dogfight高松の長すぎるひとり言
2001年1月

最新刊全国高校サッカー選手権別々の正月2001年男女平等渋染一揆大阪府の財政危機悪役「公共事業」省庁再編ワードとエクセル破壊元年SFコンピュータ宗教判断少子化と老人食品技術の進歩時代錯誤平等についてあれから6年「イジメ」の条件雪と長靴もっと身勝手な話ミクロガード終わり良ければ新しい象形文字娘が増えた若き日の残照天は二物を与えずコンピュータの更新ご愛読に感謝

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2001年元旦

新しい年が良い年でありますように

010101(月)元旦最新刊
「本屋を覗く」ことは私の日課となっています。年末のこと…
女性作家で私の最も好きな、澤田ふじ子さんの「最新刊」と銘打った文庫本があり、中身も確かめず購入しました。これが真っ赤な偽りでした…
題名は「公事宿事件書留帳・闇の掟」です。
本来、廣済堂文庫に収録されていたシリーズなのですが、何かの事情で幻冬社文庫に移ったようです。つまり、幻冬社文庫から出版される「最新刊」と言う訳です。
このように確かめずに買うため「ダブった本」は年間かなりの数になります。
ただ、今回の「騙し」には感謝しています。結構楽しく読ませてもらったし、ついでで「公事宿事件書留帳(二)木戸の椿」を読み返し始めました。我が家には「公事宿事件書留帳(三)拷問蔵」もあり、久しぶりにシリーズの読み返しをしたいと思っています。
4月に「公事宿事件書留帳(四)奈落の底」8月には「公事宿事件書留帳(五)背中の髑髏」も出るそうで、これは文庫として正真正銘の「最新刊」になります。今から私は楽しみにしています。
余談です。本が売れなくなったそうです!
そのため、悪循環が始まり「本の値段が高騰」しています。特に、単行本など軒並み2000円近い値段で、日々本を購入する私はとても買えません。その代わり、単行本から文庫化される時期が早まりました。長くても半年待てば良く、モノによって(あまり売れない本)は、1ヶ月遅れなどと言ったふざけたものまであります。
公事宿事件書留帳シリーズは京都を舞台に、江戸時代の民亊事件の陰に隠れる「捕り物帳」と言う趣向です。今で言うなら「弁護士」の立場で事件の解決を図るもので、時代背景を踏まえた楽しい読み物です。
作家の「澤田ふじ子」氏は1946年愛知県生まれ、私より1年先輩の同郷です。経歴を読む限り大学まで愛知県なのですが、作品の舞台は京都が多いのです。勤務地あるいは生活の場が京都なのでしょうか?
同時代同地域で育った故か、昔話に共有できるものが多く、それが好きな理由になっているかもしれません。
更なるご活躍を祈っています。
010101(月)元旦全国高校サッカー選手権
大晦日のテレビ。
全国高校サッカー選手権を放送しています。大阪代表は「朝鮮高級学校(高校)」です。日本人が一人もいない「大阪代表」に戸惑っている自分がいます。
今は3世・4世の時代で、母国に生活基盤を持たないだろう彼らは、韓国系と異なり母国語で教育を受け、頑なに「朝鮮系日本人」になることを拒んでいます。
朝鮮高校が大阪代表になったときも書いたのですが、孤高に生きるならそれも良いのですが、決して融けこもうとせず、そのくせ大会出場に拘る心理が私には分かりません。
韓国人作家で日本で活躍している呉善花(お・そんふぁ)氏が、サンフランシスコ暴動で眼の敵にされた「韓国人街」を取材して、決して「韓国系アメリカ人」になろうとしない彼らを不思議がっていました。彼女ですら理解しがたいことを私が分かるはずもありませんが、民族の誇りを保持することと、国籍は別のように思います。まして、彼らは「国籍変更」を強要されている訳ではありません。
逆のシュチエーションを考えたとき、彼らはどのように感じるだろうか…
010102(火)別々の正月
高知に住む長男は、今年は帰郷せずでした。
家族が揃わない始めての正月です。いつも寡黙で、大晦日の夜遅くに「今年は帰らない」と連絡があっただけで何の説明もありません。
単にモノグサだろうか?
仲間と正月を過ごすのだろうか?
任地高知で「好きな女性」でも出来たのだろうか?それなら親として「こんな嬉しいこと」はない。子連れの女性でもかまわないから「一緒に帰って来い」等と、家内と話していました。
でも、持病のアトピーが酷くなって「寝込んでいる」なら心配です。
故郷の両親が健在だった頃、やはりこんな思いをしたのだろうか…
普段は「皆出て行け」などと言いながら、今はなき父母の気持ちを偲んでいます。
別々の正月
それぞれの正月
子離れ、親離れが次の家族を作って行くのでしょうね…
010103(水)2001年
私がまだ二十歳(はたち)の頃、難解な映画を見ました。
それは「2001年宇宙の旅」と言う洋画で、「青きドナウ」を交響曲にアレンジしてテーマ曲とした、当時大変反響を読んだ映画です。
月にモノリス(石柱)が発見され、地球人類の起源を探るため、広大な宇宙に出発します。人類を作りたもうた「宇宙の意思」でコンピュータが反乱を起こし、生残った乗組員がただ一人さまよったあげく幼児化して地球に帰る。
うろ覚えの記憶で間違いだらけと思いますが、こんなストーリーであることを後に小説を読んで理解した(映像では全く理解できなかった)ことを思いだします。
テーマとした「2001年」になりました。
映画では恒星間探査に向かう有人宇宙船でしたが、残念ながらそこまで科学は発達しませんでした。
アポロ計画で、月に「人類の足跡」は残した(1969年)ものの、その後は無人宇宙船で「太陽系の探査」が行われているに過ぎません。
まず私が生きているうちに「地球外生命との交流」などと言う事態はないでしょう。
広い宇宙に「地球型の惑星は無尽蔵にある」と言う説と、「これだけ環境(条件)が揃った星はめったにあるのもではない」と言う意見があります。私にはどちらが正しいのか分かりませんが、地球外生命との接触は「後の世代に」譲りたい気持ちです。
21世紀はどんな100年になるのでしょう?
私には「薔薇色」に見えません。無軌道な成長・身勝手な行動…
未知との遭遇以前に「地球が自滅する」のではと危惧しています。
010104(木)男女平等
折込広告を見ていると、女性を優遇するチラシが目に付きます。
例えばレストランのオープン記念に「女性に限り10%Off」等と出ています。世を挙げて、男女差別に煩い昨今ですが、「女性優遇」と「男性差別」にいかなる違いがあるのでしょうか?
シュチエーションを変えましょう。
「男性に限り10%Off」と折込広告を入れたらいかなる反響が出るでしょう!
「男性専用スペース」を設けたら、非難轟々の嵐なるでしょう。
どうも、我が国における「男女平等」とは『女性優遇』を勝ち取る手段であって、決して男と女が「同じ土俵」に上がることを意味していないと感じます。
白人社会は「父系家族」ですが、我が国は古来より「母系社会」で、カカア天下が当たり前です。
レディーファーストなどと言って、いかにもご婦人を大切にしている体を装いますが、あれは普段の罪滅ぼしに過ぎません。男女平等の国アメリカには「生理休暇」はないし、女性だからといってハードワークを免除される訳ではありません。
かって、男は「優しかった」のに、最近では「腑抜け」になってきたようです。
私の世代では「奥深い懐」で女性を大切にしてきたのに、近頃はまるで「奴隷の如く」ご機嫌取りに汲々としています。
貢君にアッシー君!そんなんでエエんか?せめて本当の「男女平等」にしようや…
010105(金)渋染一揆
教科書検定に外務省が関与した事実が明るみに出て問題になっています。
外国に配慮するため、「自虐史観を排除した歴史教科書」の不合格を画策したものです。外務省といえば、自国の利益を守るための組織の筈ですが、戦後は違うようです。
検定に合格したら「教科書」として利用されるのか?
これが全く次元の違う関門になるそうです。地域(複数の自治体でブロックを形成)ごとに、教育委員会で教科用図書選定審議会を作り、「地域で採用する教科書を決める」そうですが、実際には、権限外の教職員組合の推薦を採用する形で決まっているそうです。だから、「教科書を作る会」などが自虐史観を排した歴史教科書を作っても採用される可能性はまずないといって良いでしょう。
この事態すら「甘い」という意見があります。ご紹介します
東京大学教授藤岡信勝氏のレポート
−教科書「ウラ検定が」が「オモテ採択」資料に化ける怪(正論2月号より)−
1996年に大同協(大阪市・大阪府同和教育研究協議会)から発行されたA4サイズ16ページのパンフレットに「教科書のあるべき姿」が提示され、それに基づいて「格付」が行われているそうです。そこでは、取上げるべき歴史的事件を「具体的」に提示しており、取上げる密度で採点され、得点と「教科書採用度合い」が比例しているというものです。(大同協資料は、大阪に留まらず全国的な基準?になっている)
売上げを伸ばすには「大同協にどれだけおもねるか」が決め手となっていることが数値に出ています。

大同協の示す「絶対条件」に『渋染一揆』があります。
これを大々的に取上げない教科書は全く採用されません。
で、皆さん『渋染一揆』をご存知ですか?
私は結構歴史に詳しい方だと思うのですが、残念ながら存じません。広辞苑で調べても載っていません。これを知るには「近頃の教科書」を見るしかなさそうです。どうやら「同和」絡みの一揆だろうと想像はするのですが、分かりません。
明治維新後、弱肉強食の世界で「日本の進路を決めた」選択肢や事件が幾多もあったでしょう。そうした先達者の治績を教えるより、『渋染一揆』は大切のようです。
私は、同和問題など無視して良いと言っている訳ではありません。同和問題さえ取上げれば「日本の国がよくなる」がごとき教育で良いのか?と問いかけているに過ぎません。
大阪には「同和問題モデル地区」が多く存在します。
同地区内の小学校を見学すれば「ビックリする」こと請け合いです。教室には冷暖房が完備され、全生徒が一緒に食できる大食堂が体育館とは別に整備されています。室内プールは当たり前で、廊下は広く「100m競争」が出来るほどです。
昨日のテーマ「男女平等」同様、逆差別することが問題解決の方法と思っているようです。自ら「見える形での逆差別」を主張するため、いつまでたっても融和が進みません。
我が国では、なにごとも「踏絵」を設けるため、物事が左右に大きくぶれてしまうようです。中心部の大きな塊が無視され、端っこの「小さいけれど目立つ存在」が代表として扱われるため、いつも「本質を見逃す」のではないかと思っています。
010106(土)大阪府の財政危機
いきなり余談です。
内閣制度が変わり、今日から「1府12省庁制」になりました。「それでどうした」と言うかもしれませんが、いまは「行動を起こすべき」時だろうと思います。効率の良い政府に変身して欲しいものです。
当社は万年財政危機です。
これは同時に「我が家の財政危機」でもあるのですが、開き直れば「それで済む」問題でもあります。友人の弁護士に言わせれば、破産処理が済んだ人の顔は「晴れ晴れ」としており、思い悩んだことがうそのようだそうです。
ところが自治体の財政危機はそういきません。
大阪府は予算編制の真っ最中ですが、報道された途中経過によれば、税収はピークの7割に落ち込んでおり「債務の支払い金利と人件費の合計にも満たない」そうです。勿論、政府から交付金があり予算額と税収がイコールではありませんが、デッドサービス比率(予算に占める固定費の割合)は限りなく100%(なにも出来ないと同じ)に近いだろうと想像できます。そんなわけで、新規事業の展開など望めない状況です。
しかし、「闇給与」の発覚はあい次いでも、リストラや給与カットの動きはありません。山一証券が倒産するまで雇用条件を変更しなかった様にそっくりです。早晩、再建団体に指定され、自治権を奪われるまで自らを変えることはないのでしょう。
注1
老人福祉施設の建設費用は「補助金(国+政令指定都市枠+市独自枠)+事業団融資+自己資金(理事長予定者の個人的寄付)」で賄われます。しかし、数年前から大阪府は財政難を理由に補助金を出しておらず、審査も簡単だそうですが「金も出ない」ため、施設整備が遅れています。
注2
債務超過に至れば、再建団体に指定(民間で言う「倒産」に相当)され、中央から派遣された行政官(管財人)に指揮権が委譲される。再建期間は自治権を奪われ、行動の制限(交通費すら承認制に移行)、リストラ、給与カットなど強権が行使される。
意地悪な私は、動脈硬化を起こした「お役人様組織」の末路を見てみたい気持ちです。
010107(日)悪役「公共事業」
公共事業が悪役として、世間の糾弾を浴びています。
たしかに「無駄な工事」が多く、もっと工夫すれば安く出来るのにと思ってしまいます。世間の追い風を受けて、政治家も「公共投資の見直し」を宣言し、長野県の田中知事に至ってはこれを公約に当選しています。
ひがみ根性100%の私は「ほんまやろか?」と思ってしまいます。
私は、本当に「規制緩和が出来るだろうか?」と懸念を表明してきました。規制緩和は「小さな政府」と「自己防衛」がセットになってできることです。何かあれば「国の責任」を叫ぶマスコミに付和雷同する国民性では「とても規制緩和は出来ない」と思うからです。

実は、「公共投資の削減・公共事業の見直し」にも同様なことが言えると思うのです。
地方によっては「最大の産業が公共事業」であることが多く、長野県もそうです。つまり、公共事業の否定は「最大産業の否定」につながる訳で、代替方法の提示無しに言えることではありません。そこで田中長野県知事は、公共事業の削減に変わるものとして「増林(造林ではない)」を掲げていらっしゃいます。

これって「本気やろか?」と思います。
私は現在大きなマンションの建設に携っています。クライアントは日本でも有数の林業家で、積極的に植林をし山の手入れを行っていらっしゃいますが、それでも「安い輸入木材」に押され、経営の多角化に活路を求めていらっしゃいます。木材の輸入を制限し、強権を持って「国内木材の使用」を義務付る等の処置がなければ、増林の明るい未来を考えるのは難しいのではないでしょうか。
行政側や政治家だけの問題ではありません。
建設業界が「でも・しか労働人口」を吸収してきており、他のOECD加盟国から見れば5割の過剰労働人口を抱えていることを、私は度々述べてきました。長期不況から立ち直るため、構造改革をし「健全化を目指す」べきなのに、昨年1年で更に「建設労働人口が増えた」と報道されています。これらの非熟練建設労働者を養うため、無理やり「公共事業」が創設されている実態をどのように捉えようとしているのでしょうか?
「公共事業を見直し、増林を進める」といった安直なことではなく、本当に「人を必要としている」産業へ、労働人口を移動させることこそ急務だと考えます。スムーズに移行するシステムの構築(政治の責任)と意識改革(国民の責任)こそ、大切なのではないでしょうか。
010111追記
高知に住む長男からこんなメッセージが届きました。田中長野県知事のHPがあるそうです。
http://www.pref.nagano.jp/soumu/kouhou/kouhousi/tiji1.htm
メールアドレスもついており、息子の言うように「一度便りを出して」みようと思います。
010108(月)省庁再編
1月6日に省庁再編が行われました。
1府22省庁から「1府12省庁」へ、「小さな政府」を目指し、整合性ある組織を目指して再編されました。
評価は今後のことですが、時代の進化で不自然さが目立った縦割り行政もこれで緩和されるだろうと感じさせるものがあります。
では、新旧の比較をご覧下さい。
省庁名を覚えるのに暫く掛かりそうですが、まず「自分と関係ある」ところからスタートです。
再編後 再編前
内閣府 総理府・経企庁・金融庁・沖縄開発庁
国土交通省 運輸省・建設省・国土庁・北海道開発庁
農林水産省 農林水産省
経済産業省 通商産業省・環境庁の一部
環境省 環境庁・厚生省の一部・通産省の一部
厚生労働省 厚生省・労働省
文部科学省 文部省・科学技術庁
財務省 大蔵省
外務省 外務省
法務省 法務省
総務省 郵政省・自治省・総務庁
防衛庁 防衛庁
国家公安委員会 国家公安委員会


私は、仕事柄まず「国土交通省」です。
運輸省・建設省・国土庁・北海道開発庁の4組織が合同し、最大のガリバー省になりました。ちなみに悪名高き公共事業の8割の発注権を握るそうです。
建物関係は「建設省管轄」ですが駅舎は「運輸省」で、建築確認申請対象外と言う変則でした。ビルに付物のエレベータは「動く」ことから運輸省の認可でしたし、高層ビルに設けるヘリポートの許認可も運輸省と言ったように、同じ『建物』であるにも関わらず、建設運輸両省に許認可が必要と言う事情がありました。今後は一本化され(るだろう)整合性ある行政が行われるでしょう。

次は、厚生労働省です。
ケアハウスの許認可は厚生省でしたが、今後は労働省と合体した厚生労働省になります。私には取合えず影響はなさそうですが、喜んでいらっしゃる方も多いでしょう。例えば「夜間保育所」は、労働省管轄で「労働に起因する事情」でしか夜間保育を受け入れなかったのですが、今後はそれ例外の理由でもOKとか…
皆様に取っては如何でしょうか?
生活に密接に関係するだけに「良い再編」であって欲しいものです。
010109(火)ワードとエクセル
本格的な始動です。
正月休みに続いて3連休で気合の入っていなかった人も、これで「シャキ」っとするでしょう。
工事現場も本格的に動きます。
ケアハウスは「補助金事業」であるため、民間物件でありながら「官庁物件」並に会計監査も業務報告もあります。書式も行政から指定されており、それを巡って面白いことが起きました。

建設をスムーズに進行させるため、現場で「定例会議」を開きます。
定例会議は、法人(クライアント)・設計事務所・ゼネコンで行い、主な議題はゼネコンから提示され、議論検討の上結論が出されていきます。このやり取りを「記録に残す」のですが、ケアハウスは官庁物件並に扱われるため、行政の書式に従って内容報告する義務があるのです。
  議題作成及び打合せ記録=ゼネコンが作成
      ↓
  行政への報告書=設計事務所が作成
何事も「いかに楽をするか!」を目指す私は、議題や打合せ議事録を「行政の書式」で作って欲しいとお願いしました。そうすれば報告書の作成が簡単です。ところが…
プレゼンテーションを作ることに慣れている私は、書類のほとんどを「ワード」で作っています。ワードであれば、書類に「図面や写真を挿入」することも簡単です。だから、行政への報告書式もワードで作っていました。
ところが、集計作業の多い現場では普段から「エクセル」を使っており、「ワードの使い方を知らない」と言うのです。
データのやり取りですが…
「ワード→エクセル」は簡単なのですが、「エクセル→ワード」はエクセルの枠線が残ってしまいほとんど使い物になりません。
一太郎にロータス123を駆逐した、マイクロソフト社の2大ソフトも、こんな「末端の出来事」まで想定していなかったようです。
010110(水)破壊元年
祝日の制度が変わり、成人の日と体育の日が月日固定から「曜日固定」になりました。これも、外国の受け売りで無理やり「3連休」を作る手法です。
今年は1月8日が成人の日。各地から「怒れる知事達」の声が聞こえてきます。
・ 会場ロビーで宴会をしている新成人に何度注意をしても止めないため「祝辞をせずに」帰った知事
・ 静かにしない新成人に対し「煩い」と怒鳴った知事
・ 傍若無人な新成人に「おめでとうとは言わない」と宣言した知事

教室破壊から「社会破壊」に進んできたようです。
私自身も息子を通じて体験しましたが「目上を敬う必要はない」と教え、上長の秩序を否定したことから「教室破壊」が起き、ここまできたのです。権利を教え、義務を放棄した教育の成果は絶大で、今や教師すらコントロールできない事態となりました。そのくせ「自己主張」は決してスマートではない若者達。何せ「言葉のボキャブラリーの貧困さ」は耳を覆いたいばかりです。
年末に東京で「一家惨殺事件」が起きました。どう考えても「殺すことが目的」で、幼児まで絞殺され、8歳の女の子もメッタ突きで惨殺されたそうです。
新年早々、仙台では「筋弛緩剤を使った犯罪」が発覚し報道されています。まだ捜査段階で詳しいことは分かりませんが、被疑者は20代の元準看護士で、犠牲者は10人以上に上る可能性が出てきています。
社会秩序だけではなく、人の命を軽視する風潮が蔓延してきました。
新しい年が「破壊元年」とならねば良いのですが…
010111(木)SFコンピュータ
正月のある日。親戚が年賀に集まって、その席で…
甥が「なんでコンピュータにキーボードがいるねん」と言い出しました。続けて「音声の方が簡単やん」と言います。私が「5年、10年後のなら可能性があるやろけど今すぐは無理やろな」と答えると、「そうかな…来年くらいに、(キーボードが)いらんくなると違う」と得意げです。どうやら20代半ばのこの甥はコンピュータに余り詳しくないようです。
音声認識技術の進歩度合いがイマイチ分からないのですが、全ての言語方言を「聞き分ける」までには相当の年月が必要でしょう。それでも、数式入力は言葉よりキーボードのほうが簡単で速いだろうし、映像入力を「言葉で行う」など想像もつきません。
私はキーボードに何の苦痛もないのですが、甥は「キーボードアレルギー」かもしれません。
年賀状の形式も変わってきて…
メールカードによる年賀状が3通届きました。
例によって、開かない場合は「ソフトをダウンロードしてください」と言うメッセージ付です。3通中2通を見るため、別々にダウンロードしました。つまり私のコンピュータには3種類のソフトが完備された訳です。
際限もなくハードディスクの容量が増え、30ギガのHDが2万円弱で購入できるようになりました。ここには「Y2K」の苦しみはありません。だからと言って、なにかを開く度に「ダウンロード」では、データより「ソフト」でスペースを取られてしまいます。
キーボードを無くさなくても結構だから、サーバーで処理したメールカード(データ)を受信できるように早くなって欲しいものです。
010112(金)宗教判断
ごく最近のことです。
インドネシア味の素の社長が「コーランの教えに違反していないか?」と、取調べを受けた(結局、無罪放免となった)という報道がありました。
イスラムの国ならでは事件で、多神教で普段から宗教心の希薄な日本人には理解しずらい報道でした。たまたま読んでいる本に「理解の参考になる」ことが書いてありましたので、ご紹介します。
悪魔の棺桶(高貫布士著)より
イスラム圏の一部の国では、憲法や近代的な法制度を備える変わりに、全ての判断をコーランに委ねる。
当たり前のことだが、神の啓示であるコーランが書かれた1500年前と、現代とでは社会構造が全く異なっている。
そこで現代社会で、実際起きている出来事やトラブルを、コーランの記述に照らしてどのように判断するかが重要な意味を持つ。
例えばスンニー派でも、原理主義的な傾向の強いワッハーブ派では、電話やテレビ、更には映画を受け入れるかで過去に大論争が起きた。
サウジアラビアに多いワッハーブ派では、王国内にテレビ局や電話局の設置許可を巡り、賛否両論で収拾がつかなくなった。
結局、最後には国王の依頼を受けたウラマーが「コーランに照らして、違反ではない」と特別な裁定を下した程だ。
しかもこの裁定が下った後も、王族内の反対派が抵抗を続け、第3代国王ファイサルは、王族の一人に暗殺された。
(dogfight注:ウラマー=イスラムの最高指導者)
ちょっと長くなりましたが引用しました。
どうも日本人の宗教感覚で理解することは大変難しいと思います。
今でも、イスラム教圏(インドネシアも含む)では、食品がコーランの規則を犯していないか「宗教判断」を仰ぐ必要があり、違反ではないと判断されたものには認可のステッカーが貼られています。今般の事件は、「味の素の原料」がコーランの教義に反しているのではと疑いをかけられたことに発しているようです。
最後に余談ですが、インドネシアは世界で生産する味の素の10%を消費する「世界最大の消費国」だそうです。
010113(土)少子化と老人
21世紀は「少子化の影響」が顕著に表れ、日本の人口も大幅に減少すると予測されています。この予想が外れるとは思えず、むしろ感覚としては「予想より早い」のではと感じます。
少子化と言う報道から「満遍なく出産が減っている」という感じがします。
しかし、私の周りでは結構「子供を産んでいる」分けで、「なんでやろ?」と思っていたら「生まない人が増えた」と言うことだそうです。
つまり、子供を産む人は今まで通り「2〜3人産んでいる」のですが、全く子供作らない夫婦が増えており、それが「少子化の原因」と言うわけです。貞操感の壊失でSEXが氾濫する割りに「子供を産まない」というのは不思議ですね。
(はや「生産能力」をなくした私にとやかく言う権利はないか…)
現在のお年寄は、我が国始まって以来の「高福祉」に恵まれていますが、それを支えたのは「団塊の世代」と言われる私の年代層です。そのくせ、私達が受給年齢に達した時は、少子化で負担者が減り「恩恵を受けられる保証がない」状態です。
子供を産み、育て、老いれば子が親の世話をする…そうして世代交代が進み人類の営みが繰返されてきました。今、「子供を作らない」若い世代の出現により、このサイクルが破壊されようとしています。
いつまでたっても「子供が気になり」子離れのできない親をやっていますが、それだけに「子供がいなかったら」私はタフであったかどうか自信がありません。「守るべきものを持ってこそ強くなれる」と信じています。
自分の意思で「子供を作らない」若者に質問します。あなたは「未来を守る」気持ちを持てないのでしょうか?
最終的には「3人で1人のお年寄を見る」時代が来るそうです。本当でしょうか?
これは、今まで通り「長生き」する前提で考えられています。しかし、既に私の周りで同年代が欠けだしてきています。今のお年寄のように、団塊の世代は強く作られていないかもしれません。少子化以上に「少老人化」が進み、ある日気が付いたら「日本民族は絶滅の危機に瀕していた」なんてことにならなければ良いのですが…
010114(日)食品技術の進歩
おせち料理も「既製品」の時代になってきました。
今年初めて注文してみたのですが、とりあえず「元旦を祝う」分には重宝なものだと感心しました。
おせち料理は直ぐに飽きるし、作るのも面倒…で、結局「インスタント食品」のオンパレードです。20世紀の出来事NO1に輝いたのは「インスタントラーメン」でした。今では、個性化・差別化が進み様々な味が楽しめます。
食品加工技術は門外漢でさっぱり分かりませんが、なにも「バイオ」等と構える必要はなく、恩恵を受けている限りでも目を見張るものがあります。特に、「ちらし寿司」「焼き飯」「高野豆腐」など、店で食べるより美味いのではと思わせるものが多くあり、「お袋の味もこれには太刀打ちできない」と感じさせます。
随分以前になりますが有名なフランス料理のシェフが「既製品の味」が脅威と言っていたことが今更ながらに分かります。ただ…
簡単に美味しいものが頂けるのは良いのですが、これらの加工食品の普及と共に「アトピー・花粉症」と言った『昔はなかった病気』が表れてきたことは心配の種です。もとより、両者に因果関係があるのかどうかさえ私には分かりませんが、時期的に附合することは事実です。
広辞苑より
アトピーせい‐ひふえん【―性皮膚炎】

(atopic dermatitis) 先天的に過敏な人に生ずる慢性皮膚炎。乳児型・幼児型・成人型がある。乳児型は主として頭部・顔面の湿潤した湿疹で、年齢を加えると肘窩・膝窩・前頭・側頸などの
乾燥した限局性苔癬状の病変を呈する。しばしば喘息・鼻炎・花粉症などを伴い、一種のアレルギーと考えられるが発症機序は不明。

かふん‐しょう【花粉症】クワ‥シヤウ
或る種の花粉を吸入するためにおきるアレルギー性炎症。鼻炎・くしゃみ・喘息・結膜炎などを伴う。原因として春のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、秋のブタクサ・ヨモギなどの花粉
が知られている。枯草熱。アレルギー性鼻炎。
先日、団塊の世代は「今のお年寄ほど丈夫ではない」と感想を述べましたが、さらに若い人たちは「脆い」ように感じます。
「加工食品亡国説」なんてことにならないようにお願い致します。
010115(月)時代錯誤
総理自ら「IT革命」の提唱者として、世界行脚をなさっていますが…
ソニーの井出会長が、光ケーブルは世界一普及しているのに「法律が利用を妨げている」と発言されるように、足もとの制度が「お寒い限り」というのが我が国の現状のようです。
同時に、電話回線利用における「音声料金とデータ料金を分けるべきではないかと」という同会長の意見に、私もおおいに賛成です。
IT革命の音頭の一方で、このように「制度の遅れ」が目立つのは、指導者の中に「口と裏腹に時代錯誤の人」が多いからではないかと思います。
明治時代の鉄道敷設は、今の「情報ハイウェイ」整備に匹敵すると事業です。
当時も「時代錯誤」な連中が幅を利かせており、「鉄道敷設反対」を叫んだため没落した地方都市がたくさんあります。例えば、私が知る関西の都市でも…
奈良県「今井町」
当HP「近畿探訪・奈良県/今井町」より抜粋
今に残る街並みからも「並外れた裕福な街」がうかがわれ、江戸時代は商家を中心に発達したようだ。その余剰資金を活用して『大和の金は今井に七分』と言われたほどの「金融の街」になっている。明治になり鉄道建設が打診された。しかし、今井町商家の反対で鉄道は八木に通ることとなった。そのため、急速に今井は寂れていく…
兵庫県「竜野」
当HP「近畿探訪・兵庫県/醤油と童謡の故郷竜野」より抜粋
古くから醤油の産地として知られ、ここには東丸醤油があり「醤油博物館」もあります。この町には、白壁瓦屋根の民家が多く残り、古くから裕福であったろうことがよく分かります。今はすっかり寂れてはいますが「明治大正時代の商店街が現存し」メルヘンの世界に入ることが出来ます。(早く保存の手が伸びることを望んでいます)
この町も山陽本線が通る予定でしたが、商家の反対で「海辺りにルート変更」され、寂れていきました。
兵庫県「高砂市」
瀬戸内きっての「漁師町」でしたが、網元が挙って山陽本線敷設に反対したため、やや内陸の加古川に変更されました。その後、寂れる一方で中心地は加古川に移った。
時代は巡り、今また「分岐点」にさしかっています。分からないことは「後進に譲る」勇気を、指導者に持って欲しいものです。
010116(火)平等について
友人に言わせれば、我が家は「変な家庭」だそうです。
先日も夕食時に、インターネットは「ビジネスチャンスの創設に繋がるのか!」と議論になりましたす。次男の「購入先が変わるだけではないか」と言う意見に対し、私や末っ子は「チャンスが増える」と言う意見です。
インターネットの武器は「誰でも、いつでも情報を発信できる」即時性だと思います。
ある部品メーカーが在庫一掃を計るため、インターネットで情報を流したら「いっきに捌けた」という事例を耳にしました。インターネットの持つ即時性のお陰で、従来の手法である「PRのため予算を組み、広告代理店を決め…」と言った手間隙を掛ける必要がなくなりました。また、「新製品の反応を見る」のも同様に有効です。
あいにく私は「道楽のHP」でしか役立てていませんが、今後様々な産業分野で「インターネットの持つポテンシャル」はアイディアを活かす大きな武器となるでしょう。しかしインターネットは、平等に「チャンス」を与えたけれど「強者だけが生残る」競争社会を作り上げるように思います。皆様の感想は如何でしょうか?
視点をかえて…
戦後教育は一貫して「結果の平等」を目指してきました。その結果、教育現場から「競う」と言う文字が消えました。100m競争は「100m徒走」と名を変え、手をつないで「一緒にゴール」と言う愚行が大真面目で行われ、成績をつけることは「差別に繋がる」として、拒否する教師が続出しました。
教師が、生徒を永久に守れるならそれも良いでしょうが、中学生ともなれば「受験戦争」で親友と言えども「敵」になる現実があります。私自身、高校受験を控えた時期、親友が敵に思えて非常にナーバスになったことを鮮明に憶えています。
競争から目をそらせばそらすほど、現実に晒された時のショックが大きくなります。
いくら教師が「見せかけ」の保護をしたところで、インターネットが競争社会を作ってしまいます。
もういい加減「結果の平等」等ありえないことを教えるべきで時ではないでしょうか。
010117(水)あれから6年
早朝、突き上げられる揺れで眠りを破られ、「恐怖」が始まりました。
鉄筋コンクリートの我が家(マンション)は軋み、家具が倒れ、食器が割れ、トイレの封水がまるでコップの水をぶちまけたように飛散りました。
未曾有の災害をもたらした「阪神淡路大震災」から丁度6年、今日はその記念日です。
6400人の犠牲者と10万戸を超える建物被害を出し、「復興に10年は掛かる」と言われましたが、町並みからその爪痕を探すことは難しくなりました。
災害を機に「都市計画を」という掛け声が上がったのですが、我が国の国民は「秩序ある復興」が苦手の様子です。震災記念番組を見ていても「このように生まれ変わりました」という、都市計画の成功例の紹介は絶無です。
私自身が関与した、某市場の復興計画も「総論賛成各論反対」で、纏らぬままバラックが建ちだし、無計画・無秩序・無防備のまま「元の木阿弥」となりました。「通路を広げ防災設備を施し…」と言った総論には賛成してくれるのですが、そのため「あなたの専有面積がこれだけ減ります」という説得には頑として応じてくれないのです。誰も「通路スペースの拠出」をしてくれないため、秩序ある再建計画は空中分解しました。
市井の建築屋の要求されることは、ローコスト・ノーメンテ・安全とバリヤフリーに使いやすさです。芸術性など「ついで」の話です。
逆説めきますが、「ローコスト・ノーメンテに使いやすさ」を追求していくと、凹凸のない単純な形に収斂して行きます。結果として構造に無理がなく「安全な建物」になっていきます。このような建物を、私は「割り切れるプラン」呼んでいます。平面計画の所要室のラインがシンプルなラインを構成して、非常に分かりやすく綺麗な形をしています。
反面、凹凸が多く「芸術的評価が高い」建物は耐震性に欠けるきらいがあります。現に、神戸三宮のビル倒壊地域では「芸術的評価が高い」建物ほど倒壊しました。
このことは「構造設計」の面からも裏付けられます。
地震のパワーは「建物自重×地震係数」と言う仮定で考えます。普通の耐震設計は「地震係数0.1〜0.2」で行います。ところが、過去の地震の事例から「突起部分」の地震係数は[1]とする必要があるのです。手の上にタバコとマッチを重ねて置き、手のひらを揺らしてみれば分かります「マッチが激しく揺れる」筈です。このように突起部分に揺れが集中し壊れやすいことが分かっています。
余談ですが、我が国で「地震係数1」で設計する官庁があります。それは自衛隊です。
攻撃を受けても耐えられる建物が必要だからです。市井の建物では、そこまで冒険して芸術性を求める必要はなさそうに思いますが、如何でしょうか…
010118(木)「イジメ」の条件
戦後教育の特徴を簡潔に表現すれば、「行き過ぎた平等概念のため個性を摘んだ」と言えます。
子供に限らず「人には能力差」があり個性もあるのです。
優秀な人材ばかりを集めた金融機関が破綻処理を受け入れている様を見れば、均一体質は不測の事態に脆いことが分かります。強い軍隊(組織)とは、一兵卒から将軍に至るまでバランスが取れており、様々な事態に対し臨機応変に対応できるものです。それを「平等」と言う鋳型に入れたため、不都合が起きてきました。
極端に平等を目指せば均一化に走ってしいます。
突出を嫌い「みんなで渡れば恐くない」とばかりに、横一線を守るため「連帯責任」を唱える教師もいるように聞きました。これって恐いですね!
連想ゲーム的に考えてみます。
連帯責任の名の基に「横一線」を要求されれば、秩序を乱すものが嫌われます。秩序を乱す要因として、思考パターンの異なる個性的な子供や、本来労わるべき存在の「身体能力の落ちる子供」があり、これはそのまま「イジメ」に繋がっていきそうです。
近所に住む若夫婦の子供は幼稚園年少組です。
大変頭の良い子で個性的でもあるのですが…
「恐がり」で階段を歩いて降りることや、揺れる電車の中で立つことができません。どうやら運動は苦手の様子です。大変な「猫舌」で、人肌の温度でも熱がって食べません。また「食べ物で遊ぶ傾向」があり、食事時間がとても長いのです。これらは義務教育における「集団生活を乱す要因」ばかりです。

私は「子育てが終わって」随分時間がたちました。
私自身が「イジメ問題」と対峙した記憶があり、若夫婦の子供を見ていて「小学校入学までに治る」ことを祈っています。
010119(金)雪と長靴
昨日の夕方から鳥取に出張してきました。
鳥取に住むTさんから「長靴を用意するよう」連絡を頂き、急遽購入して持参しました。日頃の心掛けの良さで「寒波は止んだ」とは言え、鳥取の積雪は約30cmです。長靴無しでは、一歩も駅から出られません。
スーツを着込んだ紳士も素敵なファッションの女性も「足元は長靴」で、雪国のおしゃれには制約があるようです。
ホテルにチェックインしてから、居酒屋まで「飲みに」出ました。
アテは「鰯のつくり(さしみ)と一夜干の魚」です。鰯、鯖、秋刀魚と言った「青魚」は鮮度が良くなければ「つくり」で食べられません。大変脂の乗った「鰯のつくり」を堪能し、鯵、鯛、カレーの一夜干に舌鼓を打ちました。
Tさんのお話によれば、鳥取は魚だけではなく「果物と野菜の美味い」ところだそうです。
20世紀梨も、こちらに赴任して食べてみて「こんなに美味しいのか!」と感激したそうです。また西瓜(大栄町産)も格別のものだそうです。
野菜は、厚肉の白菜と白ネギが絶品で、セコガニ(メスの松葉カニ)を出汁にして鍋をすれば「最高」だそうです。
鳥取で進行中のビジネスホテルの「事前協議」を午前中に終わらせ、昼食を共にしながらTさんから「こんな話」を伺いました。

Tさんは大阪から鳥取に赴任して2年。いきなり、地域の共同体に組込まれたそうです。
京都・大阪に見る「排他的」な雰囲気は少なく、奥さんもこちらに来てから「ご近所と連れ持って出歩く」ことが増えたそうです。道行く人は挨拶を交わし、「子供の情操教育には大変良い」そうです。
ちなみにTさんの生まれ育った奈良では、近隣が年1回集まり「お互い干渉しないようにしましょう」という申し合わせをして、地域活動なぞ絶無だったとか。
30年以上この地(大阪狭山)に住みながら、いまだに「氏子になれない」私と、「どうしてこうも違うのか?」と言う話題になりました。
Tさんの感想は「雪国だからではないか」と言うことです。この地方では、「雪かき」は重要な作業で、ご近所総出で行わなければ「できない」ことだそうです。私は感心するばかりでした。
Dogfight注:イタリアレストランで700円のAランチを食べました。
たっぷりの野菜スープ+サーモンのマリネ、チキンフライに野菜とフルーツのサラダ+ビーフシチュー+美味しいトーストです。
大阪では「1500円は取るだろう」と思いました。デジカメ修理中につき「写真でご紹介」ができないのが残念です。
ちょっと余談を
金沢に住むNさんからメールを頂きました。Nさんは屋根から「雪降ろし」をしたそうです。90cmも積もっていた雪の「上45cm」を降ろすのが、怪我をしないコツだそうです。何処にも生活の知恵があるものですね!
鳥取の予定を終わらせ、昨夜食べた「美味しい一夜干」を買求めて帰路につきました。
今後も鳥取出張は続きます。いつまでも快適な「スーパーはくと」を利用できません。大阪行きの「特急バス」なら半額の3600円で済みます。大阪まで3時間45分はやや疲れますが「贅沢は敵」です。
JR鳥取駅前のバスターミナルを出発し、国道29号線を走ります。スキー場のある「氷ノ山(ひょうのやま)」から中国山脈の分水嶺「戸倉峠」を越えて、中国縦貫道「山崎IC」に向かいます。
長靴の不便な生活を体験したばかりなのに、やはり私は「旅人」です。
車窓から広がる「雪景色」に見とれて、眠ることも本を読むこともできませんでした。銀世界とは「かくもメルヘンチック」なのです。
折角の風景なのに、通路反対側に座る女性のiモードを入力する「電子音」が耳障りです。あれがなければ「最高なのにな…」
返す返すも「デジカメがない」ことが残念な出張でした。
010120(土)もっと身勝手な話
ちょっとメルヘン『001020身勝手な話』で、オリンピックへのプロ野球選手派遣に全く非協力的であった「巨人」が、日本シリーズの始球式にゴールドメダリストを呼び「添え物」にしたのは身勝手ではないかと批判しました。
ところが、最近『もっと身勝手な話』を報道で見ました。それは…
巨人の渡辺オーナーが、「高校生の逆指名を認めるならば、次回のオリンピックに巨人選手を派遣しても良い」というものです。
Dogfight注:ドラフト制度で社会人と大学生のみ「逆指名」が認められている。
渡辺氏は大変な「切れ者」と伺っていましたが、この見識のなさには呆れる思いです。
国家の威信をかけたオリンピック(国家予算が大きく注込まれている)と、一球団の利益を『取引しよう』という提案なのです。渡辺氏の「奢りの根底」には、巨人さえ強くなれば「プロ野球は栄える」という勘違いがあります。
有料チャンネル(テレビ)の普及で、巨人以外の中継が見られるようになってきました。そのお陰で、様々な球団のファンが増えてきましたし、更に「他のスポーツ中継も選択できる」ため、巨人戦中継の視聴率が低下傾向にあります。渡辺氏は、巨人さえ強くなればこの低下が防げると思っているようです。
FA制度で各球団の「4番打者」を集め、社会人や大学の有望新人を「逆指名」の名のもとに独占しました。渡辺氏は、巨人だけが強くなって「しらけた」野球ファンが多いことをご存知ないようです。いっそ、巨人1〜巨人6までの球団を作って「独自リーグ」にすれば良いのに!
010121(日)ミクロガード
2週間の予定で入院していた末っ子が、改善が早く10日で退院してきました。
環境の変化は劇的な効果があったようです。朝晩入浴後にたっぷり薬を塗り、脂肪の少ない食事(大変不味かったようで)と、寝具の選択(洗濯ではない)です。
今まで不精で「朝晩のシャワーを面倒くさがり」、男の癖に肌を見せるのをいやがり「手の届かないところは薬を塗らず」に過ごしていたのですが、これからは生活態度が変わるでしょう。脂肪の少ない食事は当面家内に面倒を頼むしかないのですが、早く変わりの人(恋人)を見つけて欲しいものです。
問題は「寝具の選択」です。
アトピーの最大原因となる「ハウスダストとダニ」を寝具からシャットアウトしないと、寝ている間に肌を掻き毟り症状を酷くしてしまいます。
寝具から「ハウスダストとダニ」をシャットアウトする、特殊な素材で作られたシーツ『ミクロガード』があります。
(特殊な医療素材を提供する「テイジン」から発売されています)
医師の指示で、1式(掛布用・敷布用・毛布用・枕用)購入したのですが「39000円」と、布団を購入するより高いのです。
貧乏な我が家では、「医師の指示で購入し予防に供するするのだから、保健の対象ではないか」と調べてみました。答えは…
国民健康保健では、自治体により「保健対象」としているそうです。
しかし、息子は社会保健なのでT保健事務所に問合せをしてみました。IBMのコマーシャルそのままに「問合せの内容説明」をさせては『担当に切換えます』と、何と15分も盥回しされ、結局「後程連絡します」ということになりました。
結論は「NO」でした。ミクロガードは保健対象品と認定されていないそうです。これだけ世間でアトピーが騒がれ、こんなに効果があるにも関わらず、社会保健の世界では認知されていないそうです。
私は、睡眠時無呼吸症候群の治療のため、機械をつけて寝ます。
この装置も「テイジン」から発売されています。ただ、ありがたいことに「保健の対象」になっており、毎月4千円弱のリース料金(メンテ費用込み)で貸与を受けています。アトピーよりマイナーな病気なのに、先に保健認定を受けたようです。この差はなにから出るのでしょうか?
010122(土)終わり良ければ
なにかとファジー(いい加減)な私は、最も望ましい「最終形」を設定し、それを達成するための手段を模索しますが、途中経過には全く拘りません。
ところが、仕事上で突き当たる出来事は逆で「最終形は不明確なのに、途中経過に拘る」ことが多いのです。そのため意識のギャップを招き不要な軋轢を生むこともあります。
私の思考パターンは日本人として「少数派」かもしれません。
日本には独自の「滅びの美学」があり、功成り名をとげた人物より「非業に倒れた」人物に人気があります。これは結果より「途中経過を評価」すればこその出来事ではないでしょうか?
だからでしょうか、偉人伝でも「その人の最後」を紹介したものが大変少ないと思います。
例えば、最近脚光を浴びています「高田屋嘉平」ですが、一介の水夫から身を起こし「北前航路を開発」し、江戸末期に豪商となりました。ロシアとの国交樹立に功績があり立志伝中の人物ですが、彼は明治の御世に「うらびれた長屋で独居老人として誰に見取られることなく寂しくこの世を去った」と言う末路は余り知られていません。
結果を重視する「終わり良ければ全て良し」という価値観からすれば、高田屋嘉平は敗者に分類されるかもしれません。さて?皆様はどのように評価されるでしょうか…
010123(火)新しい象形文字
鳥取からの帰り…
雪景色の山間を走る高速バス、静寂な車内にiモード入力の電子音が響く。
iモードにも「TPOが必要ではないか」と感想を述べたばかりですが、事態はもっと深刻ではないかと言う気がしてきました。
iモードは日本発の文化で「世界に広げよう」と意気軒昂ですが、生活マナーに煩い西欧で普及するのでしょうか?
iモードが出始めた頃、「これで文字の文化が復活する」と歓迎を表した学者先生がいらっしゃいました。そのときは「そんなものか」と感じていたのですが、先日ある娘からメールの内容を見せてもらい、驚いてしまいました。
とても「これで文字の文化が復活する」と言う代物ではありません。そこには「美しい日本語」などカケラもなく、新しい『象形文字』とも言うべきアイコンの羅列です。例えば
????こんなアイコンが並び、「?」なら「愛している」という意味合いだそうです。
それよりなりより「会話」が成立しません。
車を運転しながらiモードを入力するやからもいるほどで、TPO以前の状態です。食事中も「入力」の電子音。これなら一緒に食事などする必要はなく、ましてその後「いっぱい飲もうか」等と言う気になりません。この娘の場合、この1年でiモード通信回数2万回というカウントでした。私の携帯電話は週2回の充電で済むのに、娘は常に予備バッテリーを持っています。
毎日55回のやり取りを想像すれば、もはや文化など言うものではなく、一種の「強迫観念」に押し潰されているとしか思えません。
これを「既成文化の破壊」と取るか「新しい文化の想像」と考えるか!?
もしこれが「新しい文化」の息吹なら、声(言葉)のない「つまらん世界やな」と思ってしまいます。
010125(木)娘が増えた
M電工の数ある分社の1つに「VT社」があります。
VT社は、業務用浴槽の「湯の循環・濾過・滅菌・予熱を自動管理」する機能をコンパクトにシステム化した機械を販売する「ベンチャービジネス」です。M電工の傘を離れても自立できるよう、文字通り「生き残り」を掛けてガンばっています。
Nさんは、総勢6名のVT社の営業ウーマン。
快活聡明で、ちょっと日焼けしたチャーミングな女性です。ケアハウスの大浴場にこのシステムを採用したことから、Nさんと知合いました。「一度飲みに行こう」と約束していたのですが、職業柄「風呂屋の釜」で、言う(湯)ばっかりです。
それでも、先日『意を決した』かのように、「今夜どうですか」と言うことになりました。
彼女によれば、建築関係者相手に営業していると「手を握られる」など序の口で、「抱きつかれる」果ては「足を絡ませてくる」輩がおり、セクハラ100%の世界だそうです。

生まれつき「スケベ顔」の私も、さしずめその手の「輩」と彼女は思っていたらしく?彼女なりの覚悟をして「約束の場」に来ただろうことは想像に難くありません。
ところが、私は顔に似合わず「シャイ」なのです。
とても若い女性相手に「1:1」で会話が続くほど話題は豊富でなく、なによりも照れくさくてダメなのです。こだからこの日も所員の登場です。彼女は「4人で食事」と知ってホッとしたのではないでしょうか。
食事は、HP「私のグルメ」で紹介して沖縄料理です。
久しぶりに元気な陽子ちゃん(元社員で梯悟屋おかみ)の顔を見て安心しました。美味しい泡盛(海の邦)を飲みすぎて二日酔いで大変でした。
Nさんと言う以外なにも知らなかったのですが、いろいろお話の間に知ることができました。
彼女はこの春「結婚」するそうです、おめでとう。
私のHPに登場する「娘達」の話題から、今後「私を圭子と呼んで下さい」と言うことになりました。これからは、Nさん改め「圭子」に変わります、私に娘が一人増えたのです。
追伸
圭子には「作りかけのHP」があります。
彼女は世界を旅行しているようで、その旅行記です。早い完成を願うと同時に楽しみにしています。叱咤激励と感想を寄せてやってください。
http://www1.ocn.ne.jp/~keitan/
010126(金)若き日の残照
成行きとは言え、唐突にサラリーマンを辞めたのが29歳でした。
先の見通しもなく始めた事務所が今に至っています。
退社を決めた時点で、設計が終わりゼネコンも決まっているけれど申請が下りてい等の理由で未着工の物件が2軒ありました。どちらも私が営業して受注した物件であるため、ボスが「監理業務」を嫌いました。
設計料は事務所に納め、監理業務だけ抱えての旅立ちです。
監理料は竣工しなければもらえません。ただでさえ「見通しのない」中でのことで、現場に通う交通費にも事欠く有様でした。そんな1軒がM邸です。
振りかえってみれば、私の20代後半は結構「脂の乗った時期だった」のではと思います。
当時の年収に匹敵する費用を事務所から負担していただき「ヨーロッパ1ヶ月の研修旅行」を済ませ、日立製作所60周年記念行事で日本初の「コンピュータによる3時間ドッグ」施設を立ち上げ、大阪のKN市「老人福祉センター」の設計では『大阪府建築賞』を受賞した頃でした。
25年前の図面を引っ張り出して、「M邸リニューアル工事」の図面を書いています。
自分の能力の限界を感じながら「それを認めるのが嫌で」それなりにジレンマを感じていた頃だったと思います。今でこそ自信を持って「市井の建築屋」を名乗っていますが、25年前の図面から「作家への道を諦めきれない」雰囲気が伝わってきます。幸い、雨漏りやひび割れに悩まされることなく経過しましたが、今の私から見れば「デザイン優先の無理な納まり」が目立ちます。
図面を書きながら「若き穂日の残照」に気恥ずかしさを感じています。
010128(日)天は二物を与えず
「天は二物を与えず」と言う諺があります。あなたは信じますか?
周りを見れば、容姿端麗で頭脳明晰な女性や、ハンサムでスタイルも良く(髪の毛もふさふさあって)おまけに会社の社長なんて地位の『許せない奴』も結構います。このように見れば「神様は案外不公平かもしれない」と思ってしまいます。
人の能力が様々なように、身近な出来事に限れば「二物どころか…」なんて人が多いように思います。でも「天才」のレベルに移してみれば「天は二物を与えず」は、結構正解ではないかと思います。
作家の司馬良太郎氏は、「算数が全くダメ(数学のレベルに達していないらしい)」で、蒙古学科に進学したそうです。
手塚治虫氏は「鉄腕アトム」始め、あれだけ多くの作品を残しながら「膨大な負債を残して」世を去っていらっしゃいます。漫画は天才でしたが「経営能力は?」だったようです。
歴史には「軍事の天才」が多く登場します。ただ、何故か彼らは「悲劇」で終わっています。
中国初の統一帝国を築いたのは「秦の始皇帝」ですが、彼が一代で伸上ったわけではなく代々の王が「統一を目的」に営々と戦略を極めてきました。
秦王朝成立直前に「不敗の将軍」がいます。彼の名は「白起」将軍。無敵であったそうですが、彼は「戦いの目的」を最後まで理解できなかったようです。申すまでもなく、「領土拡大と人的資源(奴隷)の確保」がつい最近までの戦争目的でした。白起将軍は「戦いが好き」であったようで、占領地を統治せず捕虜は皆殺しにしたため、不毛の地が増えるだけで、「秦の繁栄」に貢献しなかったのです。だから、史上最強の殺人者としか歴史に名を留めませんでした。

漢を起こした高祖「劉邦」は、戦が大変下手だったそうです。
それでも項羽との最後の戦いに勝ち、漢の国を起こせたのは軍事の天才「管仲」がいたからです。彼は「政治も分かる」将軍だったようですが、皇帝「劉邦」の前で韜晦することができず「管仲の能力を恐れ」られ、帝国樹立後真っ先に粛清されています。

我が国で軍事の天才といえば、何と言っても「源義経」でしょう。
兄、頼朝の政権樹立に大きな貢献があったにも関わらず、追討を受け滅んでいます。公家社会から脱却し「武家社会の樹立」を目指す、頼朝の意図を最後まで理解できなかった「政治音痴」と言えるでしょう。
裏方で活躍した天才もいます。
豊臣秀吉の軍師として活躍した黒田官兵衛は、生をまっとうし明治の世まで「福岡黒田藩」を存続させています。では、「二物を与えられた」のか?分かりません。彼は「裏方の人」で、歴史の表舞台では脚光を浴びていないのです。
「孫氏の兵法」で知られる「孫氏」は時代の違う二人の孫氏からなっています。
今も現役で活躍する兵法書で、世界中の軍組織で研究が続けられています。孫氏は「作戦の神様」であることは間違いないのですが、軍を指揮しても「天才」であったかどうか分かりません。
明治維新の立役者で、幾多の戦を勝利に導いたのは大村益次郎です。
彼は、蘭方医で「書物」で軍事を独学し、官軍の作戦を一手に引受けた人物です。ただ、孫氏同様軍を指揮しても「天才」であったかどうか分かりません。
どうもピッタリ「役に嵌まった」時、人は最高の能力を発揮するだろうと思います。
それだけで終われば「良い形」で歴史の残るのでしょうが、つい引き際を間違えて晩年を汚すのでしょう。
最も私など「二物」どころか、恥ずかしい「一物」しかありませんので…
(なんのこっちゃ!?)
010130(火)コンピュータの更新
昨年の決算(10月)で当社史上「最悪の赤字」を計上しました。
資本金の3倍を越える累積赤字で、会計事務所の先生をして「こんなんで会社が持つもんやな」と言わしめる状態でした。銀行が手助けしてくれる大企業と違い、吹けば飛ぶ超マイクロ企業では「赤字=資金不足額」で、何処かで調達しなければ一日足りとも会社は持ちません。借入には代表者が連帯保証する必要があり、「累積赤字は私個人の負債と同じ」なのです。
この膨大な負債の返済メドを建てるのが去年の目標で、その実行が今年の勤めです。
昨年末に手違いがあり、年内に「0」への復帰は無理ですが、取合えず1月に25%を返済し、今後余ほどのアクシデントがなければ「85%返済可能」な線までこぎ着けました。
メドが立てば、コンピュータの更新が急務です。
前回の更新から丸4年が経過しており、その間「中身が変わる」ほど改造をしているのですが、それも限界に来ています。
「性能が向上して値段が下がる」のがハイテクの世界です。
バブルの始まる直前にOA化に着手、当時「4年間で4千万円のOA化投資」をし、日本を代表するような企業が見学に当社を訪れる「花の時代」もありました。
バブルがはじけ「冬の時代」が8年続きました。機器の更新もなく「博物館に入る」ような代物
CPU Athlon1GHZ(新型)
ハードディスク ATA100 7200回転30GB
CD-RW SCSI内臓(12倍速)1台
CD-ROM 50倍速2台
メモリ 256MB
フロッピー 2モード
ケース 300W電源
マウス ローラー付光学マウス
ビデオカード GeForce2MX 32MB
LANカード LGY-PCI-TXC 
プリントサーバー LPV−TX−1
HUB LSW10/100-8H 100bess
MO SCSI内臓
(640M,回転数4558rpm)
で凌いだため、泣く子も黙る「ウインドーズ」にはしっかり乗り遅れました。
周辺機器やネットワークを含めて更新したのが4年前。当時で400万円の予算でした。それでも最初のOA化から見れば1/10で済み、「こんなに安く出切るようになったのか」と感慨しきりであったことを憶えています。
今度の更新はコンピュータ3台とそのネットワーク系だけで、出力系は含みませんせん。
主な仕様は左表です。

こんなところで費用は約40万円です。
OA化に着手して16年。1/100の値段で、100倍の性能の機械が揃うようになりました。早速注文しており、入るのが楽しみです。
併せてCADソフトも最新パージョンに更新の予定です。こちらは「今とまるで違う」ので、慣れるまで時間がかなり必要だと思います。
追記
古い機種から部品を集め「インターネット専用のコンピュータ」を作る計画をしています。
ウイルスの進入からシステムを守る自信がないので、不便でも「仕事上のネットワーク」をインターネットと切離して運用しようと思っています。
010131(水)ご愛読に感謝
Nさんのサイトにお邪魔したら、Googleと言うサーチエンジンが紹介されていました。
               http://www.google.com/intl/ja/
大変優秀なエンジンとのことで早速「私のHP」で試してみました。その結果…
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dogfight 26位/42500 9位/361
エッセイ&コラム 5位/31900 5位/31800
私のグルメ 2位/42 2位/42
近畿探訪 1位/5 1位/5
こんな順位でした。
(本当に優秀だね!エッヘヘ…)
特に「dogfight」と「エッセイ&コラム」が成績優秀なのには驚きました。
どなたがヒットしてくださっているのか存じませんが、お礼申し上げます。
こんな結果を知れば、仕事が忙しくても日々更新に努力したくなります。
ご存知ですか?こんな諺を…「豚もおだてりゃ木に登る」ハイ!私のことです。


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