ・シロハラホオジロカシラダカアオジ・アトリ・カワラヒワ・マヒワ・シジュウカラメジロ・イカル・シメ・スズメムクドリ・ハシボソラス・ハシブトガラス

  日本野鳥の会大阪支部の「定期観察記録から錦織公園分を差引いた種類」030430現在(93種)
ソリハシシギ・ホウロクシギ・チュウジシギ・ウズラシギ・エリマキシギ・コアオアシシギ・キアシシギ・ソリハシシギ・セイタカシギ・キョウジョシギ・タシギ・ハマシギ・イソシギ・オバシギ・オオソリハシシギ・チュウシャクシギ・スズガモ・ツクシガモ・ヨシガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・トモエガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・アカハジロ・アメリカヒドリ・カンムリカイツブリ・シロチドリ・メダイチドリ・オオメダイチドリ・トウネン・ヨーロッパトウネン・ダイゼン・ササゴイ・チュウサギ・コサギ・カモメ・ユリカモメ・セグロカモメ・ヨリカモメ・ズグロカモメ・ウミネコ・アジサシ・コアジサシ・クイナ・ヒクイナバン・オオバン
オオハム・アビ(以上、水辺の鳥)
ハイタカ・ミサゴ・ハチクマ・チョウゲンボウ・ショウドウツバメ・コシアカツバメ・ヒメアマツバメ・ミソサザイ・ノビタキ・キビタキ・エゾビタキ・コサメビタキ・オオヨシキリ・ムギマキ・ヒガラ・クロジ・ミヤマホオジロ・ホオアカ・ベニマシコ・オオマシコ・カヤクグリ・ウソ・セッカ・クロツグミ・イソヒヨドリ・アカハラ・キクイタダキ・オオジュリン・コルリ・センダイムシクイ・メボソムシクイ・エゾムシクイ・コマドリ・タカサゴモズ・ミヤマガラス・カワガラス・カケス・ヒレンジャク・アオゲラ・アオバト・キジ
撮影できた野鳥見たことがある野鳥
これからも通うことになる錦織公園で記録があるのは54種。大阪府下で観察記録のある野鳥から錦織公園分を差引いたものが93種で、合計147種になります。

錦織公園は我家から近いだけに、かなりの種類を既に観察することができました。錦織公園以外ではかなりスコアが悪く、水辺の鳥が約6割を占めています。具体的には、淀川河口の矢倉海岸と男里川(河口)で大半を占めます。近いうちに男里川へ出かける予定ですが、狭山池以上に「打ちのめされて」帰ってくるような気がします。何故って?理由は簡単です。海は「狭山池より広い」からです。私の420mmズームレンズでは歯が立たないだろうと思います。
大阪支部で26の探鳥会があるようですが「スズメ・キジバト・ヒヨドリ・ムクドリ」を観察対象にしているのは、ホンの僅かでした。これらは、とても身近な鳥で「心を和ませて」くれます。特にスズメ系の羽色(私の造語)は種類が多く、スズメに注意することで随分多くの種類を見つけることができました。と同時に、スズメは「実に表現力豊かな鳥」だと思うようになりました。可能なら「スズメ語」を覚えたいくらいです。でも、こんなことを書くと「お前は素人だからそう思うのさ」という声が聞こえてきそうでが、それは人間の奢りのように思えます。

私がゲットしている、ニュウナイスズメ・フクロウ・シロハラホオジロの観測例がありません。ヒクイナの観測例は「1例のみ」で、バンが3例、ヤブサメの観察例も随分少ない。このように私は、あんがい珍しい種類に出会っています。「ビギナーズラック大なり」ですが、マイナーに楽しもうと思います。
憲法記念日
030503(土)いのち
当ホームページに何度も登場した「危ない娘」が本当に危なくなってきた。
男を卒業した私に「なあ、Hしよう」とからかってきたのが懐かしいくらいです。肺結核にかかり、入院の勧告(法的に強制できる)も無視して「困ったもんだ」と思っていました。
何とか「菌が飛ぶ」状況(他人に感染させる状態)を押さえ込んだと思ったら、次々と発病しだした。まず、腎臓病が悪化し「排尿剤を飲まなければ小便も出ない」までに悪化している。本来なら、腎臓の負担を避けるため「水分摂取を制限」するものですが「ウーロン茶をがぶ飲み」している。ウーロン茶の摂取には別の問題もある。
娘はいま、命が危険なまでに「コレステロールが低下」しており、ドクターから食事を指導を受けているようだか「どこ吹く風」である。
dogfight注:総コレステロールの基準値は「130〜240」となっている。かつて悪者とされたコレステロールですが、近年の研究では「絶対に必要な成分」とされ、数値が高いことより「低いほうが問題」と言われるようになった。ちなみに、危ない娘のコレストロール値は「40」で、突然「昏睡状態」になりえるそうです。
「ウーロン茶ダイエット」という言葉があるように、ウーロン茶は脂肪を溶かす作用が強い。カロリーの蓄積が必要なときにこの有様です。あまりに酷いので注意したら「わざわざウーロン茶を買いに行く」ほどで、誰の言うことも聞くものではない。
これだけで終わらないから、本当に危ない!さらに「糖尿病を併発」しており、生きているのが不思議なくらいです。内蔵の悪化が皮膚にも出ており、湿疹に水泡、更には肋骨が浮いて…見るのも痛々しい。スナック菓子を主食とし、拒食と過食を繰り返してきたツケが一気に回ってきたようです。
もし「生きていたい」のなら、即刻入院が絶対に必要なのは医者でなくても分る。それを「退屈だから」という理由で、拒んでいる。「バカな男」数人がパトロンとなって『贅沢な生活』を支えているようだが、だれも「本気で心配していない」のではなかろうか!?
「太く短く生きる」というなら本人次第であろうが、とてもそんな覚悟を感じない。恐らく「死ぬ」と言うことを一度も真剣に考えたことがないのであろう。そのくせ、突然情緒不安定になって電話をしてくる。『いのち』の大切さを知らない若者が増えている。
 関係のない追記
知合いのA氏は「中国で合弁企業」を持ち、月2回の割合で往復し「月の半分を中国で暮す」生活をしています。この度、39度の高熱を出して中国から帰国。直ぐに入院したそうです。SARSでなければよいのですが…(日本政府は公式にSARSの感染を認めていないが「かなり怪しい」と言う報道もある)
030504(日)野鳥案内板
私が使用している鳥類図鑑は287種が収録されています。収録数が「適切かどうか?」など私には分かる筈もありません。別に厳選して購入したわけではなく、単に「持ち運びに便利」という、私らしい理由です。
ところが、つい先日のこと、図鑑には載っていない貴重種「シロハラホオジロ」を見つけてしまいました。やはり、図鑑は選ぶ必要がありそうです。で、新しく野鳥図鑑を購入しました。590種の掲載があり、雌雄で羽の模様が違う場合、夏羽冬羽、幼鳥や亜種なども載っており、これから調べものが正確になりそうです。

いつものことながら「走ってから理由付けを考える」タイプで、好きになってから「野鳥のイロハ」を考え出しています。私の事実上のスタートは『あまの街道030202訪問』です。その、あまの街道入り口に「野鳥案内板」があります。

あまの街道入り口の野鳥案内板
夏鳥(なつどり)春に南方より繁殖のため訪れ、秋には南方へ帰る種。オオルリが有名
冬鳥(ふゆどり)秋に北方より渡来して越冬し、春には北方へ帰る種。オオハクチョウが有名
漂鳥(ひょうちょう)繁殖地と越冬地を日本国内に持っているもの。
旅鳥(たびどり)春と秋の渡りの途中で立ち寄って通過する種。シギ・チドリなどが有名。
留鳥(りゅうちょう)1年中同地域で観察される鳥。季節ごとに移動はしないが、他の地域から移動してきた個体が含まれる場合がある。
迷鳥(めいちょう)台風、その他の何らかの理由で日本に来てしまった鳥。
野鳥は「渡り」の習慣によって上記の分類がなされるそうです。ところが私は困っています。理由は、もう「夏鳥の季節」になっているのに、冬鳥のカテゴリーに入る野鳥を目撃するからです。私には、図鑑や野鳥看板を信じるしかないのですが、素人ながら「野鳥の季節感が少しずつズレているのでは…」と感じます。
最近購入した図鑑には「今後記録される可能性のある鳥」のコーナーがあります。やはりズレが起きているのであろう。
野鳥看板を初めて見たとき「こんなにいるのか」と驚いたものです。しかし、オオルリ・フクロウ・ヤブサメ・コチドリ、ヒクイナと言った「看板にはない野鳥」を見つけるようになって、随分認識が変わってきました。せっかくの看板なんだから、もっと精度を上げたほうがよいように思います。
子供の日
030505(月)ADSL顛末記
[030423(水)ああ〜NTT]で、NTTと喧嘩してしまったことをお話ししました。
とは言え何時までもISDNでは遅く、ADSLへの切替えを手順を踏んですることにしました。

まず、法人名義の「アドレス」は、気が抜けるほどあっけなく、第一希望の『m.a.c@------』(大文字が使えないのは残念)で取得できました。次に、ADSL専用線の申込みですが、毎度お馴染みの遣り取り(光ファイバーの勧め)があって、ADSLに落ち着いた。(MACの事務所は借り物で、家主の同意書が必要な工事は出来ない入替り立ち代り、NTT職員が訪れ交渉してきたが「交渉履歴」は整備していないようだ)。
専用線の工事は5月9日、アドレスの運用開始が12日と決まって、ほっとしたところから問題がスタートです。MACのシステムの面倒見てくれている若者から「RANとADSLの併用は無理」と言う、情報が入りました。急いで、NTTに確認したら「その通り」と言う。RANとADSLを切り離しては、データ送信が目的なのに「意味ないじゃん」となる。知識がないとこんなことになる。選択枝は…
 ・ADSL用のコンピュータをLANから切り離す
 ・ルーターで「全てのコンピュータ」をADSLで結ぶ
こうなれば、全てを結ぶしかない。調べたところ、現在使用しているハブにはスイッチング機能がついており、ADSLに対応できるそうだ。配送手配済みであったモデムを「ルーター内蔵型」に変更。更に、セッティングの見直しが必要だそうで「有料で手配」を頼む。

12日以降に、ホームページの載せ換え。アドレス変更の案内。転送手続き…と続きます。
プロバイダーでのウイルスチェックを頼んではいますが、これからは「外部からの敵意に脆弱」になるわけで、知識のない私には気の重いことになりそうです。
kankeinonai追記
ジェンダフリーから見れば「鯉のぼりは男女差別」だそうな。家事や子育ては「労働」だそうで、ならば子供は「商品」であろうか?
030506(火)親戚を探せ
種類 体長 額のかたち
ハシブトカラス 57cm 太い 盛上っている
ハシボソカラス 50cm 普通 普通
身近な鳥にカラスがいます。
余り可愛げもなく、ゴミを漁るなど迷惑な鳥といったところではなかろうか。
このカラス、ハシブトカラスとハシボソカラスに2分されるそうです。私は、何の根拠もなく「ハシブトカラスが多数派」と思い込んでいました。ところが、狭山池の定期観察記録を見ていて、ハシブトカラスの観察例がないことに気付きました。この記録からはハシボソカラスが圧倒的多数派であること分ります。
カラスは「図太いヤツ」という印象がありますが、結構慎重なようで、カメラを向けると「飛び立って」しまい、なかなか撮影できません。残念ながら、私の写真では、表にしたような特徴が綺麗に映し出せる分けではありません。
つい最近撮ったカラスの写真を、以前の写真と比べてビックリしました。何と、以前の写真はハシボソカラスだったのです。図鑑によれば「西日本ではハシボソカラスが多い」とありますが、比率は随分アンバランスなようです。何気なく見ていれば「カラス」に過ぎませんが、親戚を探せば「2種をゲット」となります。

田植えのシーズンになるとツバメを連想します。
このツバメにも親戚がいます。コシアカツバメと言い、白黒のボディーの白い部分全体に「赤い縞模様」があるそうです。私が散策している、あまの街道・狭山池・錦織公園の観察記録にコシアカツバメがあるのですが、私は残念ながらまだ見たことがありません。だからツバメを見かけると注意するようにしています。
私の造語ですが「スズメ系羽色」の野鳥は随分たくさん種類があります。
図鑑を見ても『スズメ目』の野鳥は種類が多く、普段は「何や、スズメか!」で済ませている野鳥でも、案外「違う種類」を見ているかもしれません。---親戚を探せ---これが、野鳥に興味を持つ入口のように思います。
030507(水)ブルーシートの森
昼休み。ママチャリを飛ばして、大阪城公園を一周してきました。緑の少ない大阪にあって、大阪城は「都心の大きな緑地」です。
緑があれば「野鳥も集まる」分けで、定期観察も行われ、毎回30種を越す記録があります。ところが、野鳥達の住処がブルーシートで占領されており、森の中の散策道を一人で歩くには「物騒」な雰囲気です。「不況と家庭崩壊」が原因と言われるホームレスの増加。崩れゆく日本を象徴しているようです。ホームレスの数が日本一という大阪ですが、主だった公園が「ブルーシートの森」になっている現実は気持ちを暗くさせます。
030508(木)懲りないヤツ
たしかウルフルズだったと思うが「借金大魔王」という歌があります。この歌そのままに生きているヤツがいて、そのくせ妙に憎めない。
立替た金と、仕事の報酬が約200万円たまっているのに、シレッとして仕事を頼みに来る。まるで「何事もない」といった風情だ。そんなときに限って、私の体が空いていたりして、つい傷口を広げてしまう。なんとも「懲りないヤツ」もいるもんだ(俺もそうだね!)
 追記
不況がなせることであろうが、報酬を払わない「ヤツ」が横行してる。それも、きちんとした企業の踏倒し(弱小いじめ・皺寄せ)が目立ちます。前出の借金大魔王も某商社系デベの依頼で「地上げ」中に、不動産部(依頼主)が解散。一遍の通知で「膨大な負債」を抱え込むようになった。ちなみに、依頼に対する何の補償もなかったそうな。
030509(金)何でやネン
ちょいと日本酒を3合ばかり頂きまして、良いコンコロモチ(心持ち)で、テレビのチャンネルをひねりました(リモコンです…)。格別見たい番組があるわけではなし、何でも良いのですが、NHK教育テレビで「童謡」が掛かっていました。
 ヒヨコがね ヒヨコがピョコピョコかくれんぼ
 どんなに上手に隠れても 黄色いアンヨが見えてるよ
 だんだん誰がめっかった!

この2番が「スズメがネ…」と始まります。歌詞に合わせて「背景映像」が出てくるのですが、スズメではなく「ニュウナイスズメ」でした。私は、思わず「何でやネン」と叫んでいました。
でもね!私だって、3ヶ月前までスズメとニュウナイスズメの区別が分らなかった。恐らく、童謡の背景映像までチェックが働いていないのだろう。
映像情報って「それなりの人が気付く」間違いが多いのだろうな!
030510(土)子育て

030508

030428
030428にカイツブリの雛を発見して、10日が過ぎました。
雛の成長は驚くばかりで、もう体の大きさだけなら「親鳥と遜色がない」までになっています。今は、親鳥に倣って「捕食の練習中」といったところで、さかんに「潜って」います。
カイツブリの雌雄が区別つかないのですが、付き添いはどちらであろうか?ツガイが揃っている姿を見たことがありません。
鳥は卵から孵るため、雌雄交代で「卵を抱く」筈ですが、子育ては別であろうか?不勉強で生態が分らないのですが、ひょっとしたら「オスは子育てに参加しない」のかも知れません。
「子孫をつくるときだけ夫婦」という野鳥も多いと思いますが、ドバトのように「生涯一夫一婦制」もいます。また「ハーレムを作る」野鳥もあるそうで、鳥の世界も様々です。

身近なペットである「犬と猫」は、交尾だけ済ませたら後はメスの仕事です、オスは何もしません。
最近のペットはどうか?詳しくありませんが、野性の世界では「出産も子育て」もメスの責任です。ジェンダーフリーの人たちが聞いたら激怒しそうな世界ですね。私の遠い記憶では、犬は「飼主にも出産を見せない」のが普通で、うかつに近づけば噛みついて来ます。それほどに出産時の動物は「母性本能だけの行動」になります。

カイツブリもあれほど臆病なのに、雛の行動が遅いうちは、決して潜ろうとはしませんでした。これも「子供を守る」という母性本能が、そんな行動をとらせたのでしょう。
さて「人間は…」と続けるほど野暮はしたくありません。カイツブリの健やかな「巣立ち」を願って、この辺で終わります。
030511(日)SARSを考える
「沈静化しつつある」という中国当局の発表と裏腹に、SARSは拡大の一途を辿っている。治療法も確立されないままに「週100人」のペースで死者が増え、WHOは「死亡率が15%に達する」と発表している。飛沫感染・接触感染のほか、感染経路も解明されておらず、空気感染も「無罪認定」されているわけではない。人糞からもウイルスが検出されており、食物感染も十分考えられるだろう。

SARSは、様々な分野に影響を出している。
中国、香港、台湾への観光事業は事実上「壊滅」状態です。中国が関与するイベントの中止。中国を経由する移動の中止。中国との合弁企業を多く持つ我国の企業も「出張を控える」ことで、業務の停滞を招いているようだ。
この辺までは「想像のうち」であったのですが…
政治力を発揮して、大阪を押しのけて「2008年オリンピック」を決めた中国。大阪など準備万端で「いつでも開催できる」ほど施設が整備されていましたが、中国(北京)では「これから整備」のため、タコ部屋に隔離して「建設強行」されている。そのため、タコ部屋でSARS患者が猛威を振っているという。まだ「5年ある」ではないかというかもしれないが、かなり早い時期に「終息宣言」が出せなければ、参加辞退する国が続出することになろう。

我国は中国から様々なものを輸入している。WHOの見解では「ないだろう」としているが「輸入品に付着」してウイルスが侵入するかもしれない。中国からの輸入野菜から「ウイルス検出」などがあれば、日中の貿易環境に多大な影響が出るであろう。

ベトナムはSARSの封じ込めに成功し、台湾は失敗している。この差は何であろう!?
キーワードは「人権」だと思います。ベトナムは開放政策をしているとは言え、社会主義政権で軍事色を濃く残しています。ベトナムは人権を無視しての「強引な封鎖」が出来たであろうが、台湾では「それができずにいる」と考えれば理解できる。ならば「中国はどうか」と言われそうであるが、これは周知のように「SARSなどない」という建前で、事実を無視(隔離の失敗)したことによる。つまり「封じ込め以前の問題」であった。

人権を無視しての「強引な封鎖」以外に、SARSを封じ込める手段がないのではないか!
では、SARSが「日本上陸」をした場合どうなるのか?予想できることは悲劇でしかない。我国での隔離は『人権無視』の音頭を取る大マスコミがあり、身勝手な日本人がわんさといる。さて、彼方はどう思うであろうか?
030512(月)下痢とヤケド
なんとももう「尾篭なお話」で…
GW後半から「渋り腹」が続いていたのですが、昨日「あまの街道」散策から帰ったあと、腹痛を伴う下痢となりました。それから何度トイレに駆け込んだであろうか!中身が伴うのは始めの数回で、後は「ただの水便」です。薬も何も「全て素通し」で、体内に留まってくれません。みるみる「水分不足」になっていくのが分ります。何とか夜中に腹痛も止まり、眠りについたのですが…
朝起きて、水分を取ったら「また始まり」です。下痢というのは体力を消耗します。さて、何時まで続くのであろうか!(トイレを往復しながらこれを書いています)

これだけトイレに駆け込めば、昔なら「ケツの皮が破れそう」となるのですが、ウォッシュレットのお陰で助かります。我家にウォッシュレットが付いたのが14年前。当時「切れ痔」で悩んでいたのですが、これですっかりよくなりました。
ところで、ウォッシュレットの使い方も様々なようです。私は、全くペーパーを使いません。
昨年、ウォッシュレットが故障して、即刻新品に換えたました。風量が増えたのは良いのですが、温風というより「熱風」で、たちまちに乾く代わりに、私のお尻は「常にヤケド状態」です。
うむ〜なんとも最後まで「尾篭」になりました。ゴメン!
030513(火)有事法案
20年越しの有事法案もどうやら緒に着こう(近々に強行採決)としています。
共産党や社民党は「戦争をするための法律」だとして反対しているが、如何様な読み方をすればこのように解釈できるであろうか。
自民党と民主党の論客による討論を聞いていると「何でまとまらないんだろう」と思うほど差異がない。両者とも「必要な法律」としながら、細部が問題のようだ。
法律など、はなから「完璧なものない」と思えばよい。だから西欧諸国では、憲法ですら時代に合わせて「頻繁に改正」が行われる。まず、法を作り「不備な点を補強(改正)して」いけば良いのに、我国では一度出来た法律を「金科玉条」のように守ろうとするため、不都合が次々に出てくる。今だに明治大正時代の法律を引きずっており、その辻褄を合わせるために「法が複雑」になっている。一度ご破算にすればすっきりするだろうに!

話を元に戻そう。
「今そこにある危機」に対し、有事法もないのは「国民を守る」という、国の根幹にかかわることを放棄するのに等しいではないか!
普通の国では、軍に対し「交戦規定」を明確に提示(シビリアンコントロール)しており、軍隊が有事に際し「迷うことなく即応できる」体制を整えている。現状では、外国の侵略を目の前にして自衛隊ができることは
 ・一戦もせず降伏する
 ・応戦後に「勝手に発砲した」として責任を取る(おそらく、死を持って償う)
このいずれしかない。ようは「応戦しても良い」という、根拠法がない。かと言って、目の前で国民が殺されていくのに、法に従って「一戦もせず降伏する」のは、軍人として耐えられないであろう。

民主党は、緊急事態下であろうとも「基本的人権を保証するよう法に明記せよ」と対立している。先日、SARSに関し---SARSが「日本上陸」をした場合どうなるのか?予想できることは悲劇でしかない。我国での隔離は『人権無視』の音頭を取る大マスコミがあり、身勝手な日本人がわんさといる---と書いた。まさにこのことである。基本的人権は大切であるが、国の存亡に際しては『制約もやむなし』と私は考えている。それとも「国滅びて人権あり」といえるのであろうか?
北朝鮮に侵攻された事態を考えればよい。かの国は「日本人の人権を守る」というのか、ならば拉致事件はなかったであろう。
あまりに無節操に民主党を作った(左右合同)ため、このような意見が出てくるのであろう。
平常時の制限ではない!「危機」が分っていない人が大勢いる民主党の危うさがここにある。まだまだ自民党に変る「政権党の出現」は遠いようだ。
 追記
当日、小泉総理と菅民主党代表によるトップ会談が行われ「基本的人権に配慮する」条件で、法案賛成が決まったそうです。
030514(水)宝塚小浜宿(寺内町)
宝塚で調査する仕事があり、市役所に出向きました。午前中で用事を済ませ、以前から行ってみたいと思っていました「宝塚小浜宿・寺内町」へ足を伸ばしました。
本を読んで、ふとしたことから「全国各地に寺内町があった」ことに気付き、インターネットで検索をしました。そんな中に、宝塚小浜宿・寺内町の存在を知らせるものを見つけていました。

北門跡から大堀川を見る
この写真は、小浜宿資料館の模型を写したものです。
地形は、武庫川に面した高台で、武庫川支流の大堀川が舌端状に蛇行する先端部に建設されています。自然を環濠として利用した城塞都市であったことが一目でわかります。これは、富田林寺内町の立地条件と瓜二つです。城塞には門が設けられ、戦国の世を「自衛」してきたのでしょう。
惜しむらくは、保存の手があまりに遅く、もはや往時を偲ぶものは「点」でしか残っていない。
かつて関西に勇名をはせた「宝塚市の懲罰的な開発規制」が、逆に「小規模無届開発」を呼び、結果として乱開発によって蝕まれた後が見と取れるだけに、まことに残念です。それでは「点」だけですがご案内いたします。

 南門跡
武庫川から小浜宿に入るとこの道標に出会います。ここが「城塞都市・寺内町の南門」があった場所だそうです。
右は小浜宿の案内板

 首地蔵
洪水の折、武庫川上流から流れてきたそうです。伊丹の殿様がおまつりしていたものだとか言われるそうですが「詳しいことは分らない」
近年「頭が良くなる」と受験生に人気だそうです。

 毫摂寺(通称小浜御坊)
小浜寺内町の核となった「毫摂寺」です。
寺の建立年代は不明ですが、応仁・文明の乱で焼けた京都本願寺の高僧・善秀が明応年間に(1492〜1500)小浜庄を開いたことが「摂津群談」に記されているそうです。
浄土真宗の大変立派な伽藍でした。

 毫摂寺からの町並み整備と小浜宿資料館
小浜宿は、寺内町として成立し、江戸時代は「交通の要所」として栄えたそうです。
そんな往時の生活資料等を展示しています。
瓦の家紋が「三つ巴」で、浄土真宗の家紋を使っていました。何処の寺内町も同じです!

 皇大神社
天照皇大神と天児屋根命を蔡神とする神社です。ここに限らず、樹木の大きさに目を奪われます。この町の歴史を最も残すものは、楠やケヤキの大木ではないかと感じました。

 とんちん館(小浜工房館)
小浜は、宿場町だけではなく「大工の町」という顔も持っていたそうです。
そんな歴史を踏まえて、陶芸や木工など手工業的な工房として整備されています。
(利用は有料)

北門跡には「愛宕宮」がありました、小さなお堂です。
富田林寺内町より二回りは小さな感じで、小浜寺内町にあった入口は、北門・南門・東門の3ヶ所だけだったそうです。

環濠外ですが、旧和田家住宅(写真右)がありました。
350年続いた庄屋の家系だそうで、裕福な家で「6畳間4室」が標準の時代に「6畳間6室+客間」があります。阪神淡路大震災では「廃屋寸前」までに破壊されたそうですが、和田家住宅が宝塚では最も古く、2年の時間を掛けて修復展示されています。
この後、阪急「売布(めふ)神社駅」まで歩いて、電車で事務所に帰りました。
少し苦言を!
宝塚市は「歌劇」で脚光を浴びた都市です。明治以降「モダン」を売りに全国に名をはせたのですが、実は「有馬街道・西宮街道・京伏見街道が、丹波の入口にあたるこの地で交差」した交通の要所で、大変「歴史資産」が多い地域です。有名な寺社だけでも「中山寺・売布神社・清(きよし)荒神」などあります。宝塚歌劇で脚光を浴びた分「歴史を置き忘れた」観があり、貴重な資産を随分失ってしまったように思います。どこかに奢りがあったようです…
030515(木)ガスター10
テレビCMでお馴染みの、胃腸薬「ガスター10」を購入しました。
この薬について何かの本で読んだのですが、世界的に医薬品業界の再編が進む中で「目玉商品」となる開発であったそうな。そんなんで「一度こうてみよう」と思い買ったのですが…
薬のスーパーで「10包1600円」と、何と高い薬だろうと思いました。年中、胃腸薬のお世話になっている私が、普段服用している某社の胃腸薬は「50包1100円」です。で、飲む前に注意書きを読んで手が止まりました。
してはいけないこと
  1.次の人は服用しないで下さい。
(1)ファモチジン等のH2ブロッカー薬によりアレルギー症状(例えば、発疹・発赤、かゆみ、のど・まぶた・口唇等のはれ)を起こしたことがある人
(2)医療機関で次の病気の治療や医薬品の投与を受けている人
血液の病気、腎臓・肝臓の病気、胃・十二指腸の病気、喘息・リュウマチ等の免疫系の病気、ステロイド剤抗生物質、抗がん剤、アゾール系抗真菌剤(併用による副作用がいっぱい表記されている)
(3)医師から赤血球数が少ない(貧血)、血小板数が少ない(血が止まりにくい、血がでやすい)、白血球数が少ない等の血液異常を指摘されたことがある人(本剤が引き金となって再び血液異常を引き起こす可能性があります)
(4)小児(15歳未満)及び高齢者(80歳以上)
(5)妊婦または妊娠していると思われるご婦人ならびに授乳婦

  2.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください
他の胃腸薬
相談すること
  1.次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人または他の医薬品を服用している人
(2)本人または家族がアレルギー体質の人
(3)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(4)高齢者(65歳以上)(一般に高齢者は生理機能が低下することがあります)
(5)次の症状がある人(---いっぱい記入があるが省略---)

  2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この添付書類を持って医師または薬剤師に相談してください(---恐ろしくなるほど記入があるが省略---)

  3.次の症状が…(省略)
如何ですか?余程健康でないと、何か該当しそうな気がしませんか!当然私は、服用していません(私の場合、赤色部分が該当する)。どうも、市販薬であることが不自然な気がします。1600円の授業料でした!
030516(金)子供のアルバイト
公教育が完全週休二日制になって明らかになったことは、予想通り「学力の低下」でした。それも『読み書きそろばん』という、古来より教育の基本というべき分野の低下が目立つそうです。それに伴い「応用問題がサッパリ」だそうで、思考能力の低下が深刻なようです。このような状況下では「週休二日制の是非」をもう一度考えても良いのではなかろうか。

公教育が完全週休二日制に移行するとき、ゆとり教育が叫ばれ『生徒のため』という大義名分が付けられました。ただ、どれだけの人がこの大義名分を信じたのかは疑問の限りです。私は、終始一貫「教師も労働者=もっと休みたい」という意識が先行したと思っています。
最近の報道を見て、私は呆然とする思いでした。それは、子供達が「やることがなくてアルバイトを探している」というものでした。自分で目標を設定できる子供など「ほんの一部に過ぎない」ことくらい、教師なら充分知っていた筈ではないのか!目標も与えず暇をあてがえば、こうなるのは必然であろう。

私は不満ですが、ここは「教師も労働者」という意識に敬意を表し、年間休日数の増加を認めようと思います。ただ、警察官・消防署員・清掃局員のように「特殊な勤務体制を組む公務員」はたくさんあるわけで、教師も特殊な勤務体制を持てばよい。現に教師の給与体系は、普通の公務員より優遇されており、一般職とは考え辛い。そこで…
 ・学校を週休一日に戻し、子供たちの学力回復を図る
 ・半減した休日は「夏・冬・春休み」で充当する
現行制度では、夏・冬・春休みの多くは「自宅研修」になっているが、こんな中途半端な制度を止め、はっきり「休日」にすればよい。一般ピープールは、会社から「自宅研修」などという時間はもらっておらず、自己研鑽に必要な時間も費用も「自前でやり繰り」している。こんな部分だけ「特殊な職業」を強調するのは卑怯であろう。自己研鑽に時間が必要なら「自分の時間」を当てればよい。

もっと辛らつに言わせていただければ「やることがなくてアルバイトを探している」子供達の実態に対して『心が痛まない』教師の職業観とは?如何なるものであろうか…不思議な職業もあるものだ。
030517(土)鳥とカメラ
少し前のことですが、息子からこんなメールが来ました。
HPのイカルチドリの写真見ました。綺麗に撮れているので、びっくりです。アングルだけ見ると、足元ごく近くで撮ったように見えますが、実際はどうだったんでしょう?
野鳥の写真を「綺麗に撮りたい」のは偽らざる気持ちです。僅か数ヶ月ですが、分ったことは…
 ・真横からのアングルが美しい
 ・水平からのアングルが美しい
 ・できるだけ近くからが美しい
当然といえば、当然な条件です。ちなみに、冒頭のイカルチドリは真横上方から約10mの距離で撮影したものです。どうやら、上方からの撮影には、野鳥も無警戒なことが多いように思います。私が、野鳥に興味を持つきっかけとなった新池は、周囲を5mほどの高さの擁壁に囲まれており、当然私は「見下げのアングル」で撮影しています。野鳥から見れば「上方から撮られている」分けで、案外面白い写真が撮れる理由ではないかと想像しています。

野鳥は「動いているもの」に警戒するようです。だから野鳥を見つけても、迂闊に動けば逃げられてしまいます。逆に、立止まっていると不用意に近づいてきます。まだまだ少ない写真ですが、希に綺麗に「真横水平至近距離」の写真があります。これは、たまたま立止まっているときに「近くに飛んできた」というラッキーな状況での写真です。おそらく「何時間でも待つ根気」が、良い写真を撮る秘訣だろうと思います。

大半の写真は、見上げアングルです。梢の先端に止まる野鳥を撮影することが多く、どうしてもこうなってしまいます。この場合、大変残念なことに「露出が天空に」合ってしまい、肝心の野鳥はシルエットになってしまうことが多いのです。
どうやら『機材・根気・幸運』が良い写真の条件と言えそうです。
 追記
バードカービング展があり、行って来ました。
野鳥の趣味といっても、様々であることに感心しました。私は始めて見学したのですが、バードカービングって、実に精密な「彫刻」ですね。更に「微細な色付け」と相まって、極めつけの趣味といった観がありました。
030518(日)治安川柳
・こんにちは 宅配便か 強盗か
・安全も 水も高値の 国となり
・注意する マナーさえもが 命がけ
・ピッキング 鍵屋も凌ぐ 猛練習
・家計簿の 項目に足す 防犯費
・その国は 治安は良いかと 聞くヤクザ
・治安維持 他力本願 国と民
・犯罪の 実力試す 留学生
・人様を 信用するなと 子に教え
・収容所 キャンセル待ちで 大繁盛
・電磁波と 泥棒寄せぬ 白布や
・出稼ぎの 必須課目は ピッキング
・無法者 野放し手放し 法もなし
・治安より 痴情で揺れる 山拓さん
・丸腰で 平和平和の 夢遊び
・主義主張 治安も委ねる アメリカに
・大人より 子供が怖い 夜の道
・異邦人 密入国は 違法人
・夜の道 ジョギングさえも 怪しまれ
・肩触れた それだけなのに ぎょっとして
ネット時事川柳・第四回「治安」優秀作品ベスト20の発表がありました。面白いのでご紹介します。
川柳の根底にあるものは、外国人と荒ぶる若者が原因の治安の悪化ではないでしょうか!

幸い私は、外国人に狙われるほど裕福ではありませんが、マナー違反を見ても怖くて忠告など出来ません。嫌な世の中になったものです。
 関係のない追記
まあ「スキもの」ですな!
家族揃って名古屋ドームまで『中日−広島戦』を見に行きました。結果は1:3で中日の負け。お陰で、どっと疲れて帰って来ました。
名古屋市内に車を置いて、地下鉄で名古屋ドームへ。大阪のバカ娘も酷いけど、名古屋のバカにも呆れたもんだ!ドームに向う込み合った地下鉄の中で、座席にバッグを置いて占領。おまけに足を組んで我が物顔。状況を見ることが出来ない「オツムの程度」がカッコイイと思っているようだ。まだまだ「日本は平和」ですな!
030519(月)総会
日曜日(昨日)に、団地の管理組合の総会があり出席して来ました。
前日、名古屋ドームへ行っており、この日の予定がなければ「義兄とゆっくり酒を飲んだ」のですが、総会出席のため日帰りをしました。
660戸の我が団地の総会で、出席者は約65人。内訳は新旧管理組合役員20名、一般45名(内20名は、管理組合により動員された元役員及び自治会役員)で「住人の1割」という、情けない現実があります。議題は
 ・前年度決算報告
 ・新年度予算
 ・新旧役員の承認
 ・管理委託会社の契約延長
 ・その他(インターネットに関して)
総会資料は約20ページで、最後に「管理費の推移予測」が添付されていました。帳尻が合うのは今年度までで、来年から欠損が生じるため「管理費値上げ」が必死のようです。本来なら「熱い議論」が起こるはずなのですが、どうやら議論はお好みでないようです。そのため、資料は配布するものの、PR活動は全く無く「委任状の徴集に熱心」な態度に疑問を感じます。
dogfight注
大半が無関心なため、配布資料も見ずに委任状を提出してしまう。それでも、運営方式は法的に違反とはならず、責任は住民にある。しかし、住民生活に密接に関連するだけに、知らしめずに済ますのではなく、無関心な住民に「如何に問題提起するのか」という、努力をするべきではなかろうか。
質疑応答で細部の質問があると、オブザーバー出席であるはずの管理会社社員が、説明に立ちます。このことで、決算報告書も予算案も管理会社によって作られていることが分ります。2年ごとに変る役員では、このような資料作りはシンドイのだろう。ただ、大変な問題を含んでいることも事実です。
例えば、メンテナンス費用や計画修繕費用の見積り(実行も含めて)は管理会社経由となっており、恐ろしいほど高い費用となっています。非常に分りやすい例を出せば…
団地には、4棟で7基のエレベータがありますが、その保守費用は429万円となっています。世間相場(同一場所という前提で)で言えば、半値以下であろう。また、団地入り口のロボットゲートの保守契約料が年間200万円計上されています。これも建築屋の常識で見れば信じられないほどの高値です。
当団地の駐車場は借地で賄われていますが、借地料は「バブル当時のまま」です。世間相場への交渉が必要なのですが、誰も貧乏くじは引きたくない現実があるのでしょう。
dogfight注
建築屋なら、定価に対して「半値8掛け」で交渉するのですが、管理会社を経由すると「定価に経費をプラス」するため、現実離れします。ロボットゲートも建築屋の常識では1基当り160万円程度ですが、当団地の設置費は2機で1千万を越えています。当然、それに見合って保守費も高くなっている。
このように、建築屋から見れば「信じられない高値がまかり通る」世界です。ただ、だからといって管理組合理事の怠慢とはいえません。理事が「個人的なコネを使って安く契約」しても、癒着が噂されるだけに、高値の管理会社を経由することは「誹謗中傷から身を守る安全弁」という要素をもっています。
何もせず、総会に出席もせずに「文句だけ言う」悪しき民主主義が足を引っ張っています。といっても、今後厳しい財政を迫られるようになれば、管理会社からの自立(競争原理の導入)は避けて通れないだろうと思います。
私の関心があった「インターネット環境」の整備ですが、専門員会の設置が決まりました。ただ、これも「管理運営の秘密主義」があり、注意していなければ「何時の間にか専門員会が出来ていた」ことになりかねません。この分野も管理会社に依存することが多いようで、新たな問題になりそうです。さて、どうなりますやら…
030520(火)銀行の倫理観
大和銀行を中核として、経営統合を繰り返した末、今年3月に成立したばかりの「りそな銀行」が早くも過小資本に至り「事実上の国営化」となりました。りそな銀行の健全化に「2兆円を投入」するそうですが、経営責任の追求が「役員の退陣」で終わってしまうのであろうか?
金融機関には「預金者の保護」があり、単に「潰せばよい」という議論では済まないのは分りますが、そのことと「責任追及・体質改善」は別であろう。

一般ピープルの世界では「個人保証」が付いて回り、会社の破綻は個人の破算と同意語です。ところが、国が関与するような「大企業の破綻」では、経営陣がサバサバしています(個人的には何ら資産を失わない)。なんとお気楽ではないか!
この疑問は、役員に対してだけではない。
公的資金の投入は「破綻」であることを全社員は自覚するべきではなかろうか。一般社会では「会社が危ない」となれば、給与を含めてドラスチックな切り詰めが行われます。では、世間から並外れた「高額な銀行の給与体系」にメスが入るのであろうか?りそなの給与がどれだけかは存じませんが、給与を「世間並みに」にするだけで『危機が回避できた』のではないかという、疑問を私は捨てきれないでいます。
公的資金の投入には、国民に対してもっと「情報公開」するべきであろう。少なくとも、助ける側(国民)より、助けられる側(銀行員)が高給であることはおかしいのではないのか?私は僻んでいる!
 関係の無い追記
台湾医師(SARSを発症)の無責任な「日本旅行」で、旅行先がパニックに至っています。これに対し、台湾当局から公式謝罪がありました。この医師には職業上の倫理観が無かったのであろうか?
030521(水)意識改革
りそな銀行の国有化に伴い、職員の給与は「公務員並(30%ダウン)」になるそうな。今時、公務員給与は高嶺の花だけに、それでも「羨ましい」限りです。やはり、助ける側(国民)より、助けられる側(銀行員)が高給取りなのかとガッカリします。
dogfight注
ゼネコンの倒産、更生法申請では「職員給与は半減」が相場です。再建のため大幅な人員整理が行われますが「退職金すら70%カット」なんてザラにあります。その点、銀行員って「何処までも保護」されるんですね!
ようは、勤務先が潰れるまで「高給を維持した」という事実だけが残りました。「経営者はケシカラン」というのは易いことですが、崖淵が見えても意識変革が出来ない現実があるのだろう。
かつて私も、バブル崩壊を予見して社員に危機を訴えたのですが、意識改革はならず、結局「全員解雇」という形で出直したことがあります。規模の差はあっても意識は同じと言うことであろうか。

もう大昔のことですが、経営者で構成する某クラブに所属していたことがあります。
10年が過ぎ、クラブ運営の会計に選ばれて始めて内情を知りました。まず、事務局の女性の給与を時間給に換算すると「3700円」であることに驚きました。クラブの一般会計に占める彼女の経費(給与・保険・通勤費等)の割合が55%に達しており、まるで「彼女を雇うためにクラブがある」状況でした。当時、既にバブルは崩壊しており、世間では「右肩上がり」が終焉しているにも拘らず、毎年給与が上がりつづけていました。当然私は「給与ダウン」を打ち出したのですが、万事穏便を願う会員が多く、私は異端児となりました。
これが全てではありませんが、この提案が退会のきっかけとなりクラブを去りました。その後、バブル後の不況は深刻さを増し、会員数は半減したそうです。件の女性も「定年退職」し、クラブ運営は新たなスタートとなったそうです。ここにも、意識改革の難しさがあります。

団地運営の費用も意識改革の必要があるように思います。
当団地は、バブル直前に竣工し、一時は「億ション」にもなろうかという時期もありました。先日の会計報告を見ても、バブルの残滓のような単価が居座っています。普通の会社における「ビルメンテ費用」はバブル期に比較して、30〜50%ダウンで契約更新をしています。さて、当団地の管理委託契約の見直しは行われているのであろうか?

誰かが「泥を被る」覚悟が無ければ『意識改革』は難しいのだろう。さて?貧乏くじを引く人がいるのだろうか…
 追記
同業者の集まりがあり、出席してきました。近頃は、鳥さんとの付き合いが多くなり、引きこもりがちなだけに「最近の風」を感じようと出かけました。そのパーティーの席でのこと…
 (出来れば『020522(水)価値観』をお読み頂きたい)
1年前のパーティーの席で、A氏は私の経営スタンスが時代遅れだと罵倒しました。
1年が経ち、同じ集まりに参加したA氏は「事務所をたたみ、サラリーマンに戻って」いました。あの「自慢の経営方式」はどうしたのあろうか?
罵倒された私は、相変わらず「事務所を維持」している。
030522(木)不愉快な歌
MACでは、常にFMが流れており、仕事をしながら「聞くともなく音楽を聞いて」います。
最近、椎名リンゴという歌手の歌がよく流れてくるが、これがなんとも下手で、不愉快な音を出している。椎名リンゴの写真も見たことがないのですが、愛娘のかおりに言わせれば「若者に人気」があるそうで、HPで悪口など書けば「脅迫されるかもしれない」そうだ。それでも、私は書くぞ!
あの「音感の悪さ」に驚いてしまう。彼女の曲等全く知らないが「音には流れがある」もので、だからこそ「音楽を流しながら仕事とをする」のです。それが、椎名リンゴの曲が流れると、余りの不自然さに手が止まってしまい「これでは業務妨害だ」と私は叫んでいる。和音(ハーモニー)は「音を美しくする」手法ですが、何で椎名リンゴのハーモニーは『濁る!』のだ!ようは、全くの「ド下手」なのです。アレだけ下手にするには「かなり努力がいる」のではないかと、勘ぐってしまうほどだ。

こんな風に感ずるのは私だけではなく、サイトで「椎名リンゴ・ヒット曲」で検索したら不快音楽またはウザイ音楽
無理矢理作った感のあるヴォーカルがダイッ嫌い。
偶然を装った必然 て感じの エモーショナルヴォイスはホント勘弁。トムやビョークの爪の垢でも飲みなさいって感じ。
リンゴはカートコバーン敬愛ならしくて、ニルヴァーナ コピーしまくってたらしいんだけど、あいつが歌うRAPE MEとか、僕は勘弁だね。
とありました。若い人にもウザイようで、空前絶後の不愉快な曲といえそうである。
030523(金)カテーテル検査
暫く「あまの街道」を歩くことができません。
 ・5月24日(土)はMACのシステムチェックのため、高知に住む息子が来てくれます。
 ・5月25日(日)は、私がガイドで「平野郷」を歩く会が行われます。
 ・5月31日(土)〜6月3日(火)まで、心臓の検査入院をします。
そんなわけで、最短でも6月7日(土)まで、あまの街道の鳥さん達と面会ができません。でも、私は良からぬことを考えています。
6月1日(日)は、格別検査がありません。そこで、病院を抜け出して私市(きさいち)にある「星田園地」へ行こうと思っています。入院先は京阪沿線の大学病院で、私市(京阪沿線)の星田園地に行くのは、結構便利なのです。

カテーテル検査は6月2日の予定です。この大学病院では、過去1万件の実績があり、失敗(血管に傷ができ後遺症が残る)例は「2例だけ」だそうです(私が「3人目」にならないことを祈ってください)。
太ももを切開してファイバースコープを入れるのは過去のことで、最近は「腕から入れる」そうです。友人から「術後は一歩も動けない」と脅されていましたが、これだと「翌日退院」となります。ただ、予備検査で腕の血管があまりに細ければ「太ももから」になるそうです。
無病息災は非現実的です。私の歳になれば「病気と仲良くなる」ことが必要です。心臓もどのような結果が出るのか分りませんが「実態を知っておく」ことが長生きの秘訣と思っています。まだまだ「素適な鳥さんと出会いたい」ので…
030524(土)デジカメの相談
友人の娘さんが大学を卒業して就職したそうです。社会人となって「デジカメが欲しくなった」とか。友人も、デジカメが欲しいと思っていた矢先で「二人で買おうか!」と言うことになり、どんな機種が良いか問い合わせて来ました。ちなみに予算は「6万円」だとか…

私には「どんな機種がよいか」など分りませんが、二人で買うことに疑問を呈しました。
従来のカメラとデジカメの違いは「常に持ち歩く」ことだと思います。すでにデジカメをお持ちの方ならお分りいただけると思うのですが、何時の間にか「バッグに入れて」おり、何かを見つけたら「パチリ」とやるようになります。フィルム代も現像費も要りません。不要なデータは消去すればよく「とり合えず撮っておこう」が出来るカメラです。カメラ付携帯がヒットしている背景に、こんな心理的背景があるように思います。
 追記
パソコンが普及し始めた頃、MACは逸早くOA化を果たしました。成功の秘訣は
 ・オペレータを使わなかった
  (当時「入力する人=オペレータ」が別に存在するのが普通であった)
 ・全員にパソコンを持たせた(当時「複数人で1台」が普通でした)
いまならば「当り前のこと」を逸早く行ったに過ぎません。デジカメもパソコン同様「パーソナル」であってこそ爆発的なヒット商品になったと思うのですが、如何でしょうか?
030525(日)イラクと正倉院
何とも大げさな題名に苦笑しながら書いています。
イラクでフセイン政権が崩壊すると伴に略奪が始まり貴重な民族遺産が散逸しました。この出来事に対し、アメリカの占領政策がなっていないと非難する向きもありますが、さて…
アメリカが市街戦を行っているうちに市民による略奪が始まっており、全て「アメリカのせい」にするのはちょっと可哀想だと思います。ただ、軍政官の頭には「文化財の保護」が全く無かったようで、その意味では「アメリカは無罪」と言い切れません。
とは言え、自国の文化財を略奪する神経は、日本人にはなかなか理解できないのではなかろうか。そこで、正倉院が登場します。
戦国時代、梟雄(広辞苑:残忍でたけだけしい人)と言われた松永弾正は悪逆非道の限りを尽くし、東大寺の焼き討ちを行いましたが、正倉院だけは手をつけませんでした。正倉院に宝物があることを知らなかったわけではありません。だからこそ「手をつけなかった」と言えます。
dogfight注:日本人のメンタリティーは「祟りへの恐れの文化」と言う説があります。特に、古代にあっては「恐れ」だけで成立っていたようで、だからこそ「八百万の神」と言えそうです(怖いものを神に祭り上げる)。
神様の大元締めが「天皇家」で、とても略奪の対象にならなかったのでしょう。

いまは「恐れ」など無いのでしょうが、阪神淡路大震災でも略奪は起きていません。恐れが「習い性」となり略奪などしないのか、もともと「そういう民族」なのか?ようは民族の精神構造の違いであろう。
 関係のない追記
本日9時から「一斉清掃」があり、参加して来ました。久々の草刈で疲れたのですが、ちょっと気になることがありました。
斜面を崩落を防ぐため、根を張る草を植えます。代表的なものに鬼芝やスリーピングラブグラス(細くて長い草)があります。当団地でも、斜面に両者が使われているのですが、誰も指示をしないため「全部剥されて」しまいました。---労力を使ってよくないことをする---アホらしいのですが、私には指揮権がありません。自治会本部へ出向き注意したのですが「後の祭り」でした。
030526(月)ママの嘆き
まあ〜阪神の「お強いこと!」
大阪では、早くも「阪神優勝」の掛け声があり、経済効果が云々されています。
dogfight注:中日ファンから見る星野監督は「裏切り者」である。彼がヒーローになるたびに我家は不愉快になっている。
先日のこと、久しぶりに大阪ミナミのスナックへ行きました。
この日、私が行かなければお店は「坊主」であった。何と『阪神が強いお陰でサッパリやわ!』という。思わず「何でやネン?」と聞けば、男どもは「強い阪神」をテレビで見るため、さっさと家に帰ってしまうのだそうな(それ程に大阪では阪神ファンが多い)。この現象は、ミナミ全般でのことだそうで、逆の経済効果というわけだ。やっぱり、星野監督は裏切り者なのだ!
 アホみたいな追記
大阪市福島区にある某居酒屋は「阪神ファンが集まる」ことで有名だそうな。
イニングが8回ともなり、阪神が勝っていれば「いけいけムード」で、ひときわ飲むピッチも上がるとか。で、勝利が決まった瞬間からは「ビール一杯100円」になるそうだが…
その頃は「完全にテンパっており」既にヘベレケ状態だとか。とても一杯100円の恩恵を受ける状態に無いそうです。ちなみに、イニングとともに「ピッチが上がり」終わってみれば「決して安くない」そうな。ここでは「お店に経済効果あり」というところか。
030527(火)改正「省エネ法」
省エネ法が改正され、適用範囲が広がると同時に補助金制度ができたそうです。そんな情報に関する某メーカーの講習会があり行ってきました。ご紹介します。

従来は「生産工場」を対象にしてきましたが、今回の改正で「延べ面積2000u以上の非住宅用途」が対象になります。そのため、事務所ビル・病院・ホテル・老人福祉施設も対象になります。これらの建物では、届け出が必要なほか、エネルギー管理士(国家資格)あるいはエネルギー管理人(講習で取得)を置き「省エネに勤める」ことが義務付けられます。
法に基づく処置は「エネルギー消費の監視記録」と「エネルギー削減のための設備改善」に分かれます。上限はありますが、この設備を設ける費用の1/3〜1/2が国から補助金として給付されるというものです。ちなみに、補助金申請は「キングファイル1冊では済まない」そうで、お役人のやることは相変わらずだなと思います。

この処置は、京都議定書に基付き「地球規模」で行われCO2削減の一環で改正されました。
ようは「人類の存亡を賭けた」大義名分はあるのですが、残念ながら一般ピープルは大儀だけでは動きません。説明の後「質疑応答」となりました。誰も質問者がいないので、私が口火を切ったのですが…
 ・自己負担分の投資は省エネ効果で回収できるのか?
 ・監視記録装置はもっと簡易にならないのか?
 ・もっと小規模なシステムが作れないか?
以上の3点です。講習の中で説明がなかったのも当然で、これらに要する費用は「大儀に準ずる名誉」と引き換えだそうな。これでは、一般ピープルを納得させるのは大変だろう。
次に、専用の監視盤(これが高い)を必要としているが、ようはコンピュータ制御するわけで「何処にでもあるコンピュータ」で代替できないのか?と思います。先に述べたように、見返りが名誉だけならば、余計に「汎用品で済ます」努力をするべきであろう。

法そのものが「エネルギーの1%削減」を目標にしており、エネルギーの消費削減による「投下資本の回収」は理論的には不可能であろう。だから「無駄なこと」とは思わない。
私事ですが、ダイエットのため「食事の記録」をつけたことがあります。「記録をつける」このことで、自然に食事量を自粛してていることに気付いたことがあります。エネルギー消費の記録をつけることは「無駄使いを避ける」ことに繋がる可能性は高いと思います。ようは「意識改革のきっかけ」になるだろうと思うのです。
省エネ法では、対象が2000u以上となっているため、某メーカーも大規模なシステムを作っている。この辺も私は疑問に感じます。意識改革を促すなら「モデルケースで全体を推計」する手法があっても良いのではなか。目的が「人類の存亡を賭けた」ものだけに(商売気を離れて)もう少し「普及しやすい」ものを考えてほしいものです。
さて、メーカーは私の質問の意図を理解していただけたであろうか?
030528(水)不思議の国「日本」
教育基本法に「自国を愛する心を育む」という項目を入れることに、進歩的文化人が反対している。彼らの基本認識は「個」さえあればよく「国など不要」と言う。
与党の一角である公明党も「戦前の思想統一に繋がる」として反対している(何で思想統一になるのやろか?)。私の「海外経験」は30回ほどの旅行しかないが、アイデンティテーを持たぬ民族などあるのであろうか?
国家存亡の危機でも「基本的人権を保障」しろと叫ぶ人たち!
国から給与を受けている教育者や政治家が「国の存在そのものを否定する」不思議な国。
国が滅びて「個が残る」なら、ユダヤやジプシーの悲劇はなかったであろうに…

我家の家族は「国を愛する」故に悲憤慷慨しているが、誰からも思想統制など受けていない。
何故「国を愛する」ことがケシカランことであるのか?この素朴な疑問に、だれか率直に答えてくれ!
 追記
大手銀行の決算が発表されました。
数兆円の不良債権を処理し、数兆円の赤字決算で、尚且つ「20兆円の不良資産がある」そうです。それでも、世界最高の給与を維持する銀行とは「何と不思議な生き物」であろうか…
030529(木)三陸南地震
03056夕刻に、宮城県沖を震源とする大きな地震がありました。---三陸南地震を発生させたメカニズムは、沈み込む海洋プレート(岩板)の内部で破壊が起きたことによる「スラブ(沈んだ部分)内地震」であることが27日、複数の専門家の調査で分かった---そうです。
  マグニチュード7.0/震度6弱(震源深さ約60km)
被災者にはお気の毒ですが、大きな地震の割に被害が少なかったのは幸いでした。
関西に住んでいると、つい「阪神淡路大震災」と比較してしまいます。
dogfight注:阪神淡路大震災=マグニチュード7.3/震源深さ16km/震度7/最大加速度818gal(南北成分)
家内から「規模の割に被害が少ない」理由を聞かれ、考えられることを話しました。
●最大化速度の発表がないので分りませんが、震源深さが深いことから「余り早くなかった」のではないか(地震被害は最大加速度=gal=ゆれの激しさにほぼ比例する)
●東北の建物は「豪雪に対応した強度」を有しています。「積雪状態で地震に耐える」よう設計しており、この度は「雪のない季節の地震」だけに、建物強度に余裕があった

岩手県石鳥谷町
おそらく間違ってはいない想像です。
ところが、このように考えると説明つかないのが「新幹線の橋脚の破壊」です。
映像で見ると、この橋脚は「爆裂」を起こしています(dogfight注:爆裂=一瞬で破壊する状況を示す専門用語)。この状況は、直下型地震において「強烈な上下動」で起こる破壊形態です。土木学会も不思議に感じているようで、調査に乗り出すそうです。
大変失礼な想像を許していただけるなら…
民家が倒壊していない状況で新幹線の橋脚がこの様相を呈する「もう一つの理由」は『必要な強度をはるかに下回る欠陥』ではなかったか?というものです。宮城・岩手両県にまたがる新幹線の「この部分だけに被害が出た」ことは、私の常識では不可解なのです。
ただ、この狭い地域だけが「特殊な揺れ方をした」可能性もあるわけで、学会の報告を興味を持って待っています。
030530(金)感染爆発
下火になったと思えば「埋もれ火」のごとくぶり返すSARS。この話題に隠れていますが、我国ではエイズが深刻な広がりを見せています。厚労省チームによれば「感染爆発」状態だそうです。
感染爆発の理由は至極単純で「無節操で無知」につきます。
SARSと違い、HIV(エイズ)は感染力が弱く、基本的にはセックスで感染します。では、若者のセックスの実態はどうか
 ・初体験の低年齢化(小学校高学年から始まる)
 ・10代で8割の人が体験する
 ・10代における「5人以上との性交渉経験」男40%女35%
Hすることは「挨拶と同じ」だそうで、出会ったその日にベッドインなど当り前となる。この感覚は、オッサンの私にはとても付いていけない(付いてくるな!と声が聞こえそう)。まあ〜昔から○○兄弟と言う言葉があるが、いまやクラスメートは「○○兄弟だらけ」と言うのが実態らしい。
dogfight注:○○兄弟=肉体関係を複数間で共有している状態
Hが氾濫しているくせに、まるで性の知識が無い。エイズがHでうつることすら知らない若者が多いのに驚いてしまった。当然、この程度の知識だから「抜き身でことに当る」分けで、無防備この上もない。クラスで「誰かがエイズに感染」したら、クラス全員がエイズになるなんて分けがない。エイズは潜伏期間(8年程度)が長いため、この「○○兄弟状態」では、とてつもない感染爆発となる。
今後、見合いの「釣書」にエイズ検査の結果を表記する時代が来るかもしれない。我国の未来は暗い!
030531(土)出版社の意地
小説のジャンルに「架空戦記」があります。まことにたわいないものが多く、頭の休憩に最適で、私は良く利用(読書)しています。この手の小説の難点は「結構無責任」で、いったいどれだけ続くのか?作者自身も分っていないことが多いようです。続巻も不定期で、終わらぬままに蒸発してしまう作品も多々あります。こうなれば「読むほうも自衛手段が必要」で、ある程度揃う(完結が予想されるまで)まで買わないようにしています。

羅門裕人氏の作品に「覇王の軍」と言うものがあります。
現在、第9巻まで出ています。「そろそろ読もうかな…」と思ったのですが、第1巻〜3巻までがありません。書店で尋ねたら「売れ筋の本なんですが、途中で出版社が変り、第1巻〜3巻が絶版になっています」と言う。
何があったのであろうか?途中で出版社が変るなど、トラブル以外に想像できません。売れ筋の本を絶版にするなど、先の出版元は「余程腹に据えかねた」のでしょう。出版社として意地は理解できても、読者の心も少し理解願いたいと思うのは私だけであろうか…
kankeinonai追記 
今日から検査入院するため、暫く更新を休みます。日曜日は病院を抜け出し「ほしだ園地」散策を予定していましたが台風4号の接近で、とっても無理のようです。コンピュータもないし「読書三昧」と参りますか!


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